希望を胸に学び舎を卒業!

最近、急に暖かくなり2月に降ったあの大雪は徐々に姿を消しつつあります。
3月は、春が近づきウキウキする気持ちと、親しい人との別れなど熊石地域から離れる方も多い季節でもあります。
そんな中、3月1日に熊石高校で、15日には第一中学校と第二中学校で卒業式が行われました。
今年度、高校・中学校をあわせての卒業生は32名となっており、進学や就職など第二の人生をそれぞれが歩み始めます。
式典中は、今まで3年間学んだ校舎や先生達、後輩との別れに涙を流す生徒の姿も見られましたが、生徒玄関で見送られる卒業生はとても晴やかで希望に満ちていました。
今後の人生の更なる活躍を期待していますよ!

 

 

 

(投稿者:シュプール)

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寒さに負けるな!冬フェスタ・歩くスキー講習会

申し訳ありません。久しぶりの「熊石ブログ」の更新となります。
寒い日が続いておりますが、みなさんは風邪など引いてませんか?ここ熊石地域でもインフルエンザが流行の兆しを見せていますが、手洗いうがいをこまめにし体調を整えたいものです。

 さて、そんな寒い中、2月11日に「くまいし冬フェスタ」がひらたいスキー場で開催され、50名がスキー競技やレクリエションゲームを楽みました。
種目は、スキーによる大回転競技のほか、雪上フラッグ大会と宝さがしゲーム。大回転は1人2本滑り、タイム差の少なさで順位が決まるタイムラグ方式なので、スキー技術に関係なくメダルや賞状が狙えるため人気の種目です。

選手は左右に設定された旗門を丁寧かつ大胆にすべて降りてきます。そんな姿に、観衆から拍手や歓声がわき起こっていました。ちなみに優勝者は小学6年生の女の子でタイム差は0.02秒差!スゴイですよね。私も挑戦しましたが到底およぶものではありませんでした。

そのほか、レク種目の雪上フラッグでは、雪煙を上げて猛ダッシュしフラッグを奪い合う姿や、ゲレンデ内から封筒を探し出し、中に入っている番号で景品と交換する宝探しゲームでも賑わいを見せていました。
終了後には、身体を心から温める豚汁が振る舞われるなど、楽しい冬の一日を過ごしました。

 

(果敢に滑り下りる選手!)

 

また、12日には、熊石青少年旅行村内特設コースで初心者歩くスキー講習会が開催されました。
この日は時折強い風と雪で大変寒かったのですが、20人が参加しました。

歩くスキーはゲレンデスキー経験者でなくても、歩ける人で用具があれば比較的簡単にできる軽スポーツです。
参加者は貸出された用具の説明や準備運動の後、早速約800mの特設コースを最初はゆっくりと進みながら感覚を覚え、徐々に慣れてくるとストックで勢いを付けまっすぐスキーを走らるなど、それぞれ思い思いに歩くスキーで雪深い白銀の世界を楽しんでいました。

(寒い中、歩くスキーで汗を流し体力強化!)

(投稿者:シュプール)

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ひらたないスキー場オープン!

年明けの穏やかな天候とは一転して、雪が降り続き除雪作業に精を出す町民が多く見られるようになった熊石地域です。 

そんな中、1月10日に平地区にある「ひらたないスキー場」がオープンしました。積雪量は文句なし。最高のパウダースノーとなっています。
ひらたないスキー場は滑走面が1面の、いわゆるローカルスキー場で、長さは約300メートル、幅60メートルほどしかありません。 

リフトは2基設置されており、正式名称ではありませんが「ロープトゥ」と呼ばれる(地元ではバーリフトと呼んでいます)ワイヤーにハンガーの半分ような形のプラスチックのバーが固定されたものが機械的に動いており、これでスキーヤーを上まで運びます。 

