2月25日(土)に、北海道開拓記念館で開催する「北の土偶」展に出展する、八雲町の土偶3点を貸し出ししました。
今回の展覧会は、国宝の中空土偶・合掌土偶・縄文ビーナスの3点が一堂に揃うと言うことで話題になっていますが、八雲町の土偶も国宝や重要文化財と一緒に展示されることになっています。
開拓記念館職員と美術品輸送の専門業者によって、丁寧に梱包がなされた土偶3点が輸送されました。美術品輸送は一般の荷物と異なる美術品や文化財など唯一のものを取り扱うため、移動や輸送による破損を極力防ぐことを目的とした、特殊な技術が必要とされているそうです。
「北の土偶」展(2012.3.6~5.13)では、国宝の実物資料3点が展示されている期間が、3月6日(火)~3月18日(日)の期間で、それ以降は複製品の展示となるそうです。ちなみに、八雲町の土偶は、栄浜1遺跡より出土した縄文時代中期の土偶2点と栄浜3遺跡より出土した縄文時代晩期の土偶1点です。
土偶の梱包の様子
投稿者:しんちゃん