人形劇「長ぐつをはいた猫」公演

 町の子育て支援事業として7月4日、人形劇団「小さいお城」による人形劇「長ぐつをはいた猫」が熊石保育園で公演され熊石地域の保育園児や乳幼児、保護者を含め46人が人形劇を楽しみました。
 

 会場が暗くなり人形劇がはじまると、園児達は劇団員の巧みな人形さばきに、みな真剣な眼差し。大きな姿の魔女が登場すると、あまりの迫力に泣き出す幼児の姿も見受けられました。   
 

 また、主役のネコと魔女戦う場面では、「がんばれー」「がんばれー」と何度も元気な声と手拍子でネコに応援し、ハラハラドキドキしながらも満足そうな様子で見入っていました。
 

 参加したお母さんからは「機会があればまた参加したい」「楽しかった」と話すなど好評でした。

 (巧みな人形さばきに、真剣な眼差し)

(ネコがんばれー!身を乗り出して応援しています)

投稿者:シュプール

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地産地消給食メニュー第2弾“バカガイカレー”

 熊石地域の小中6校で7月1日、バカガイ(アオヤギ)を入れたカレーが、昨年に引き続き登場し、児童生徒が地元の味を楽しみました。
 「子供達に地元のおいしい食材の味を知ってもらい、たくさん食べてもらおう」と熊石地域マリンビジョンの地産地消プロジェクトの一環で、5月12日のサクラマス給食に続く第2弾。
 ひやま漁協熊石支所、バカカイ部会(佐藤弘会長)が40キロ分のバカガイを学校側へ提供し、熊石給食センターでバカガイをゆで、身をカレーにまぜ込み完成。
 雲石小(福原至校長、49人)では、12時過ぎから準備にとりかかり4~6センチの大きなバカガイを惜しみなくご飯の上に盛り付けました。また「提供したてくれた漁師の方に感謝し、日本海沿岸の春の味をカレーでたっぷりと味わってください」との校内放送があり、「いただきまーす」の大きな声で給食がスタート。
 熊石地区では6月27日に漁期を終え、今では熊石産のバカガイを口にすることが出来ないとあって、カレーをおかわりする児童も。
 熊石学校給食センターの中野栄養士は児童に「筋肉を作るタンパク質が豊富なので、バカガイをたくさん食べて、この夏を元気に過ごしてください」と呼びかけていました。

(大きな口を開けて、おいしそうに食べる児童)

(バカガイ入りカレーです。バカガイが3個入っているのがわかりますか?)

投稿者:シュプール

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熊石地区小学校陸上競技大会

 熊石地区の小学校四校の児童による陸上の祭典「小学校陸上競技大会」が6月21日、雲石小学校グラウンドで行われ、全児童102人が保護者や友人らの声援を背に、100走や1000走、走り幅跳びなど全36種目で熱戦を繰り広げました。
 
 子ども達は、自己記録の更新を目指し、果敢に挑戦。5種目で9つの大会新記録が生まれました。
 
各種目の1位は次の通り。
【男子】▽1年60m 余湖陽斗(雲石)▽同2年 干場光輔(雲石)▽3年100m 櫻井颯(雲石)=大会新▽同4年 宍戸颯(相沼)▽同5年 尾形拓哉(雲石)▽同6年 松田悠馬(泊川)▽5年200m 尾形拓哉(雲石)▽3年1000m 櫻井楓(雲石)▽同4年 井口稜也(雲石)▽同6年 野口一真(雲石)▽走り幅跳び5年 笹森孝貴(泊川)山木龍(雲石)▽同6年 松田悠馬(泊川)▽走り高跳び6年 安住幹広(雲石)▽ソフトボール投げ5年 尾形拓哉(雲石)=大会新▽同6年 松田悠馬(泊川)▽400リレー 関内・泊川▽同ジュニア 雲石A

【女子】▽1年60m 南部采葉 ▽2年60m 佐野采宝(雲石)▽3年100m 須田成(相沼)▽同4年 佐野茉実(雲石)▽同5年 上杉聡美(雲石)▽同6年 中村七海(雲石)▽5年200m 上杉聡美(雲石)▽同6年 中村七海(雲石)▽3年800m 須田成(雲石)▽同4年 佐野茉実(雲石)▽同5年 上杉聡美(雲石)▽同6年 土谷晏未(雲石)▽走り幅跳び5年 加我天乃(相沼)▽同6年 笹森知恵美(泊川)▽走り高跳び5年 黒田海里(相沼)▽ソフトボール投げ5年 黒田海里=大会新(相沼)▽同6年 笹森知恵美(泊川)=大会新▽400リレー 雲石A▽同ジュニア 雲石A

 

(陸上の花形、リレーのスタート!)

