感謝をささげ豊漁願う!

今年で30周年の節目を迎えた、「山海鳥獣魚族供養法要」が12日、熊石根崎町にある法蔵寺で開かれた。山海鳥獣魚族供養法要奉賛会(佐藤弘会長)の主催で、供養塔に関係者らが手を合わせ、一年間の豊漁や無事を祈った。
この供養塔建立(1721年)は、魚と猟が食と生活を与えてくれることへの感謝を込めて供養することと解説され、道内における最古のものとして貴重な遺産となっている。また、和人の定住が進んだ290年余前の西蝦夷地の経済が豊富な魚や猟などによって支えられていたことが、こと塔によりうかがうことが出来る。特に、魚だけでなく魚と猟、海の幸と山の幸一切の供養をしているところに深い意義があります。
長い歴史を持つ熊石には、供養塔を始め昔から伝わる貴重な仏像などがたくさん存在します。見学する価値は十分あると思いますので、暖かい時期になったら、歴史探訪ミステリーなんてどうですか。

・・・アワビRUN

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支援バッグ作りに励む!

支援バッグ1

熊石レディースネットワーク(平井稲子委員長)が7日、東京都渋谷区にあるSYD青年部の「幸せの種まき運動、恵まれない子どもたち支援活動」として、フィリピンのストリートチルドレンにプレゼントする「支援バック」作りを行った。平成19年の秋に、会員がストリートチルドレンのことを講演で聞き、自分達にも何か出来ないかを考え取り組んだのがきっかけで、今年で3年目となる。この日は、会員21名が熊石雲石研修センターに集まり、役割分担を決め、支援バッグ(布製巾着袋)作りに励んだ。今回の目標数は、200枚。完成後には、SYD青年部を通して、バッグの中に学用品やタオルなどの支援品が入れられ、ストリートチルドレンに配られる予定となっている。
参加した会員からは「一人でも多くの子どもたちが学校に行けるよう願っています」と話していた。  ・・・アワビRUN

支援バック2

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昔ながらの味「つぼっこ」に舌鼓!

つぼっこ

昔から、「つぼっこ汁」は、正月・小正月料理の一品で、熊石では「くじら汁」と並んで定番中の定番。主に渡島・檜山地方の日本海側の郷土料理のようです。年越しに、大きい鍋でたくさん作り、正月には何回も温め直して、家族みんなで食べられています。

具材などは、その地域によって多少異なりますが、今回(2月13日開催)関内地区のふれあいサロンで用意された「つぼっこ」は、こんにゃく、椎茸、人参、なると、豆、豆腐、さつまいも、白玉団子などを材料に、昆布や煮干しでダシをとり、醤油味で煮た、地元のお母さん方手作りの一品でした。絶妙な味加減で、参加した町内会員などは舌鼓を打ち、会場内のあちこちから「おかわり」の声も聞こえ、大好評。私も取材を理由に「おかわり」を繰り返し、心地よい満腹。

長い歴史をもつ熊石で、はぐくまれてきた昔ながらの味。「つぼっこ」を作る家庭は、年々少なくなって来ているが、これがないと正月が迎えられないような気がします・・・。 (アワビRUN)

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トラエビは美味しいな!

 熊石では、スケソウダラ漁が終るとエビ籠漁が始まります。資源量の関係で2隻より操業していませんが、ボタンエビ(トヤマエビ)やナンバンエビ(ホッコクアカエビ)、シマエビが主に獲れます。これらに混じってトラ(オニ)エビと呼ばれるエビも獲れます。漁獲量が少ないため、市場にほとんど出回らない貴重なエビです。
 見た目は名前のとおり、トラのようなシマ模様が入ったいかつい姿をしています。しかし、見かけによらず食べると甘みが濃厚で大変美味しい。ボタンエビに劣らず、いやそれ以上の味です。
 トゲが鋭く殻を剥ぐのが大変ですが、味がその苦労を忘れさせてくれます。刺身で良し、塩茹でもよし。食べた総合支所の職員によると、美味しくてほっぺたが落ちそうで「ほっかぶり」して食べたとか?
 そう聞くと食べたくなるのが心情ですよね。地元の人でもなかなか手に入らない逸品です。なぎの良い日に熊石漁港まで足を運んでみてはいかがでしょうか。もしかしたら手にはいるかも・・・?
 (投稿:マグマ大使)
トラエビ

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ピカピカの1年生「まっているよ!」

一日入学 

春に入学予定のかわいいちびっ子たちの『一日入学』が10日、雲石小学校で行われた。熊石保育園年長組の7名の子どもたちは、校長先生のお話を聞いたり、校舎内を見学。1年生の教室では、お兄さん、お姉さんといっしょに「ジェスチャーゲーム」などで仲良く交流を深めた。子どもたちは、はじめてのことばかりで、ドキドキしたことと思います。

