闇夜に浮かぶ大輪に拍手~商工会夏祭り~

人との挨拶の第一声は「今日も暑いですね」という言葉が日常的に使われるほど快晴・高温続きの熊石地域です。
例年だとお盆が過ぎると一気に秋の空気へと変わり、今年も残すところあと3カ月か・・・との思いにふけるところですが、今年は夏が続きいつまでもウキウキした気分でビールを楽しめそうです。
そんな中、8月25日に熊石漁港ふれあい広場で、八雲商工会熊石地区振興委員会主催の「第29回商工会夏祭り」が開催されました。
この日も好天に恵まれ、多くの方がビールややきとりなどを片手に催し物を楽しみました。今年は泊川太鼓の会が約30年ぶりに復活し日本海はまなす太鼓を披露。祭りを十分に盛り上げてくれました。
恒例の花火大会では、会場向かいの熊石漁港南防波堤から約200発の花火が打ち上げられ、闇夜に浮かぶ色とりどりの大輪に大きな拍手がおくられていました。

(熊石・相沼保育園児のキッズよさこいでスタートです)

(生ビールを片手に、吹奏楽を楽しんでいます)

(復活した泊川太鼓の会の演奏)

(恒例の花火大会!大きな拍手がおくられていました)

(投稿者:シュプール)

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残暑の中、ハツラツプレー~熊石老人スポーツ大会~

第34回熊石老人スポーツ大会が8月22日に青少年スポーツセンターで残暑の中開催されました。
お年寄りの健康増進と親睦を図ることが目的に行われている行事で、今年は132名が5チームに分かれ多彩な競技を楽しみました。
先にあるバケツに玉を投げ入れてリレーする「バケツにどぼん」やお玉にピンポン玉を乗せコーンを回ってリレーする「料理の鉄人」では、お年寄りとは思えない軽い足取りで力走していました。
ボールをスタートラインからスティックで打ち、得点穴にボールを入れる新種目「スカットボール」では、得点穴に特殊なカーブが付いているため、穴の上をボールが通っても入りそうで入らない展開に、周囲から拍手や歓声、ため息がもれるなど会場は大変な盛り上がりを見せていました。
その他にも「輪投げ」や「玉入れ」など昼食を挟んで熱戦が繰り広げられ随所で年齢を感じさせないハツラツプレーを披露しました。

軽い足取りでリレーする「料理の鉄人」

得点穴に入りそうでなかなか入らない「スカットボール」

川代町長も挑戦しました。白いボールの行方は・・・

1点獲得です!

 

(投稿者:シュプール)

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5年ぶりに奴道中を披露~北山神社例大祭~

泊川北山神社例大祭が14日と15日の両日華やかに行われました。
神輿行列に先導された伝統の泊川奴は5年ぶりに登場し、古くから伝わる「道中降り奴」などの演技が披露され、沿道から大きな拍手が送られていました。
また、2台の山車(だし)も奴道中に続き、ご祝儀や振る舞い酒など、泊川地区は祭り一色となっていました。

 (道中振り奴)

 

(奴の後に2台の山車が続きます)

(投稿者:シュプール)

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根崎神社例大祭、幕を閉じる

熊石地区の根崎神社例大祭の渡御祭が14日と15日の両日行われました。
天狗や神輿(みこし)の巡行に地区ごとの8基の山車(だし)がお供。子どもから大人まで総勢約300人が行列をつくり、2日間で約20キロメートルを巡行しました。
14日はまさに晴天。暑い中、京都祇園祭りの流れをくむ伝統の祭り囃子(ばやし)が町内に響き渡り、沿道を埋めた町民や観光客もその華やかさに歓声を上げていました。
15日には、「熊石ひらたない荘」前庭に8台の山車が並べられ、カメラを構える観光客の姿も目立っていました。その後、夕方から夜にかけて雨が降り出し、巡行時間が大幅に短縮されましが、闇迫るなかちょうちんに灯りをともした山車に、お盆で帰省した人からは「山車が照明に浮かんで綺麗」と話していました。
宮入では、獅子舞や舞踊、若人の神輿練り歩きなどが行われ、祭りの熱気も最高潮に達し、事故もなく無事に幕を閉じました。
根崎神社創建は、江戸幕府が開かれて間もない1606年(慶長11年)。当時すでにニシン漁場として栄えたまちの歴史を物語り、祭りは由諸ある神社が毎年お盆に行う伝統行事で、帰省者を交えて盛大に繰り広げられています。

(日中の様子、関内地区)

    (夜になるとライトアップがされ、綺麗です)

     (ひらたない荘前、近くで見ると迫力ありますよ)

(投稿者:シュプール)

