国道277号雲石峠の道路工事の進捗状況

八雲町の日本海と太平洋を結ぶ国道277号の雲石道路は、改良工事が進められています。

ちょうど雲石橋から雲石トンネル下までの2.3km区間を見市川を挟んで、対岸にルートを切り替えて新設する工事となっています。21年度までに5橋とトンネルが完成しており、あと1橋の建設と取付部分の路盤や舗装などを残すまでになっています。

しかし、政権が交代し、22年度予算が大幅に減額されたようで、残りの橋の建設が思うように進まず、この区間の供用開始がいつになるのか・・・。
熊石町と八雲町が合併して、職員20人ほどが毎日通勤する道路としては、特に冬期間がカーブが多く大変です。ホタテの耳ずりで八雲地域へ女工さんがこの時期になると毎日通います。

一般国道としては交通量が少なく、費用対効果が低いと国では言いますが、地域の産業振興や活性化を図るための基盤整備であることは間違いありません。

早く工事が完成しますように! 祈ってま~す。

浄瑠璃トンネルと見市川橋
完成した浄瑠璃トンネルと見市川橋

渓流橋と赤岳橋
完成した渓流橋と赤岳橋

(投稿者:マグマ大使)

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キトビロは美味しかった

先日(17日)自宅の近くの山へキトビロ採りに行ってきました。

昨年よりは1週間近く遅かったのですが、十分に大丈夫でした。

カタクリの花やニリンソウ、エゾエンゴサクも咲いて大変きれいでした。(写真)

キトビロの食べ方は、醤油漬けや天ぷら、おひたしにして食べるのが一般的のようですが、「めんみ」に漬けて食べるのが我が家の一番の食べ方で、妻も子供たちも大好物です。
春は山菜が楽しみのひとつで、これからフキ、ウド、タケノコ、ワラビ、ゼンマイ、コグミの時期になりますが、ヒグマには十分注意するとともに採るのに夢中になり過ぎて道に迷い、
遭難しないようにして下さい。

キトビロ
太くて美味しそうですね!

エゾエンゴサク
エゾエンゴサク

ニリンソウ
ニリンソウ

(投稿者:マグマ大使)

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ヤンカ山登山会に参加してキトビロを採ろう!

 

 わんぱくの森カタクリの群生

 

 今年は例年に比べて寒い日が続いて、ポカポカ陽気の日が少なく、野山の野草の成長も遅いようです。行者ニンニク(アイヌネギ・キトビロとも言う)なども昨年に比べて1週間ほど遅いようです。
 カタクリの花もまだ早いようで、熊石わんぱくの森の群生地でもまだ花びらが開ききっていません。(写真)今週の末から来週あたりが見ごろのようです。是非のんびりと森の散策を楽しんで下さい。
 4月25日(日)に熊石散歩会主催のヤンカ山登山会があります。キトビロなどの春の山菜を採りながらの登山も楽しめます。当日、午前7時30分から8時までに熊石総合支所前に集合して受付をして下さい。(参加料1,000円)詳しい問い合わせ先は、散歩会事務局(電話01398-2-2213 手塚さん)まで連絡して下さい。    (マグマ大使)

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見日地区の大竹さん宅で仔馬が誕生しました

 

 

熊石見日町の大竹 武さんは、平成元年から農耕馬(ばんば競馬)を育成しています。
 国道229号道路沿いの自宅裏の厩舎で、4月9日に今年2頭目の仔馬が誕生しました。体重は約80の牡馬で、元気に母親と厩舎で過ごしています。
 父ハイバビート14歳、母ラッキヒメ9歳のともにばんえい競馬で4勝をあげた良血馬の間に生まれ、今後の成長が期待されます。もう少しすると天気の良い日など厩舎から出て、国道脇に放牧され、かわいらしい姿を見ることができます。    (マグマ大使)

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4年後の再会に期待を寄せ旅立ちを見届ける!

 関内小学校で23日、昨年の秋から飼育したサケの稚魚約4000匹を、全児童5人が近くの関内川に放流した。小学生のみんなが愛情をかけて飼育した魚たち。卵から生まれ成長していく姿を見て、また、餌をあげたり水質管理をするなど世話をしたことで、子どもたちはサケに愛情を持ったに違いありません。海に行って「大きくたくましく育ってね」と、自分たちが親になった思いを持って、サケの稚魚を放流したことでしょう。サケさん4年後にまた会おうね!