また、保護者の方々は,入学までの準備等について、教職員からの説明を受けた。

真新しいランドセルや学習机などの準備を整え、4月6日の入学式には全員元気な顔を見せてほしいです。

(アワビRUN)

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鮎川海岸でサクラマス釣りが始まってます

 今日の熊石は曇の天気ですが、冬にしては風も弱く波も穏やかです。
鮎川海岸の平盤では、釣り人がサクラマスを狙って気温~3℃の中7名程が竿を振ってました。(写真)鮎川サクラマス
 熊石はサクラマスの好ポイントとして雑誌などで紹介され、年々釣り人が増えています。ポイントとしては鮎川平盤から大沢下水道浄化センターまでの区間が良いようです。
 正月あたりから釣れ出し、今年の漁模様はボツボツのようでうが、本格的な時期は3月から5月にかけて。

 今後は、時々ブログで漁模様を紹介していきたいと思っています。
(投稿:マグマ大使)

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漢字の読み書きが脳の訓練

漢検

学校では、国語の基礎学力だけでなく、学習意欲に対する評価材料としても着目される「漢検」。21年度第3回目(最終)となる「日本漢字能力検定」が7日、熊石高校を会場に開かれた。小学校1年生から一般成人までの35名が受験。小学校1年生終了レベル(対象漢字数80字)の10級から、高校卒業・大学・一般程度のレベル(対象漢字数1945字)となる2級までが検定された。

普段からパソコンに頼りきりの私。漢字問題を扱うテレビ番組などを見ても、自分がさっぱり書けなくなっていることに気づき、心の中ではショックを受けている。忘れるのは年のせいにしたり、読めるけれども書けないこの苦しさ。みなさんはどうですか・・・? (アワビRUN)

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蒸気霧、北海道方言で“けあらし”

 

   けあらし                          

熊石では“けあらし”と呼ばれるが、ネットで“けあらし”を調べると”、北海道の全体的な方言として解説されている。氷点下15℃以下にもなるしばれた朝、凍結のしない海面などに白く立ち上る霧のことで、気象用語では「蒸気霧」。風がおだやかで寒さの厳しい朝、陸上の寒気がゆっくりと海上などに流れだし、海面の水蒸気を冷やして濃い霧ができるもの。
今朝の熊石は“サンビー、サンビー”(寒い、寒い)が出るほどしばれがひどく、通勤時に視野に入った海面が久しぶりの“けあらし”。幻想的には程遠いが、お風呂のように湯気が出て、暖かそうな日本海をかもし出していた。 (アワビRUN)

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カゴメにも珍鳥はいるの?

シロカモメ

一般にカゴメと通称されるセグロカモメなどの群れに単独で現れ、混群になる「シロカモメ」。体は白く、背と翼の上面はうす淡青灰色(グレーに近い色)で、初列風切の先は白い。嘴(くちばし)が黄色で下嘴(かし)の先端部に赤い点があり、足が淡紅色である。冬場には頭部に褐色斑が出る。

最近、関内漁港内の赤灯台や岸壁付近を飛び回り、釣り人などから「真っ白くきれいな、色模様が違うカモメがいる」との情報を得て取材。現地で確認したところ「シロカモメ」で、残念ながら北海道では観察例の多い種類でした。

写真は、1月30日にセグロカモメの群れのなかで背中が白っぽく見える少し大きなカモメを目印に探し、飛び立った「シロカモメ」を撮影したもの。(空戻りはしない)

珍鳥は次回へ期待・・・。 (アワビRUN)

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移動町長室を開催しました

移動町長室

1月29日(金)畳岩地区と平地区で移動町長室が開催されました。
昨年の6月から順次開催しているもので、町長が地域に出向くことによって、住民とのコミュニケーションが図られ、行政との信頼関係を築き、住民と一体となったまちづくりを推進できればと実施しているものです。
内容的に地域要望がどちらかと言うと多くなりますが、直接町長が答弁することで、住民にも安心感が生まれ、課題解決も早くなる効果があると思っています。
合併後、熊石地域の住民としてみれば、あまり熊石地域を考えくれていないのでは・・・という不安を解消することも大切だと思います。
人口の減少と高齢化が顕著に進む熊石地域にとって、産業振興や雇用の場の確保は確かに重要ですが、そう簡単に今の社会経済情勢の中で実現できるものではありません。
安全安心な暮らしを守り、健康で心豊かな生活ができる環境づくりが何よりも大切ではないかと思います。
 (投稿:マグマ大使)

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