ロープトゥは桧山管内のスキー場では多く見られますが、全国的には珍しくなったリフトでもあります。一般のスキー場の座って空中を移動するリフトとは違い、ロープトゥは常にスキーの滑走面が雪面に当り、滑りながら登るため初心者には「鬼門」のリフトです。普通のリフトだとある程度スキーが滑れなくても上から滑りながら上達していきますが、ひらたないスキー場は逆で、まずは下のほうで自分で登り滑る、上り滑るの練習をひらすた繰り返し、さらにはリフトに乗る練習までもしなければなりません。小学校低学年では相当ハードな練習となりますが、これをクリアー出来なければここのリフトには乗れないのです。まさに「鬼門」。

今までの内容だとデメリットしかないスキー場と思われますが、地元スキーヤーは小さい頃から慣れ親しんでいますので、不便と思った事はありません。しかもリフト代は無料!親にとってはとても経済的なスキー場です。圧雪はしていませんが、タダなので利用者みんなで踏み固めます(こじつけですがこれも練習の一つです)

そのような訳で、1月11日から13日の3日間、初めてのスキー教室が開催され、スキークラブの協力を得てリフトに乗れるまでの練習を行っています。子ども達は自分で登るのが辛そうですが、ここを乗り越えれば楽しいスキーライフが待っていますので是非頑張ってほしいと思います。

私も一員として足しげくスキー場に通い、模範となるよう日々鍛錬に努めていますが、普段の運動不足、又は歳のせいか毎年スキーに体が慣れるまでの時間が長くなっているように思います。今日も綺麗な「シュプール」を描けるが心配ですが怪我だけはさせないよう、しないようにと注意をしています。

なお、ひらたないスキー場の開設は2月29日までを予定しており、午後5時から9時のみのナイター運営をしていますので、時間のある方はぜひご利用ください。前面ナチュラルバーンとなっていますのであしからず。

 

 

            (初めてのスキー教室練習風景)

 

(投稿者:シュプール) 

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書初め・かるた大会が開催されました

 

 相変わらず穏やかな天候続きの熊石地域です。もしかしたらこのまま雪が解けてしまうのでは?と思っているのは私だけでしょうか。

 

 さて、お正月の児童生徒の恒例行事となっている「新春書初め席書大会」が5日に、「子どもかるた大会」が7日にそれぞれ熊石地域で開催されました。
子どもたちは15日まで冬休み中ですので、久しぶりに多くの児童生徒の元気な声を聞くことが出来ました。最近ではめっきりと外で遊ぶ子どもたちの姿が見られません。私が小さい頃は、朝から晩まで親に怒られるほどソリやミニスキーで遊んだものです。家庭用ゲーム機が普及しているためかもしれませんが、体力の低下が心配されます。

 余談はさておき、書初め席書大会では、小学1年生から中学3年生までの児童生徒53名が書初めに挑戦しました。小1の「まつり」から中3の「文化の継承」まで学年別に与えられた文言を、保護者が見守る中、何度も練習し確認しながら半紙に向かい、真剣な表情でじっくりと筆を走らせていました。

 なお、書初めの作品は10日の審査後、13日から熊石総合支所町民ギャラリーに全作品が展示されますので、ぜひ足を運んでご覧ください。

 また、かるた大会では、子どもたちは読み手の声に耳を傾け、下の句が読み上げられると、「入った!」と言う掛け声とともに素早い動きでシートに並んだ木札に手を伸ばし、随所に熱気のこもる真剣勝負が繰り広げられました。 結果は、小学校低学年の部東野Bチーム、小学校高学年の部東野Dチーム、中学校の部相沼Cチームが優勝を飾りました。

 

(書初め席書大会の様子)

   

(かるた大会の様子)

(投稿者:シュプール)

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旧友集い華やか成人式

 

 新年、明けましておめでとうございます。今年も「熊石ブログ春夏秋冬」をよろしくお願いします。

 新しい年の幕開けとなった熊石地域ですが、正月三箇日はとても穏やかな天候に恵まれ清々しい気持ちでの年明けとなりました。

 さて、毎年熊石地域では成人の日を前に成人式が行われ、今年も3日に熊石福祉センターで開かれました。過疎地では故郷に帰省をしている間に開催される事がよくあり、近隣町ではお盆に成人式を開催する所もあります。

 今年熊石地域の新成人の対象者は34名で、このうち24名が参加しました。年々減少し寂しくなっておりますが、華やかな振り袖や真新しいスーツに身を包んだ新成人が集うとなんだか嬉しくなります。

