やふー!しげちゃんです。
さあ始まりました『徳川美術館展~尾張徳川家の至宝』!
昨日開かれた開会式や展示室の様子をお伝えします。
開会式は、近代美術館のロビーにて開催されました。
開会式の様子
八雲町からは、岩村町長、能登谷議長、瀧澤教育長たちが参加し、八雲町観光大使の伊吹吾郎氏にもご臨席賜りました。
そしてテープカットの後、内覧会へ。
展示会場では、特別展示として、『尾張徳川家と北海道八雲町の深いかかわり展』も開催しております。
まず、尾張徳川家第17代当主の慶勝公が主導し始まった旧家臣団による遊楽部川下流域の集団開拓移住について、慶勝公が亡くなる3ヶ月ほど前に八雲に送ったと思われる書付を展示しています。
書付を見る町長
本文を読むとなかなか手厳しいことが書いてありますが、慶勝公が開拓について期待していたことがわかります。
次に、第19代当主の義親公がスイスから八雲に持ち込んで、農民たちに制作を勧めた木彫り熊を展示しています。
展示をご覧になる徳川館長と伊吹氏
大正13年の農村美術工芸品評会に出品された北海道第1号の木彫り熊や、その参考となったスイスの木彫り熊をはじめとし、昭和初期に八雲で作られた作品群と、スイスの作品を展示しています。
特に、展示番号8の熊のスケッチと展示番号9の熊の学校は、八雲町木彫り熊資料館からの出展ではないため、この展示会終了後に木彫り熊資料館で見ようと思っても見られません。
この機会にぜひご覧ください。
なお、八雲町からこの展示会へのバスツアーを実施することとなりました。
日程は、7月31日(木)、8月2日(土)、3日(日)です。
国宝の源氏物語絵巻が展示されていない時期ですので、ご注意ください。
詳細は広報やくも7月号をご覧ください。
よろしくどうぞー!
(投稿者:しげちゃん)