先日、白老のポロトコタンに行ってきました。おみやげ店の前では、クスノキを材とした木彫り熊制作の実演が行われていました。
木彫り熊制作の実演
みやげ店の人の話では、今は熊よりフクロウが売れているそうで、店内には所狭しとフクロウの木彫りが置かれていました。その中になぜか「どんころ熊」がありました。「どんころ熊」は、足寄町の特産品として数多く作られていたものですが、今では制作されていないそうです。
どんころ熊
ポロトコタンに入ると、大きな木彫り熊が2体出迎えてくれました。
国の重要文化財に指定されているアイヌ古式舞踊を見た後、アイヌ民族博物館が開館29年目で初めて常設展の一部展示替えを行ったと言うことで、アオザメの牙や熊の木彫りの頭部が装飾されたサパンペ(儀礼用の冠)を見学しました。博物館を出ると、檻に2頭の熊が飼育されていました。かつて徳川農場庭園内に熊の生態観察のために飼育されていた熊の事を思い出しました。
熊の檻
投稿者:しんちゃん