 式典では、新成人を代表して白川士さんと菊地麻友さんが「私たちを育んでくれた故郷の発展に努力します」と大人としての自覚と決意を新たに二十歳の誓いの言葉を力強く述べました。

 式典終了後には、友人との久しぶりの再会に笑顔での談笑や記念撮影をする姿があちこちで見られ、楽しい成人式となりました。皆さんおめでうございます。

  (新成人の皆さん)

(投稿者:シュプール)

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ゆく年くる年

 今年も残すところあと3日となりました。

 2011年は東日本大震災や各地で大雨、台風被害があり、自然の驚異にさらされた忘れられない1年でもありました。平穏無事の大切さをしみじみと感じております。

 さて、新しい年を迎え神社へ初詣に行かれる方も多いと思いますが、熊石総合支所近くの根崎神社でも準備が進められ、鳥居に松やしめ縄が飾られました。
1日の深夜12時過ぎには多くの方が参拝に訪れ、新年の願いや、おみくじでの運試し、初顔合わせとなる知人との年頭のあいさつなど、さまざま光景が見られます。

 皆さんは心の中で願い事を決めていますか?私はもちろん家内安全、無病息災、そして皆さんの幸せです。

 本年最後の熊石ブログをご覧いただきありがとうございました。それでは皆さん良いお年をお迎えください。

 

           

             (投稿者:シュプール)

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スケトウダラ漁が行われいます!

 道路沿いの街路樹が雪化粧し、一気の冬の到来が訪れた熊石地域ですが、冬と言えば風物詩である「スケトウダラはえ縄漁」が11月中旬からはじまり熊石漁港では活気にあふれています。

 スケトウダラはこの時期、産卵をするために桧山沖に集まるため、ここ熊石地域では昔から冬の漁業の代名詞となっており、来年1月中旬までの操業を予定しています。

 通常操業は、午前5時頃に漁場を目指し出港。凍てつく寒さの中、漁を終えた漁船は午前11時頃に帰港します。荷揚げされた漁箱をのぞくとキラキラと光ったスケトウダラが・・・目で見てもまさに新鮮!と分かるほどです。

 さらに、海洋深層水で洗浄されるため鮮度は長持ち!発砲スチロールに詰められた後、主に韓国に出荷されます。この日準備された発砲スチロールは500箱!総動員で手際よく箱詰めされる光景には圧巻され、この光景がいつまでも続くようにと毎回大漁を祈るばかりです。

 

 そんな事を思いながら、「こんな寒い日はスケトウダラ鍋で、クイっと1杯、身も心も暖まりたいな・・・」とつぶやく今日この頃です。

(荷揚げの様子)

(投稿者:シュプール)

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収穫の喜びを味わう!~相沼小収穫祭~

  例年になく、比較的穏やか天気が続き暖かい熊石地域ですが、私個人的にはスキー場だけでも「早く雪が積もらないかなー」と、いつもソワソワしている今日この頃です。  

 余談はさておき、春先から行なってきた稲作活動の締めくくりとなる全校収穫祭と全校道徳が行われるということで、相沼小学校にお邪魔しました。

 同校では、一連の作業を通して、農作物を作る大変さを味わい、食べ物や、それを作る人への感謝の気持ちを育もうと稲作活動が実施され、今年で27回目となる恒例行事となっています。

 全校道徳では、ふるさと先生として学校区で稲作農家を営む宍戸英(すぐる)さん(32)をから稲作の工程について説明。田植え前の苗がどのような過程で成長するのかについては児童も知らないため、宍戸さんの説明に興味深そうに聞き入っていました。

 また、全校道徳終了後には、子ども達から米作りの感想発表と収穫祭の歌が披露された後、二つの臼を使い餅つきを開始。蒸かし終わった順に次々と臼の中に運ばれ、児童達は、父兄や教員の手を借りながら、杵を思いっきり振り下ろし「ヨイショ」と威勢の良い掛け声とともに、ぺったんぺったんと餅をつき、餅がだんだんとつきあがって行く様子に満足そうな表情を浮かべていました。

 つきあがった餅は、母親や地域から参加の老人クラブ会員などの手ほどきを受け、食べやすい大きさに丁寧に丸められ、あんこやしょうゆ、きな粉餅などにして出来立ての餅をみんなで感謝の気持ちをこめながら会食し収穫の喜びを味わいました。

(ふるさと先生の宍戸さん)

(ヨイショ!!と威勢よく餅つき!)

