春の珍魚?~オオカミウオ漁獲~

 熊石鮎川地区の海岸付近に設置されたサクラマスの定置網にこのほど、「オオカミウオ」とみられる魚が見つかりました。体長約80cm程度でおそろしい顔つきに、熊石漁港で漁協者から注目を集めました。
 

 オオカミウオは硬骨魚網スズキ目オオカミウオ科。東北地方北部からオホーツク海、ベーリング海の水深50~100メートルの岩礁に生息するとされ、熊石地域の海では地元漁業者でも見ることがない珍しい魚です。
 

 4月26日、鮎川海岸付近で操業した協宝水産(工藤幸博代表)によって漁獲。網を引き揚げたところ光り輝くサクラマスの中に、暗青色をした見たことのない不気味な珍しい魚を発見。生簀に入れ生きたまま運び熊石漁港内で漁業者らに披露されました。漁業者は「性格が荒く、強い歯があるため、不用意には触れない。気をつけて」との声も聞かれました。 

(強靭な歯をのぞかせるオオカミオウ)

(投稿者:シュプール)

 

 

カテゴリー: 取材ノート | コメントする

一年の無事故を祈願!

 新入学期全国交通安全旬間(5日~15日)の一環として、4月12日に一年の無事故や交通安全意識の高揚、事故防止の誓いを新たにする町交通安全運動推進協議会主催の、祈願祭及び「旗の波作戦」が熊石地区で行われました。

 交通安全団体や八雲警察署、町役場などの関係者約30人が、根崎神社で安全を祈った後、熊石総合支所前の国道で一列に並び「スピードおとせ!!」と書かれた横幕や、安全運転啓発用の旗を振り、通行する車両に安全運転を呼びかけました。

 

                             (投稿者:シュプール)

(旗の波作戦)

 

 

 

カテゴリー: 取材ノート | コメントする

大きくなって帰ってきてね~関内小サケ稚魚放流~

 関内小学校の全児童5人が17日、学校近くの関内川で卵から大切に育てたサケの稚魚を放流しました。
 昨年の10月26日にひやま漁協熊石支所の協力によりサケの人工授精を行い、約8千個の卵を同校内にあるサケの飼育槽で育て始め、半分以上のふ化に成功。約5カ月間、児童で当番を決め、水温調節をしたり観察内容を記録し、自分たちで育てた5千尾を放流しました。
 子ども達は、体長約5から6cmほどに育った稚魚がたくさん入ったバケツに受け取ると、川岸まで運んではそっと川に放し、下流に向かって勢い良く泳ぎ出した稚魚に「元気でね」「頑張って」などと名残惜しそうに呼び掛けていました。
 2年生の南部柚葉(ゆずは)さんは「6年生になったら、また会おうね」と言い、川を元気に泳ぐ稚魚に4年後の再会を期待し、旅立ちを見送りました。

(児童による放流の様子)

(投稿者:シュプール)

 

カテゴリー: 取材ノート | コメントする

コミュニケーションが大切です!

   3月10日、熊石総合支所で介護予防ボランティア講演会が開催され、現在ボランティア活動をされている方や、今後ボランティア活動を行ってみたい方など25名が参加しました。
 北海道メンタル評議会の東館麻知子先生を講師に迎え「コミュニケーション能力を高めよう~より良い人間関係のために~」をテーマに円滑な対人関係についての説明がありました。
 東館先生は、基本はあいさつ、特に「ありがとう」を言えるかどうかによって対人関係が崩れてきますとアドバイス。家族では照れてなかなか言えない感謝の言葉も第三者を通して伝えてもらうと介護などのボランティアが長続きしますと付け加えました。
 講演を聞いた参加者は一様にうなずき、挨拶などの大切さを改めて確認した様子で、基本的なコミュニケーションの取り方を学びました。
 参加した男性からは「挨拶は日常的な事なので特に気にしたことはなかった。子供が小さい頃は挨拶をしなさいと子供に言っていたのに」と話し、コミュニケーションの大切さを再確認していました。


講演された東館先生。

真剣に耳を傾ける参加者 

(投稿者:シュプール)