 

(7個の大会新を生んだ、ソフトボール投げ)

(100m 颯爽と駆け抜けます)

投稿者:シュプール

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魔法の板、カプラで遊ぼう!

 熊石保育園で6月17日、町の子育支援活動事業として「魔法の板、カプラで遊ぼう」が開催され、熊石地区内の保育園児や幼児を中心にその保護者など54人が参加しました。
 

 カプラとは、素朴な木の造形ブロックで、大人の手のひらにのるほどの細長い白木。この同じサイズの板を積み上げたり、組み合わせたりすることによりどんな形でも作り出せるので魔法の板とも呼ばれてます。
 この日用意されたカプラの数は10,000枚。床全体にカプラがばらまかれると幼児達は早速作品作りに挑戦。カプラを横にして積み上げたり、縦にして積み上げたりと自分なりに考えながら積み上げ、慣れてくるとスカイツリーを思わせるタワーや、ビル、カニなど自由な発想で組み立て楽しんでました。
 

 また、最初は見ているだけの保護者も次第に手が伸び、幼児以上に真剣に取り組む姿が見られ、親子が協力し作品作りに取り組む姿は微笑ましい光景でした。
 

 参加した仙台谷咲妃(さき)ちゃん(5)は「星の形のタワーを作ったよ。とても楽しい」と笑顔で話し、熊石保育園の佐藤園長は「シンプルだからこそ、集中力や想像力が大切。親子で楽しめるので、子どもとの親睦の場が増えます」と話していました。

(親子で自由に作品作り)

(カプラで作った「カニ」。想像力か豊かです)

(本日一番の大作。みなさん何に見えますか?答えは「キリン」だそうです)

投稿者:シュプール

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関内地区のフジの花が満開!

 関内町の国道229号線沿いにある急傾斜に、今年も6月上旬から落石防止ネットに淡紫色のやまフジが咲き、住民や通り過ぎる人たちの目を楽しませています。
 

 フジは光合成を求め落石防止ネットに巻きつき、高さ20メートル、幅10メートルまで広がり成長。まさにがけを流れる淡紫色の滝のようです。
 同町の橘勝也さん(79)が裏庭に植えたフジが、野生化し、その後設けられたネットをつたい広がりました。この時期は名物スポットになっており、車を止めて見入る人や、カメラに収める人もいるほどで見ごろは今週中までのもようです。
 

 また、同地区にある関内小学校でも、校庭内に咲く「フジの花」が咲き誇っています。このフジは、自然に自生したやまフジで、樹齢などは不明。グラウンド脇にそびえ立つ、高さ約12ほどのトドマツの先端まで、トグロを巻いたようにフジのツタが登り、樹冠に広がり咲き渡っています。花房は30~40。大きなトドマツ一面に垂れ下る薄紫色の花房は美しく、フジの大木を思わせるほどです。

 

 一つの花房には多数の小花が付いて、風に揺れるとどこからともなく甘い香りが漂うほどです。
付近の住民は、フジの花をながめては「きれいだね」と心を和ませいました。

(フジの花が滝のように見えます)

(まさにフジの大木のよう)

投稿者:シュープール

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相沼大火を忘れない!~防火パレード~

 悲惨な火災を防ごうと、相沼小学校(村國壽英校長、児童34人)の児童で構成する相沼少年消防クラブと熊石婦人防火クラブ合同による防火パレードが6月13日、町内の国道229号で行われました。パレードは、1947年(昭和22年)相沼地区で発生した大火を忘れることなく、今後の防火活動に生かしていこうと、89年(平成元年)から行われ、今年で23回目となる恒例行事です。
 

 熊石館平地区から熊石折戸地区までの約2のコースを、軽快なメロディーを演奏しながら行進。火の用心と書かれた横断幕を広げる制服に身を包んだ1・2年生が先導を務め、3年生以上の児童による鼓笛や女子児童によるカラーガード隊がきびきびとした演技を披露しました。また、風船を手にした婦人防火クラブ会員は、通りを行き交う人々に「火の用心」と元気な声で火災予防を呼びかけていました。

 大火の記憶を風化させることなく、恐ろしい火災への防火意識と警火心の誓いを新たにした一日となりました。

(火災には気をつけて!)