(つきあがった餅を手分けして、食べやすい大きさにまるめます)

(投稿者:シュプール)

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地産地消給食メニュー第3弾!~鮭のチャンチャン焼き~

 熊石地域の小中学校6校の給食メニューとして10月26日に鮭のチャンチャン焼きが登場しました。

 この給食メニューは、「子供達に秋のおいしい海の食材の味を知ってもらい、たくさん食べてもらおう」と熊石地域マリンビジョンの地産地消プロジェクトの一環で、5月のサクラマス給食、7月のバカガイカレーに続く第3弾。
協宝丸水産(工藤幸博代表)が鮎川沖の定置網漁で捕獲した約4キログラムのオスの鮭5尾を学校側へ無償提供した事で実現しました。

 

 提供された鮭は、熊石学校給食センターで切り分けられ、キャベツや玉ねぎなどの野菜と一緒に炒めて完成。味付けにはみそなどの他、児童に人気のマヨネーズを隠し味に入れまろやかに仕上げました。

 

 雲石小(福原至校長、50人)では12時20分頃、全児童が食堂に集まり「熊石前浜の鮭を提供したてくれた漁師の方や大切な資源に感謝し、味わって食べましょう」とあいさつした後に、おいしそうなチャンチャン焼きを各自で取り分け、「いただきまーす」で給食がスタート。児童達は「あっさりしていて、いくらでも食べられそう。おかわりします。」や「普段は切り身を焼いてばかり食べているので、違った味でうれいしい。」との感想があり、とても人気がありました。

 

  中野栄養士は児童に「野菜も豊富でバランスがとれたメニューなのでたくさん食べて」と呼びかけ、児童達は地元を代表する秋の魚「鮭」を心ゆくまで楽しみました。

(勢いよく口の中へ!)

(笑顔で給食を楽しんでます)

給食メニュー(おまけ)
・むぎいりごはん・いものこじる・ やきぐりコロッケ・鮭のチャンチャン焼き・牛乳

(投稿者:シュプール)

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秋風の中、散策を楽しむ!~わんぱくの森ハイキング~

 各地で「体育の日」の催し物が行われていますが、ここ熊石地域でも毎年恒例の「わんぱくの森ハイキング」が、10月10日に行われました。
わんぱくの森は、熊石休養村内にある森散策コースで、森林面積が18.88ヘクタール、自然歩道総距離約2.6キロメートルで所要時間約1時間45分の散策コースです。

 この日は、小学4年生から79歳の高齢者まで、町民約20人が参加し、心地よい秋風を肌で感じながら、木漏れ日の道の散策を楽しんでいました。 
 

 参加者は熊石歴史記念館前を元気に出発。整備されたコースを自分のペースで一歩一歩足を運びながら、徐々に色づきはじめた木々の葉に足を止め眺めたり、ドングリを拾いながら歩く親子の姿など、深まりつつある秋を満喫していました。
 

 また、コース頂上付近では、目の前に広がる日本海を望め、普段は見えない山からの景色に「山から望む日本海は素晴らしい、もっと天気が良ければ最高」と感嘆し、子どもたちは「歴史記念館が小さく見えるよ」などと歓声を上げていました。

 散策後には、みんなでジンギスカンを食べながら談笑し、秋のひとときを楽しく過ごしました。

(頂上を目指す参加者のみなさん)

(頂上から、平地区と日本海が望めます天気が良ければ最高の景色でしたが・・・)

(徐々に色づきはじめた木々、秋の深まりを感じます)

 

注意)わんぱくの森は、比較的簡単に誰でも楽しめる散策コースとなっていますが、熊の出没には注意してください。この日もハンターを先頭に安全を確認したうえでの散策を行っております。

 

(投稿者:シュプール)

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