関内小サケ稚魚放流

P.S. 私、4月1日付けの発令により他部署へ異動となり、熊石ブログへの投稿がこれにて幕を閉じます。短い間でしたが、皆さんはともかく、私なりに楽しめた時間でした。今後とも熊石ブログをよろしく!
・・・アワビRUN

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79人羽ばたく 熊石地域の各学校で卒業式

二中

 熊石地域内の各学校で卒業式が開かれ、卒業生が教職員や在校生、保護者らに見送られ、思い出の詰まった学び舎に別れを告げた。

 3月1日に熊石高校で、15日には熊石第一中学校と熊石第二中学校、18日に泊川小学校、19日には雲石小学校と相沼小学校で卒業式があり、79人が元気に母校を巣立った。
 中学校の卒業式では、3年間の中学校生活を無事終えて巣立ってゆく生徒達の表情は、みんな晴れやか。その笑顔は、3年の月日を頑張ったことに対する誇らしさと、これからの新生活に対する希望で、満ちあふれています。
一中

 友達と進路は分かれるが、心はつながっていることを信じ新たな道を歩んでほしいです。
 輝かしい未来に羽ばたいてゆくみなさんに・・・心から、おめでとう。

 P.S. 今年は取材ではなく、保護者として初めて卒業式に出席。感慨深いものがあった。それ以上に卒業式後のクラスホームルーム。担任の先生からの最後の挨拶には、子ども達も涙、涙で、親の心にもグットくるものが・・・。

・・・アワビRUN

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感謝をささげ豊漁願う!

今年で30周年の節目を迎えた、「山海鳥獣魚族供養法要」が12日、熊石根崎町にある法蔵寺で開かれた。山海鳥獣魚族供養法要奉賛会(佐藤弘会長)の主催で、供養塔に関係者らが手を合わせ、一年間の豊漁や無事を祈った。
この供養塔建立(1721年)は、魚と猟が食と生活を与えてくれることへの感謝を込めて供養することと解説され、道内における最古のものとして貴重な遺産となっている。また、和人の定住が進んだ290年余前の西蝦夷地の経済が豊富な魚や猟などによって支えられていたことが、こと塔によりうかがうことが出来る。特に、魚だけでなく魚と猟、海の幸と山の幸一切の供養をしているところに深い意義があります。
長い歴史を持つ熊石には、供養塔を始め昔から伝わる貴重な仏像などがたくさん存在します。見学する価値は十分あると思いますので、暖かい時期になったら、歴史探訪ミステリーなんてどうですか。

・・・アワビRUN

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支援バッグ作りに励む!

支援バッグ1

熊石レディースネットワーク(平井稲子委員長)が7日、東京都渋谷区にあるSYD青年部の「幸せの種まき運動、恵まれない子どもたち支援活動」として、フィリピンのストリートチルドレンにプレゼントする「支援バック」作りを行った。平成19年の秋に、会員がストリートチルドレンのことを講演で聞き、自分達にも何か出来ないかを考え取り組んだのがきっかけで、今年で3年目となる。この日は、会員21名が熊石雲石研修センターに集まり、役割分担を決め、支援バッグ(布製巾着袋)作りに励んだ。今回の目標数は、200枚。完成後には、SYD青年部を通して、バッグの中に学用品やタオルなどの支援品が入れられ、ストリートチルドレンに配られる予定となっている。
参加した会員からは「一人でも多くの子どもたちが学校に行けるよう願っています」と話していた。  ・・・アワビRUN

支援バック2

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昔ながらの味「つぼっこ」に舌鼓!

つぼっこ

昔から、「つぼっこ汁」は、正月・小正月料理の一品で、熊石では「くじら汁」と並んで定番中の定番。主に渡島・檜山地方の日本海側の郷土料理のようです。年越しに、大きい鍋でたくさん作り、正月には何回も温め直して、家族みんなで食べられています。

具材などは、その地域によって多少異なりますが、今回(2月13日開催)関内地区のふれあいサロンで用意された「つぼっこ」は、こんにゃく、椎茸、人参、なると、豆、豆腐、さつまいも、白玉団子などを材料に、昆布や煮干しでダシをとり、醤油味で煮た、地元のお母さん方手作りの一品でした。絶妙な味加減で、参加した町内会員などは舌鼓を打ち、会場内のあちこちから「おかわり」の声も聞こえ、大好評。私も取材を理由に「おかわり」を繰り返し、心地よい満腹。

長い歴史をもつ熊石で、はぐくまれてきた昔ながらの味。「つぼっこ」を作る家庭は、年々少なくなって来ているが、これがないと正月が迎えられないような気がします・・・。 (アワビRUN)

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トラエビは美味しいな!

 熊石では、スケソウダラ漁が終るとエビ籠漁が始まります。資源量の関係で2隻より操業していませんが、ボタンエビ(トヤマエビ)やナンバンエビ(ホッコクアカエビ)、シマエビが主に獲れます。これらに混じってトラ(オニ)エビと呼ばれるエビも獲れます。漁獲量が少ないため、市場にほとんど出回らない貴重なエビです。
 見た目は名前のとおり、トラのようなシマ模様が入ったいかつい姿をしています。しかし、見かけによらず食べると甘みが濃厚で大変美味しい。ボタンエビに劣らず、いやそれ以上の味です。
 トゲが鋭く殻を剥ぐのが大変ですが、味がその苦労を忘れさせてくれます。刺身で良し、塩茹でもよし。食べた総合支所の職員によると、美味しくてほっぺたが落ちそうで「ほっかぶり」して食べたとか?
 そう聞くと食べたくなるのが心情ですよね。地元の人でもなかなか手に入らない逸品です。なぎの良い日に熊石漁港まで足を運んでみてはいかがでしょうか。もしかしたら手にはいるかも・・・?
 (投稿:マグマ大使)
トラエビ

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