郷土資料館に新展示室オープン

やふー!しげちゃんです。
八雲木彫り熊展示室が、今週の25日水曜日にオープンします!
 
ポスター
 
こちらの展示室には、大正12年、徳川義親侯が欧州へ旧婚旅行へ行った際にスイスにて購入して持ち帰ってきた木彫り熊に、それを参考にして伊藤政雄氏が作った北海道第1号の木彫り熊、農民美術研究会の作品から戦後も木彫り熊を作り続けた柴崎重行氏、茂木多喜治氏、そして最近まで制作をしていた加藤貞夫氏、上村信光氏、引間二郎氏らの作品まで、年代をおってズラリと展示しています。その数は木彫り熊だけで100点を超えています。柴崎氏、茂木氏、加藤氏、上村氏、引間氏の作品は、一人ずつまとめて展示していますので、作風を味わいつつ比べつつ、八雲の伝統である木彫り熊をご鑑賞ください。
また木彫り熊以外にも、義親侯が木彫り熊とともに持ち帰ってきた器や盆やペーパーナイフに、世界各地・日本各地から収集した民芸品や、それらを参考として作られた作品、そして長野の日本農民美術研究所の民芸品も展示しており、総点数は200点ほどになります。
 
 
義親侯は、最初から木彫り熊の制作に力を入れていた訳ではなく、冬の農閑期にできる副業としての美術工芸品を奨励していました。そのため、大正12年に農場に持ち帰った作品は、木彫り熊だけでなく果物の彫刻の施された器や盆、熊の意匠のペン軸などがあります。その後も、作品の参考にと、スイスを中心とした世界各地、さらには日本全国各地の民芸品を収集していました。その中には、長野県の日本農民美術研究所の民芸品もあり、今回の展示ではこれらの収集品も展示しています。そして、八雲で木彫りが始まり、農民美術研究会が解散するまでの間には、木彫り熊だけでなくペーパーナイフや煙草入れ、インク入れなど様々な作品が作られています。その木彫り作品のバリエーションもご覧ください。
 
なお、展示物の著作権は、八雲産業株式会社にあり、撮影には事前に八雲産業株式会社の許可を受ける必要があります。ですので、展示室内は写真やビデオなどの撮影を禁止とさせていただいております。ご協力よろしくお願いします。
 
 そうそう、郷土資料館の6月までの開館日程は↓のようになってます。
 
開館予定表
 
休館日は、4月29、30日。
5月3、4、5、7、14、21、28日です。
開館時間は9時から16時30分で、入館料は無料です。
 
ちなみに、この展示室には既にテレビカメラが入っております!
観光情報ブログでも取り上げていただきましたが、TBS系列の「イカさまタコさま」という番組で取材された映像が使われるそうです。著作権の関係でなかなかお目にかかることのできないアレやソレも映るかと思いますので、北海道以外の方はぜひ見てみてください。…残念ながら北海道HBCは別番組に差し替えの週なんですよねー…再放送はわかり次第ブログに載せたいと思います。と、いいますか、私はあまりテレビを見ない人なので、再放送を見つけたらブログコメントあたりに連絡をば…
と、ブログ書いたら、TBSさんから放映は5月2日水曜日の19時から決まったとの連絡がありました。
深夜に放映かと思ったら翌週にずれたようです。
さくっと訂正させていただきます。
 そして、この八雲木彫り熊展示室については、いろんな方々に取り上げていただいています。
 

八雲町観光情報ブログ – 木彫り熊はそもそも・・・TBS「イカさまタコさま」で紹介されます。
http://www.town.yakumo.lg.jp/modules/sightseeing_blog/details.php?bid=301

ようこそ、みなみ北海道へ – 八雲だョ!木彫り熊集合 かなこさん
http://www.minami-hokkaido.jp/blog/12/1812

ありがとうございます。
特にかなこさんにはかなり気合いの入った記事を書いていただきまして…
感謝です!
それでは明日の25日の開館をお楽しみに!
 
よろしくどうぞー。 
(投稿者:しげちゃん)


カテゴリー: お知らせ パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です