(キビキビとした動きと、軽快なメロディー)

投稿者:シュプール

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お魚増やす植樹運動

 ひやま漁協熊石支所女性部(佐藤千代子部長)の主催の、良好な漁場を維持するための「お魚殖やす植樹運動」が6月11日、熊石大谷町、見市川付近で行われました。女性部13人のほか、漁業関係者や森林組合関係者、函館開発建設部江差港湾事務所の職員など22人が参加しました。
 

 植樹活動によって森造りを推進し、河川の環境を守り、また、森から流れ出す栄養により、きれいで豊かな海を造ることを目的に毎年実施されています。
 

 佐藤会長の「私達の手で100年後に豊かな森になるよう、1年でも長く続けましょう」の開会宣言でスタート。
 参加者はクワやスコップを手に持ち、80センチメートルほどのブナの苗木、300本を、森林の大切さや山から川、川から海へと大自然の深い繋がりを感じ取りながら約1時間かけ丁寧に植樹しました。
 

 また、植樹祭終了後には、熊石漁港内の清掃活動も行いペットボトルや空き缶など約20袋のゴミが集められ、環境美化運動にも汗を流しました。

(豊かな森に願いを込め、丁寧に植樹)

(きれいな漁港を!環境美化運動)

投稿者:シュプール

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歌と踊りのチャリティー演芸会が開催されまた

 八雲町の災害復旧を応援する、歌と踊りのチャリティー演芸会(主催、熊石カラオケ愛好会・熊石老人クラブ寿楽会・熊石ボランティア協会)が5月29日、熊石福祉センター開かれました。
 

 熊石老人クラブ寿楽会(松田紀嗣会長)が3月3日に落部・東野地区の老人クラブと交流会を開催し、今度は落部つつじ祭で会いましょうと約束をしていましたが、3月11日の東日本大震災で八雲地区でも多くの漁業被害が発生したため、つつじ祭りは中止。この事態に少しでも応援が出来ないものかと、同会が中心となり、熊石カラオケ愛好会や熊石ボランティア協会に声を掛け開催が実現しました。
 

 開会にあたり松田会長は、「出演者に対する花束やおひねりなどは今回はご遠慮ください。その代わりに会場に設置している募金箱に心のこもった応援金をお願いします」とあいさつで協力を呼びかけました。
 演芸会は44項目で、歌が33項目、踊りが11項目で構成され、26人が披露。一目見ようと、趣旨に賛同し集まったお客さん約170人は、伸びやかな歌声や趣向を凝らした踊りを心ゆくまで楽しんでいました。
 

 最後には、坂本九さんの「上を向いて歩こう」を、出演者、観覧者で合唱し会場がひとつとなり、約4時間にわたる演芸会は、大きな拍手や声援が送られ大盛況のうちに幕を閉じました。
 

 なお、集められた応援金は、6月6日に落部町民センターで行われる演芸交流会で八雲町に手渡される予定となっています。

 

(投稿者:シュプール)

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関内小児童“みそ”作りに挑戦!

 関内小学校(5人)の児童が、総合学習の一環で講師に八雲町で味噌や醤油を製造販売している服部醸造株式会社(服部雅彦代表取締役)の服部由美子専務を招いて、みそ作りに挑戦しました。
 

 児童は、茹で上がった大豆3キログラムを3台のフードプロセッサーで手分けしてペースト状態にした後、熊石産の米こうじ2.6キログラム、塩1.5キログラムを児童数に分け透明な袋に入れ、力を入れて丁寧に混ぜ合わせました。
 その後、「ハンバーグをつくる要領で」とアドバイスを受けながら、空気が抜けるようにこぶし大の大きさのみそ玉にして、密閉容器に入れ作業は終了しました。
 

 児童が作った今回のみそは、約3ヶ月間、服部醸造で発酵させておいしいみそになるといいます。
 参加した笹原雪衣さん(5年)は、「混ぜる作業がとても大変でしたが、みそ玉づくりは楽しかった。どんなみそが出来るのか今から楽しみです」と話していました。
 発酵が終わり、出来上がったみそは同小のお楽しみ会で調味料として使用する予定です。

(力を入れて、一生懸命に混ぜ合わせます)

(みそ玉を作っています)

(投稿者:シュプール)

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今が旬!学校給食に“サクラマス”登場

 熊石地域の小中6校で12日、学校給食でサクラマスのフライが登場し、児童生徒が地元の味を楽しみました。
 「今が旬のサクラマスを地元の子どもたちに味わってほしい」と熊石地域マリンビジョンの地産地消プロジェクトの一環で、協宝丸水産(工藤幸博代表)が約3キログラムのサクラマス8尾を学校側へ提供し、熊石給食センターで食べやすい大きさに切り身にし衣を付けフライにしました。
 雲石小(福原至校長、49人)では、12時過ぎから準備にとりかかり見慣れないメニューに興味心身。校内放送でも6年生がサクラマスについて説明、提供したてくれた漁師の方に感謝しながら「いただきまーす」の大きな声で給食がスタート。安住幹広君(6年)は「脂が乗っていてとてもおいしい。また食べたいです」と話し、熊石学校給食センターの中野栄養士は児童に「地元の春の魚の味をたっぷり味わってください」と呼びかけていました。

 

(元気に いったただきま~す)

(手前が、サクラマスのフライです)

(投稿者:シュプール)

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