やふー!しげちゃんです。
熊石地域の根崎神社で14~15日に行われていた例大祭、15日の宮入に飛び入り参加してきました。
八雲町内で一番古い祭りはなんでしょうか?
答えは、熊石地域にある根崎神社の勧請(かんじょう)です。いつかというと、1606年(慶長11年)で、関ヶ原の戦い終わって江戸幕府が成立してすぐぐらいですね。
勧請とは、分霊を他の神社に移して鎮祭することで、神様を祭る儀式のことです。勧請自体が祭りなので、神社の成立年代=最初の祭りが行われたという解釈ができます。例大祭はその後に行われていく祭りです。
なので、八雲地域では1776年に作られた落部八幡宮となります。旧八雲村内なら八雲神社になります。
(出典「熊石町史」「社寺明細帳 明治44年改訂」「改訂八雲町史」「三訂八雲町史(仮)」)
とまー、歴史ある熊石の根崎神社の例大祭。
雨が降ってきたということで、いろいろスケジュールをまいてやってたそうです。
私が現地に着いたときは、根崎神社の前で猿田彦が神社に帰ろうとしている場面でした。
右側が猿田彦。目の前に日本酒が奉納されてます。
これは、猿田彦が帰ろうとするのを、人々がお酒を振る舞って引き留めるという儀式だそーです。
お酒では引き留めきれなくなって猿田彦が社殿の方へ消えると、今度は御神輿が鳥居をくぐって坂を駆け上がります。私も御神輿の担ぎ手に飛び込みで参加させていただきました。
勢いつけて坂を駆け上がるんですが、なかなか上がれず、何回も途中で引き返します。今年は5回目で社殿まで上がれました。
鳥居から社殿への階段
その後、山車がやってきて、お酒と音楽を奉納していきます。拍手ー。
そして今年の例大祭は終わり、なようです。
例年ですと、社殿の前でいろいろあったりするそうですが、今年は雨の影響でできず…。
来年晴れることを期待しつつ、また見に来たいと思います。
そうそう、今年は泊川北山神社例大祭で、泊川奴(とまりかわやっこ)が登場し、道中降り奴などが奉納されたそうで、こちらもぜひ見に行きたいと思いました。来年はやるのでしょーか…。
と、これ書いているときに、いきなり自動ドアが開きました。
誰も来てないのに、です。そして吹き出す涼しい風(それまで風があまり部屋に入ってなかった)。
隣のしんちゃん曰く、「お盆だから。」だそーで。
あー、お盆に帰らなかったからこっち来たんかなーご先祖様。この時期混んでるし飛行機のチケット高いしでパスしたんですが…。9月には参りますんで。
よろしくどうぞー。
(投稿者:しげちゃん)