日本刀のこと

 先日、日本刀文化振興協会の方々による、刀剣類の調査がありました。日本刀とは、日本刀本来の鍛錬方式によって制作されたもので、太刀(たち)、刀、脇差、短刀、槍、薙刀(なぎなた)などを刀剣類と言います。協会に属する刀匠(とうしょう)や研師(とぎし)などによって、一振りごとの刀の種別、各部位の形状、銘の有無などが記録されました。調査を終えた後に「さすがに尾張徳川、良い刀がありますね」との感想でした。

刀剣類の調査風景
調査風景2

刀剣類の調査風景

 刀剣類所持のミニ基礎知識Q&A
Q 家の中などから「登録証」のない刀剣類がでてきたら?
A 発見された所管の警察署の生活安全課に必ず届け出ましょう。発見された刀剣類を発見された状態で印鑑と一緒に持参し、「発見届出書」の書類を作成します。「発見届出済証明書」が交付されたら、登録審査を受ける日まで刀剣類と一緒に保管します。刀剣類の所持を希望しない場合は、その旨を伝えて「任意提出」の手続きをして、刀剣類を処分してもらいます。発見届けを行うと、発見された都道府県で行っている登録審査を受けて、「登録証」を交付してもらう義務が生じます。審査日・審査場所に関しては各都道府県教育委員会に問い合わせて下さい。
※登録証の無い刀剣類は、所持することも、譲り受けることも出来ません。

Q 登録証のある刀剣類を譲り受けたり、購入した場合は?
A 譲り受けたり、購入した人が、登録証に記載されている都道府県教育委員会に、取得後20日以内に「所有者変更届出書」を提出しなければなりません(郵送で可)。
Q 古式銃砲に関しては?
A 概ね慶応3年以前に製造された日本製銃砲か、慶応3年以前に日本に伝来された外国製の銃砲を古式銃砲と言い、正規な手続きをすると所持する事が出来ます。
※もっと詳しいことを知りたい方や手続きの「様式」は北海道教育庁生涯学習部文化・スポーツ課に問い合わせて下さい。

投稿者:しんちゃん

 


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