噂は聞いていたのですが。梅村庭園の池にいるカメを一度も見たことがありませんでしたが、今日ついに見ることが出来ました。昼休みにそっと行って、睡蓮の葉の上を観察すると甲羅干しをしているカメを発見しました。一説によると、カメは人間の様に音を聞き分けることは出来ないが、振動を関知する能力が優れているそうです。人間の足音というか振動に敏感に反応して、すぐに水に潜るので、普段は中々見ることが出来ない様です。
過去に庭園で捕獲されたカメを2匹見ましたが、一匹は劣悪な環境で飼育されていたらしく、ビタミンAの不足か細菌が原因で瞼が開かない状態でした。人間が触っても嫌がる様子がない大人しいカメでしたが、水槽の中で保護して数日後には死んでしまいました。もう一匹は、とても元気なカメで、興奮しているのか人間にイジメられたのか、触られるのを極端に嫌がり、口を大きく開けて威嚇してきました。ミドリガメも持ち方を間違うと簡単に指などを噛みます。まともに噛まれても少し血が出るぐらいですが、怖いのは毒性の強いサルモネラ菌を保有しているカメです。通常のミドリガメは、毒性の強いサルモネラ菌を保有していないそうですが、飼育環境の悪いところにいたりすると保有する可能性があるので、カメを触ったら必ず手を洗うようにしましよう。元気なカメは、どこかにもらわれていったそうです。
ペットとして飽きたとか、邪魔になったとかで、決してカメを池に放さないようにしましよう。
甲羅干し中のカメ
投稿者:しんちゃん