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根崎神社例大祭が始まりました

豪華に飾った山車(ダシ)が熊石地域を練り歩く、お盆の恒例行事「根崎神社例大祭」が13日に始まりました。
宵宮祭では、各地区自慢の山車8台のうち5台が笛や太鼓などを響かせながら根崎神社に集結し、鳥居前で「魂入れ」という神事を行い祭りの始まりと巡行の安全を誓いました。
祭りは3日間あり、14、15日は午後から天狗や神輿と共に全ての山車が列を作り、夜まで巡行します。
また、泊川地区の「北山神社例大祭」も5年ぶりに14、15日に開催されます。

(稲荷山 平地区)

 (八雲山 雲石地区)

 (雷山 鳴神地区)
 (蛭子山 畳岩地区)
(神武山 根崎地区)
  

                                                  (投稿者:シュプール)

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1年後、元気に戻って来て!~サクラマス放流式~

5月11日にひやま漁協主催の「サクラマス放流式」が熊石地域の相沼内河口付近で開催され、泊川・相沼小の全児童や相沼保育園の園児がサクラマスの幼魚を放流しました。

この事業は、ひやま漁協が子ども達を中心した一般市民に水産資源増大のための取り組状況や海の水産資源の大切さ考える機会として実施しています。

開会式で佐藤理事から「これから海に渡り、1年後には4~5キロになってまたこの川に帰ってきます。心に残るよう放流してください」との挨拶の後、児童から「帰ってくるのをいつまでも応援しています」とサクラマスをおくる言葉が述べられました。

この日放流されたのは、ふ化後1年半程度(通称「スモルト」)、体長15ほどの幼魚で45000匹です。児童達は幼魚が入ったバケツを手渡されると川にそっと放流。園児からは「元気に泳いでね~」と声が掛けられていました。

放流したサクラマスたちが無事にこの川に戻ってくるようにと関係者等みんなが願いを込めて、放流式は終了しました。

 

(サクラマスをおくる言葉を発表する児童)

(帰ってくることに願いを込め放流)

(園児たちも頑張りました)

(キレイなお魚さんだな~)

 

(投稿:シュプール)

 

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色鮮やかな凧づくりに挑戦!

熊石地域もようやく春の暖かさを肌で感じられる季節となりました。
新1年生は大き目のランドセルに黄色いカバーを付けて元気よく登校する姿に微笑ましさを感じています。

新学期は新たな事にチャレンジ!という訳で、熊石地域では初めて「凧づくり講習会」が開催され、子ども達を中心に15名が参加しました。

凧にも色々な種類がありますが、今回挑戦する凧は「津軽凧」。講師には津軽凧絵師の成田幻節氏を招いての本格的な講習です。津軽凧は、ねぶた祭りでおなじみの浮世絵や三国志などの絵が特徴的だそうです。
そこで今回の題材は「三国志、祝融婦人」。女性の顔が大きく描かれるもので津軽凧絵でも比較的簡単ですと説明されましたが、絵心のない私としては「とても難しそう」と感じました。

(成田先生の完成品です。さすがですね!)

しかし、子ども達は大胆ですよね。何の躊躇もなく下絵を黒い墨で写し、指導のとおりどんどんと色付作業を進めます。よーく見ると着物に塗る同じ色(たとえば赤)でも2種類を使い分け最初は薄い色で塗り、縁を残すように濃い色で重ね塗りし立体感出す技法には驚きました。
約2時間ほどで絵は完成。その後枠に貼り付けや糸をつけて終了です。

 

(みなさん上手に出来ましたよ)

いよいよ凧飛ばしと言といいたい所ですが、外の旗を見ても垂れ下がったままで風の吹く気配すらありません。でもあきらめないのが子ども達。上空は風が吹いているものと信じ、当初駐車場で行うはずの凧上げ会場を、長い距離が走れるよう第一中学校のグラウンドに変更。

凧糸を持った子ども達が「よーいドン!」の合図で一直線に走って行きます。何度も何度も走ります!上がった!と思いましたが、足が止まると凧も芝のうえに寝転んでいました。

                      (風が無いので何度も猛ダッシュ!)
結果としては残念ながら凧は上がりませんでしたが、津軽地方の伝統に触れる良い機会になったと思います。
今度は、風の吹いている日にリベンジしてくださいね!

 

(投稿者:シュプール)

 

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希望を胸に学び舎を卒業!

最近、急に暖かくなり2月に降ったあの大雪は徐々に姿を消しつつあります。
3月は、春が近づきウキウキする気持ちと、親しい人との別れなど熊石地域から離れる方も多い季節でもあります。
そんな中、3月1日に熊石高校で、15日には第一中学校と第二中学校で卒業式が行われました。
今年度、高校・中学校をあわせての卒業生は32名となっており、進学や就職など第二の人生をそれぞれが歩み始めます。
式典中は、今まで3年間学んだ校舎や先生達、後輩との別れに涙を流す生徒の姿も見られましたが、生徒玄関で見送られる卒業生はとても晴やかで希望に満ちていました。
今後の人生の更なる活躍を期待していますよ!