カテゴリー: 取材ノート | コメントする

自慢の演舞を披露!~熊石高齢者ふれあい演芸会~

 第20回目を迎えた高齢者ふれあい演芸会(熊石老人クラブ主催)が2月19日、熊石青少年スポーツセンターで開催されました。
 熊石地区の65歳以上の高齢者や老人クラブ会員のほか、八雲老人クラブ連合会の皆さんも参加しました。
 今年の参加者は過去最高の総勢260人あまりで、日頃から練習している趣味を凝らした踊りや歌を披露しあい、楽しい1日を過ごしました。
 19演目約3時間にわたった演芸会は、伸びやかな歌声や踊りに大きな拍手や声援が送られ会場の参加者もひとつとなり、大盛況のうちに幕を閉じました。


(お達者ぴんぴんクラブ、コーラス隊のみなさん)

 (投稿者:シュプール)

カテゴリー: 取材ノート | コメントする

日頃の運動不足解消!~初めての歩くスキー講習会~

 2月13日に青少年旅行村キャンプ場内で熊石教育事務所主催の「初めての歩くスキー講習会」が開催され、約20名が参加し心地よい汗を流しました。
 町合併後、熊石地域での開催は初めてで、用具の説明や準備体操を行った後、キャンプ場内に整備された約600mコースをそれぞれのペースで4回ほど周回しました。
 ゲレンデスキー経験者でも歩くスキーは勝手が違うようで、バランスを崩すなど幅の狭いスキー板と格闘しながら一歩一歩前に進んでいました。
 何度かコースを周回すると、次第にスピードが上がりリズムよくスキーを滑らせ、銀世界を楽しんでいました。
 参加者は「夏場はウォーキングなどで健康づくりに励んでいるが、冬は危険なので運動不足になりがち。少し広い場所と雪があれば気軽に取り組めます」と好評でした。

 

(コースに出る前の練習風景)

(いざコースへ!みなさん頑張ってください)

 

(投稿者:シュプール)

 

カテゴリー: 取材ノート | コメントする

寒さを吹き飛ばせ!くまいし冬フェスタ

 冬を満喫する「くまいし冬フェスタ」が11日、ひらたないスキー場で開かれ、多くの町民がスキー競技やレクリエションゲームを楽しんだ。
熊石スキークラブ(岩藤辰喜会長)と熊石地区青少年健全育成会(山崎晃会長)の主催。熊石地区のウインタースポーツの振興などを目的に、今年で3回目の開催。
 小学生や保護者などの大人約60人が参加。種目は、スキーによる大回転競技のほか、雪上フラッグ大会と宝さがしゲーム。大回転は1人2本滑り、タイム差の少なさで順位が決まるタイムラグ賞でスキー技術に関係なくメダルや賞状が狙えるため人気の種目。またタイムを競うラップ賞を目指し選手は、果敢に挑み応援を背に元気良く滑りゴールを駆け抜けた。
レク種目の雪上フラッグでは、雪煙を上げてフラッグを奪い合う迫力の光景に、会場の観衆から拍手や歓声がわき起こり、雪の中から封筒を探し出し、中に入っている番号で景品と交換する宝探しゲームでも、参加者がゲレンデを駆け回り豪華景品を狙い賑わった。
 競技終了後には、参加者に豚汁が振る舞われるなど、楽しい冬の一日を過ごした。

 

(雪上フラッグ大会:果敢に旗を取りに行く選手達)

 

(宝さがしゲーム:ゲレンデ内に隠された宝を目指してダッシュ!)

 

(投稿者:シュプール)

 

カテゴリー: 取材ノート | コメントする

今日は立春!暖かくなりましたね

 大雪の1月も終わり、2月に入りやっと雪が止んだ感じです。2日から天気に恵まれプラス気温が続き、雪解けも進んでいます。道新の記事では熊石が平年より雪が少ない報道がされていますが、そんなことはありません。アメダス観測地点が平成21年9月末に変わったためです。消防署前から熊石漁港のふれあい広場へ移動になり、場所としては吹きさらしで風に飛ばされてしまい、実際の降雪量と差が生じます。平年値と比べると当然少ないのは当り前なのです。
 逆に、風が強いところなので、今までに比べ風力の値が更新されています。日最大風速では、観測史上10位以内に5つもランクインしてますし、最大瞬間風速に関しては、10位以内すべてが漁港に移ってからのデータ更新です。データが物語っています「風が雪を飛ばしてる!」と・・・・。
 雪の話のついでに、熊石の住民は雪掻きが本当にマメです。特に国道に面した世帯では、除雪車が通過すると一斉に外へ出て雪かきを始めます。高齢世帯が多く昼間でも家にいる人が多いので、暇つぶしに雪掻きするのではなく、性格の几帳面な人が多いのと隣近所への迷惑など世間体を気にして、腰、足、腕、肩の痛いのを我慢しながらもやっています。国道を車で通っている人は、道路横断するのが危なくて・・・と思っているでしょうが、そのお陰で雪山が低く、国道の車道幅も確保され、他の町村に比べて見通しが良いと思っています。今日から立春、この先雪が少ないことを祈っています。

