やふー!しげちゃんです。
ご挨拶が遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて新年の第一回目のエントリは、ただいま北海道埋蔵文化財センターにて絶賛開催中の、八雲町野田生1遺跡出土遺物展示のご案内です。
八雲町内には分かっているだけで99カ所の遺跡があります。
そのなかでも、高速道路建設に伴う発掘調査で、北海道埋蔵文化財センター(道埋文)が調査した遺跡がいくつもあります。
そのひとつ、野田生1遺跡からは、赤く塗られた注口土器がたくさん出土しました。
出土するときは破片になっていて、全部のパーツが揃うことは珍しいのですが、1点は全部のパーツを揃えて復元することができました。
それが下の赤彩注口土器。
道埋文の展示より
この赤彩注口土器、漆の上から水銀朱が塗られていてとても鮮やかな土器です。
北海道指定有形文化財となっています。
発掘した道埋文では「あかぶたちゃん」の愛称で親しまれており、実はとっくの昔に【ゆるキャラ化】されてます。
由来は、作業員の方々があかぶたちゃんと呼んでいたからだそーで。
札幌周辺にお出かけの際は、道埋文での展示をぜひご覧ください。
場所は、江別市西野幌685番地1。最寄は大麻駅。道立図書館の近くです。
…愛知県で学生してたころ、3泊ぐらいして道埋文と道図書に通い詰めて資料集めたのも懐かしい思い出だなぁ。
展示は来年の3月1日までです。
よろしくどうぞー!
(最近服が小さくなった 投稿者:しげちゃん)