 

 

 

(投稿者:シュプール)

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寒さに負けるな!冬フェスタ・歩くスキー講習会

申し訳ありません。久しぶりの「熊石ブログ」の更新となります。
寒い日が続いておりますが、みなさんは風邪など引いてませんか?ここ熊石地域でもインフルエンザが流行の兆しを見せていますが、手洗いうがいをこまめにし体調を整えたいものです。

 さて、そんな寒い中、2月11日に「くまいし冬フェスタ」がひらたいスキー場で開催され、50名がスキー競技やレクリエションゲームを楽みました。
種目は、スキーによる大回転競技のほか、雪上フラッグ大会と宝さがしゲーム。大回転は1人2本滑り、タイム差の少なさで順位が決まるタイムラグ方式なので、スキー技術に関係なくメダルや賞状が狙えるため人気の種目です。

選手は左右に設定された旗門を丁寧かつ大胆にすべて降りてきます。そんな姿に、観衆から拍手や歓声がわき起こっていました。ちなみに優勝者は小学6年生の女の子でタイム差は0.02秒差!スゴイですよね。私も挑戦しましたが到底およぶものではありませんでした。

そのほか、レク種目の雪上フラッグでは、雪煙を上げて猛ダッシュしフラッグを奪い合う姿や、ゲレンデ内から封筒を探し出し、中に入っている番号で景品と交換する宝探しゲームでも賑わいを見せていました。
終了後には、身体を心から温める豚汁が振る舞われるなど、楽しい冬の一日を過ごしました。

 

(果敢に滑り下りる選手!)

 

また、12日には、熊石青少年旅行村内特設コースで初心者歩くスキー講習会が開催されました。
この日は時折強い風と雪で大変寒かったのですが、20人が参加しました。

歩くスキーはゲレンデスキー経験者でなくても、歩ける人で用具があれば比較的簡単にできる軽スポーツです。
参加者は貸出された用具の説明や準備運動の後、早速約800mの特設コースを最初はゆっくりと進みながら感覚を覚え、徐々に慣れてくるとストックで勢いを付けまっすぐスキーを走らるなど、それぞれ思い思いに歩くスキーで雪深い白銀の世界を楽しんでいました。

(寒い中、歩くスキーで汗を流し体力強化!)

(投稿者:シュプール)

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ひらたないスキー場オープン!

年明けの穏やかな天候とは一転して、雪が降り続き除雪作業に精を出す町民が多く見られるようになった熊石地域です。 

そんな中、1月10日に平地区にある「ひらたないスキー場」がオープンしました。積雪量は文句なし。最高のパウダースノーとなっています。
ひらたないスキー場は滑走面が1面の、いわゆるローカルスキー場で、長さは約300メートル、幅60メートルほどしかありません。 

リフトは2基設置されており、正式名称ではありませんが「ロープトゥ」と呼ばれる(地元ではバーリフトと呼んでいます)ワイヤーにハンガーの半分ような形のプラスチックのバーが固定されたものが機械的に動いており、これでスキーヤーを上まで運びます。 

ロープトゥは桧山管内のスキー場では多く見られますが、全国的には珍しくなったリフトでもあります。一般のスキー場の座って空中を移動するリフトとは違い、ロープトゥは常にスキーの滑走面が雪面に当り、滑りながら登るため初心者には「鬼門」のリフトです。普通のリフトだとある程度スキーが滑れなくても上から滑りながら上達していきますが、ひらたないスキー場は逆で、まずは下のほうで自分で登り滑る、上り滑るの練習をひらすた繰り返し、さらにはリフトに乗る練習までもしなければなりません。小学校低学年では相当ハードな練習となりますが、これをクリアー出来なければここのリフトには乗れないのです。まさに「鬼門」。

今までの内容だとデメリットしかないスキー場と思われますが、地元スキーヤーは小さい頃から慣れ親しんでいますので、不便と思った事はありません。しかもリフト代は無料!親にとってはとても経済的なスキー場です。圧雪はしていませんが、タダなので利用者みんなで踏み固めます(こじつけですがこれも練習の一つです)

そのような訳で、1月11日から13日の3日間、初めてのスキー教室が開催され、スキークラブの協力を得てリフトに乗れるまでの練習を行っています。子ども達は自分で登るのが辛そうですが、ここを乗り越えれば楽しいスキーライフが待っていますので是非頑張ってほしいと思います。

私も一員として足しげくスキー場に通い、模範となるよう日々鍛錬に努めていますが、普段の運動不足、又は歳のせいか毎年スキーに体が慣れるまでの時間が長くなっているように思います。今日も綺麗な「シュプール」を描けるが心配ですが怪我だけはさせないよう、しないようにと注意をしています。

なお、ひらたないスキー場の開設は2月29日までを予定しており、午後5時から9時のみのナイター運営をしていますので、時間のある方はぜひご利用ください。前面ナチュラルバーンとなっていますのであしからず。

 

 

            (初めてのスキー教室練習風景)

 

(投稿者:シュプール) 

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