エゾシカ発見

 5月27日に、道道八雲北檜山線沿いの上八雲地区の鉛川寄り(昔トベトマリと言っていたところ)で、雌のエゾシカ3頭を目撃しました。昨年は、11月4日に富咲地区でエゾシカの群れを目撃しました。
 道内では、エゾシカが急増していると言う情報を聞きますが、道南では今まで目撃情報は少なかったように思います。
 資料によると、道南地域は道東部に比べ地形が急峻で、大規模な草地が少ないことなどから、個体数が増える要因が少なかったそうですが、太平洋側は比較的積雪が少ないので増える傾向にあったそうです。
 エゾシカの農林業被害は、牧草、ビート、小麦、ジャガイモ、豆類などの農作物と天然林の樹皮や若齢人工林の枝葉や樹皮だそうです。
 明治初期には、乱獲と豪雪によって個体数が激減した時期もあったそうですが、天敵であったエゾオオカミも絶滅しましたので、増える一方みたいです。何とか人間と共生できる道があればいいのですが。

富咲地区のエゾシカ

 富咲地区のエゾシカ(2011.11.4)

上八雲地区のエゾシカ

 上八雲地区のエゾシカ(2012.5.27)

投稿者:しんちゃん


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