相沼大火を忘れない!~防火パレード~

 悲惨な火災を防ごうと、相沼小学校(村國壽英校長、児童34人)の児童で構成する相沼少年消防クラブと熊石婦人防火クラブ合同による防火パレードが6月13日、町内の国道229号で行われました。パレードは、1947年(昭和22年)相沼地区で発生した大火を忘れることなく、今後の防火活動に生かしていこうと、89年(平成元年)から行われ、今年で23回目となる恒例行事です。
 

 熊石館平地区から熊石折戸地区までの約2のコースを、軽快なメロディーを演奏しながら行進。火の用心と書かれた横断幕を広げる制服に身を包んだ1・2年生が先導を務め、3年生以上の児童による鼓笛や女子児童によるカラーガード隊がきびきびとした演技を披露しました。また、風船を手にした婦人防火クラブ会員は、通りを行き交う人々に「火の用心」と元気な声で火災予防を呼びかけていました。

 大火の記憶を風化させることなく、恐ろしい火災への防火意識と警火心の誓いを新たにした一日となりました。

(火災には気をつけて!)

(キビキビとした動きと、軽快なメロディー)

投稿者:シュプール

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お魚増やす植樹運動

 ひやま漁協熊石支所女性部(佐藤千代子部長)の主催の、良好な漁場を維持するための「お魚殖やす植樹運動」が6月11日、熊石大谷町、見市川付近で行われました。女性部13人のほか、漁業関係者や森林組合関係者、函館開発建設部江差港湾事務所の職員など22人が参加しました。
 

 植樹活動によって森造りを推進し、河川の環境を守り、また、森から流れ出す栄養により、きれいで豊かな海を造ることを目的に毎年実施されています。
 

 佐藤会長の「私達の手で100年後に豊かな森になるよう、1年でも長く続けましょう」の開会宣言でスタート。
 参加者はクワやスコップを手に持ち、80センチメートルほどのブナの苗木、300本を、森林の大切さや山から川、川から海へと大自然の深い繋がりを感じ取りながら約1時間かけ丁寧に植樹しました。
 

 また、植樹祭終了後には、熊石漁港内の清掃活動も行いペットボトルや空き缶など約20袋のゴミが集められ、環境美化運動にも汗を流しました。

(豊かな森に願いを込め、丁寧に植樹)

(きれいな漁港を!環境美化運動)

投稿者:シュプール

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歌と踊りのチャリティー演芸会が開催されまた

 八雲町の災害復旧を応援する、歌と踊りのチャリティー演芸会(主催、熊石カラオケ愛好会・熊石老人クラブ寿楽会・熊石ボランティア協会)が5月29日、熊石福祉センター開かれました。
 

 熊石老人クラブ寿楽会(松田紀嗣会長)が3月3日に落部・東野地区の老人クラブと交流会を開催し、今度は落部つつじ祭で会いましょうと約束をしていましたが、3月11日の東日本大震災で八雲地区でも多くの漁業被害が発生したため、つつじ祭りは中止。この事態に少しでも応援が出来ないものかと、同会が中心となり、熊石カラオケ愛好会や熊石ボランティア協会に声を掛け開催が実現しました。
 

 開会にあたり松田会長は、「出演者に対する花束やおひねりなどは今回はご遠慮ください。その代わりに会場に設置している募金箱に心のこもった応援金をお願いします」とあいさつで協力を呼びかけました。
 演芸会は44項目で、歌が33項目、踊りが11項目で構成され、26人が披露。一目見ようと、趣旨に賛同し集まったお客さん約170人は、伸びやかな歌声や趣向を凝らした踊りを心ゆくまで楽しんでいました。
 

 最後には、坂本九さんの「上を向いて歩こう」を、出演者、観覧者で合唱し会場がひとつとなり、約4時間にわたる演芸会は、大きな拍手や声援が送られ大盛況のうちに幕を閉じました。
 

 なお、集められた応援金は、6月6日に落部町民センターで行われる演芸交流会で八雲町に手渡される予定となっています。

 

(投稿者:シュプール)

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関内小児童“みそ”作りに挑戦!

 関内小学校(5人)の児童が、総合学習の一環で講師に八雲町で味噌や醤油を製造販売している服部醸造株式会社(服部雅彦代表取締役)の服部由美子専務を招いて、みそ作りに挑戦しました。
 

 児童は、茹で上がった大豆3キログラムを3台のフードプロセッサーで手分けしてペースト状態にした後、熊石産の米こうじ2.6キログラム、塩1.5キログラムを児童数に分け透明な袋に入れ、力を入れて丁寧に混ぜ合わせました。
 その後、「ハンバーグをつくる要領で」とアドバイスを受けながら、空気が抜けるようにこぶし大の大きさのみそ玉にして、密閉容器に入れ作業は終了しました。
 

 児童が作った今回のみそは、約3ヶ月間、服部醸造で発酵させておいしいみそになるといいます。
 参加した笹原雪衣さん(5年)は、「混ぜる作業がとても大変でしたが、みそ玉づくりは楽しかった。どんなみそが出来るのか今から楽しみです」と話していました。
 発酵が終わり、出来上がったみそは同小のお楽しみ会で調味料として使用する予定です。

(力を入れて、一生懸命に混ぜ合わせます)

(みそ玉を作っています)

(投稿者:シュプール)

