梅村庭園のツツジ便り

 桜の季節が終わりを告げる頃、ツツジが咲き始めます。庭園には、淀川ツツジやムラサキヤシオなどの綺麗な花が咲いています。

ヨドガワツツジの木 ヨドガワツツジの花

淀川ツツジ(ツツジ科)別名 牡丹ツツジ

淀川ツツジの花

 朝鮮半島が原産地で、朝鮮山ツツジの雄しべが弁化(雄しべなどが花弁状になること)して、八重咲きになったもので、「ツツジの女王」と呼ばれています。

ムラサキヤシオの木 ムラサキヤシオの花

ムラサキヤシオ(ツツジ科)別名 ミヤマツツジ

ムラサキヤシオの花

  漢字では紫八潮、紫八塩、紫八染などと書くそうです。何度も染色を繰り返したような、鮮やかな赤紫が美しいと言われています。

 春もみじ(カエデ科)

春もみじ 春もみじの葉

春もみじ

春もみじの葉

 新緑の時期なのに、ツツジと一緒に紅葉が見られました。通称「春もみじ」と呼ばれているもので、カエデ科の樹木で、光合成が本格化する前に葉緑素が充分でないため、緑色がまだ薄く、木が元々持っている色素(赤・黄)が見られる現象だそうです。この木の葉は、赤から段々とピンク色に変化していく様です。(管理人さんの話より)

投稿者:しんちゃん 

 


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