 1月の下旬からエビ篭漁が始まりました。漁模様はまずまずのようで、ボタンエビ、シマエビ、ナンバンエビ(甘エビ)が獲れています。昨日シマエビを買って刺身で食べましたが、鮮度が良すぎて、皮を剥くのが大変です。プリプリした触感で美味しくいただきました。見かけはゴツイオニエビは、最近人気があって値段も高く、出荷するようになって口に入らなくなりました。

(投稿者:マグマ大使)

真っ赤なシマエビ
(鮮度抜群透明感のある真っ赤なシマエビ)

カテゴリー: 四方山話 | コメントする

熊石保育園「豆まき会」に行ってきました

 今日は2月3日、節分の日です。
 節分は「季節を分ける」ことを意味していている様で、2月に入り熊石地域も気温が上昇!春はもう少し遠い気がしますが、久々に雲ひとつ無い青空が広がり晴れやかな気分です。
 ところで、節分の行事と言えば「豆まき」。今回は熊石保育園の豆まき会に行ってきました。私も通園した熊石保育園ですが、何一つ変わっていない!懐かしい気持ちにジーンときました。当時はあんなに広く思えたお遊戯室(学校で言えば体育館の様な感じ)がとても狭く感じ、月日の経過を痛感しました。
 さて、余談はさておき、豆まき会ですが現在の園児数は28人。(少ないです・・・)しかし、玄関から保育園に入ると「おはようございます!」と園児が元気な声で挨拶をしてくれてテンションの高さにビックリです。その元気な園児が一瞬黙り込む豆まき会。なんといっても先生扮する鬼の仮面がリアルで大人でも少し怯むくらいです。
 とはいえ鬼の怖さに慣れてしまえば園児は元気そのもの。「鬼は外、福は内」と何度も言いながら、追いかける赤鬼と青鬼に豆をぶつけて一生懸命退治していました。最後は、福の神が登場し鬼を連れ去り一件落着。やはり日本の伝統行事はいいものですね。家に帰ったら私が鬼役です。一年の無病息災を願い家族に豆をぶつけられるのもいいかも・・・

                                                                                                                                                                                 投稿者:シュプール

自分で作った鬼のお面を披露
自分たちで作った鬼のお面です。なかなか良く出来ているでしょ

 赤鬼につかまった~ 豆を投げて退治して~

赤鬼につかまえられたよ~早く退治して!

カテゴリー: 取材ノート | コメントする

かるた大会がありました

毎日のように雪が降り、連日雪かきに追われている今日この頃です。まだまだ冬型が続きそうで、今週いっぱいは雪が降りそうな状況です。
子供たちの冬休みは16日までですが、休み中のお正月行事恒例の、新春書初め席書大会が5日に行われたほか、かるた大会(百人一首)も8日に熊石第一中学校でおこなわれました。(写真)本町地区東野小学校からも参加し、小中学生8チーム30人ほどが参加して行われ、相沼小学校チームが低学年、高学年ともに優勝しました。
我が家の子供たちが小学生の頃は(10年以上前になりますが)参加チームも30チーム以上で、体育館も狭いぐらいで、各町内の子ども会が競って練習を重ね参加したものです。子供の数が少なくなり、地域単位で練習もできなく、伝統のかるたに親しむ機会が減ってしまうことに淋しさを感じます。

熊石青年団体連絡協議会と呼ばれる団体があった頃、(昭和50年代~平成10年頃)熊石の方言や屋号、言い伝えなど小冊子にまとめました。その中から正月にちなんで1つ紹介しますと、「小正月に風呂を沸かすと地獄の釜のフタが開く」という言い伝えがあります。小正月は女の正月で、正月から働きずめで、せめてこの日に女性を使うようだと地獄が近くなるたとえです。男性陣は御用心を!小正月は日頃の感謝をこめて、奥様にご馳走するのもいいかも・・・!

(投稿者:マグマ大使)

子どもかるた大会の様子
(元気に札をとる子どもたち)

カテゴリー: 四方山話 | コメントする