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今が旬!学校給食に“サクラマス”登場

 熊石地域の小中6校で12日、学校給食でサクラマスのフライが登場し、児童生徒が地元の味を楽しみました。
 「今が旬のサクラマスを地元の子どもたちに味わってほしい」と熊石地域マリンビジョンの地産地消プロジェクトの一環で、協宝丸水産(工藤幸博代表)が約3キログラムのサクラマス8尾を学校側へ提供し、熊石給食センターで食べやすい大きさに切り身にし衣を付けフライにしました。
 雲石小(福原至校長、49人)では、12時過ぎから準備にとりかかり見慣れないメニューに興味心身。校内放送でも6年生がサクラマスについて説明、提供したてくれた漁師の方に感謝しながら「いただきまーす」の大きな声で給食がスタート。安住幹広君(6年)は「脂が乗っていてとてもおいしい。また食べたいです」と話し、熊石学校給食センターの中野栄養士は児童に「地元の春の魚の味をたっぷり味わってください」と呼びかけていました。

 

(元気に いったただきま~す)

(手前が、サクラマスのフライです)

(投稿者:シュプール)

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熊石生きがい学習塾開校

 5月9日に第6期熊石生きがい学習塾の開校式が熊石福祉センターで行われ、塾生として29人が出席しました。
 高齢者が健康で生きがいを持ち、語り合い・学びあい・楽しみあう豊かな人生を送るための場として、12月まで約10回の講座が予定されています。
 この日行われた1回目の講座では床に敷かれた網を踏まないように歩く簡単な運動プログラム「ふまねっと運動」を体験。北海道教育大学釧路校で開発されたこのプログラムは、歩行機能の改善や、認知機能・記憶力低下予防に効果があるとされています。
 塾生は保健師による指導のもと、手拍子のリズムに合わせずり足にならないようしっかり足を上げながら前に進み、トレーニングに心地良い汗を流しました。
 

(投稿者:シュプール)

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春の珍魚?~オオカミウオ漁獲~

 熊石鮎川地区の海岸付近に設置されたサクラマスの定置網にこのほど、「オオカミウオ」とみられる魚が見つかりました。体長約80cm程度でおそろしい顔つきに、熊石漁港で漁協者から注目を集めました。
 

 オオカミウオは硬骨魚網スズキ目オオカミウオ科。東北地方北部からオホーツク海、ベーリング海の水深50~100メートルの岩礁に生息するとされ、熊石地域の海では地元漁業者でも見ることがない珍しい魚です。
 

 4月26日、鮎川海岸付近で操業した協宝水産(工藤幸博代表)によって漁獲。網を引き揚げたところ光り輝くサクラマスの中に、暗青色をした見たことのない不気味な珍しい魚を発見。生簀に入れ生きたまま運び熊石漁港内で漁業者らに披露されました。漁業者は「性格が荒く、強い歯があるため、不用意には触れない。気をつけて」との声も聞かれました。 

(強靭な歯をのぞかせるオオカミオウ)

(投稿者:シュプール)

 

 

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一年の無事故を祈願!

 新入学期全国交通安全旬間(5日~15日)の一環として、4月12日に一年の無事故や交通安全意識の高揚、事故防止の誓いを新たにする町交通安全運動推進協議会主催の、祈願祭及び「旗の波作戦」が熊石地区で行われました。

 交通安全団体や八雲警察署、町役場などの関係者約30人が、根崎神社で安全を祈った後、熊石総合支所前の国道で一列に並び「スピードおとせ!!」と書かれた横幕や、安全運転啓発用の旗を振り、通行する車両に安全運転を呼びかけました。

 

                             (投稿者:シュプール)

(旗の波作戦)

 

 

 

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大きくなって帰ってきてね~関内小サケ稚魚放流~

 関内小学校の全児童5人が17日、学校近くの関内川で卵から大切に育てたサケの稚魚を放流しました。
 昨年の10月26日にひやま漁協熊石支所の協力によりサケの人工授精を行い、約8千個の卵を同校内にあるサケの飼育槽で育て始め、半分以上のふ化に成功。約5カ月間、児童で当番を決め、水温調節をしたり観察内容を記録し、自分たちで育てた5千尾を放流しました。
 子ども達は、体長約5から6cmほどに育った稚魚がたくさん入ったバケツに受け取ると、川岸まで運んではそっと川に放し、下流に向かって勢い良く泳ぎ出した稚魚に「元気でね」「頑張って」などと名残惜しそうに呼び掛けていました。
 2年生の南部柚葉(ゆずは)さんは「6年生になったら、また会おうね」と言い、川を元気に泳ぐ稚魚に4年後の再会を期待し、旅立ちを見送りました。

(児童による放流の様子)

(投稿者:シュプール)

 

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コミュニケーションが大切です!

   3月10日、熊石総合支所で介護予防ボランティア講演会が開催され、現在ボランティア活動をされている方や、今後ボランティア活動を行ってみたい方など25名が参加しました。
 北海道メンタル評議会の東館麻知子先生を講師に迎え「コミュニケーション能力を高めよう~より良い人間関係のために~」をテーマに円滑な対人関係についての説明がありました。
 東館先生は、基本はあいさつ、特に「ありがとう」を言えるかどうかによって対人関係が崩れてきますとアドバイス。家族では照れてなかなか言えない感謝の言葉も第三者を通して伝えてもらうと介護などのボランティアが長続きしますと付け加えました。
 講演を聞いた参加者は一様にうなずき、挨拶などの大切さを改めて確認した様子で、基本的なコミュニケーションの取り方を学びました。
 参加した男性からは「挨拶は日常的な事なので特に気にしたことはなかった。子供が小さい頃は挨拶をしなさいと子供に言っていたのに」と話し、コミュニケーションの大切さを再確認していました。


講演された東館先生。

真剣に耳を傾ける参加者 

(投稿者:シュプール)

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