熊石の春模様~春を告げるサクラマス、カタクリ、そして道南休養村オープン~

 今年は例年に比べ、雪が多かったせいか、まだまだ残雪が見られる今日この頃。
 ゴールデンウィークも前半戦を終え、いよいよ明日からは5月突入ですね。

 5月と言えば、熊石最大のイベント「熊石あわびの里フェスティバル」が19日(日)に開催されます。目下、スタッフ、各団体ともに、総力を挙げて準備中です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 さて、当ブログ「熊石春夏秋冬」ということで、町民の方はもとより、遠くふるさとを離れた方々や熊石にご縁のある方、熊石に興味をお持ちいただいた方々へ、「熊石の今」をお届けしていきたいと思います。
 今回はダイジェスト的な感じで。

サクラマス釣り大盛況
 
陸から狙えるサクラマス釣りのスポットとして雑誌やテレビで取り上げられ、年々釣り人が増えています。今年はなかなかいい釣果が出ているようで、休みの日には鮎川海岸の平盤から浜中地区の海岸線にずらりと釣り人が並ぶ日も珍しくありません。
 釣りをしない私は、ただただ人の釣果を期待して待つのみです。美味しいですよね、サクラマス。


 この日も穏やかな陽気のもと、一心に竿を振る釣り人の姿が多く見られました。

カタクリの花満開
 
昨日、熊石休養村内にある森林散策コース「わんぱくの森」に行ってみました。ここには約100万本とも言われるカタクリの群生地があります。スキー場の脇から散策道を登ると、すぐに紫の花が一面に咲き誇っているのが見られます。カタクリの花びらはほとんど開ききっていて、見るならまさしく「今でしょ!」な状態でした。散策道は約2.6キロメートルで所要時間約1時間45分ほどで回れます。冬の雪や風による倒木等がありますので足下に十分気をつけて、野山の散策を楽しんでください。あと、たまに大型のけだものが出没するそうなのでそちらもご注意ください。


 あちこちにカタクリの群生が。このあたりはカタクリの丘と命名されています。

キャンプ場&熊の湯オープン
 
4月27日から青少年旅行村キャンプ場がオープンしました。それに合わせて熊の湯もオープン。まだまだ肌寒いですが、キャンプ場には初日から何組かのキャンパーが入村していました。
 
 熊の湯の今の様子は、こんな感じです。

 山奥には残雪がまだありますので野趣溢れる雪見露天風呂を楽しめるのではないでしょうか。雪解けにより川が増水しておりますので、こちらも足下に十分気をつけて入浴を楽しんでください。


 キャンプ場内の桜の開花状況はこんな感じです。桜前線の到来はあと1~2週間でしょうか。

告知
北海道二科会写真展の開催について
 熊石歴史記念館では4月23日から5月5日まで北海道二科会写真展 熊石移動特別展を開催しています。
 二科会北海道支部の入賞作品・特別部員作品を130点展示しておりますので、ぜひご来場ください。

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真冬を楽しむ!~くまいし冬フェスタ~

2月11日にひらたないスキー場で「くまいし冬フェスタ」が開催されました。
参加者は幼児と小学生、保護者など40名が、スキー競技(大回転)や雪上フラッグ、宝探しゲームを楽しみました。
スキー競技では、2回滑り1回目と2回目のタイム差が少ない「タイムラグ」形式で、自分がコントロールできるスピードで挑戦していました。優勝したのは5年生の女の子でタイム差は0.55秒。約400mのコース設定でしたので立派な成績だと思います。
また、雪上フラッグでは、赤い旗をめがけ思いっきり走り、ダイブするなど子ども達の元気な姿が印象的でした。中には、走っている途中に両足の長靴が脱げてもそのまま駆け抜け周囲の笑いを誘っていました。

(スキー競技、ゴール目指して果敢に滑っています!)

(雪上フラッグ、赤い旗は誰の手に・・・)

(投稿者:シュプール)

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熊石地域成人式

みなさん、明けましておめでとうございます。
今年も「熊石ブログ春夏秋冬」をよろしくお願いします。

平成25年、最初の投稿は熊石地域の成人式です。
熊石地域の成人式は毎年、新成人が参加しやすいよう帰省の時期にあわせ、1月3日に行われることが恒例となっており、今年も熊石福祉センターで開かれました。
対象者は30人。このうち21人が出席し、華やかな振り袖や真新しいスーツに身を包んだ新成人が集いました。

新成人の紹介と合わせて行われた祝酒献上では、先輩から祝いの祝杯を一人ひとりが受け、新たな門出を祝福。続いて、新成人から「私たちを育んだ両親や社会の恩恵に感謝し、ふるさとの発展に努力します」と二十歳の誓いの言葉を力強く述べられました。

式典終了後には、友人との久しぶりの再会に会話を弾ませ記念撮影をする姿があちこちで見られました。

祝酒献上、大人の仲間入りです。

新成人から誓いの言葉

新成人のみなさん、おめでとうございます!

 

(投稿者:シュプール)

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園児に絵本のプレゼント!

昨日から真冬日が続き、いよいよ本格的な冬の到来を感じさせる熊石地域です。

もう12月の下旬となり、いよいよクリスマスまでカウントダウンがはじまりました。

クリスマスと言えばやはりプレゼント。子ども達はサンタがプレゼントを持ってきてくれるか今から心待ちにしている様子です。

さて、そんな中、熊石・相沼両保育園で開催されたクリスマス会で絵本がプレゼントされました。

第一生命労働組合函館営業職支部が、地域貢献活動としてチャリティーバザーで得た収益金で購入されたもので、24年は渡島・檜山近郊の保育園、幼稚園、学童保育42施設に寄贈されます。

早速プレゼントを受けとった園児は、中身に興味深々。「僕にも貸して~」と奪い合うかわいい姿や「先生早く開けて~」とさいそくするなど、大変喜んでいる様子でした。

(ぼくにもかしてよ~)

(プレゼントされた絵本を手に持ち、記念撮影)

(寄贈された絵本)

第一生命労働組合函館営業職支部のみなさん、どうもありがとうございました!

 

また、クリスマスと言えば忘れてはならないのはイルミネーションではないでしょうか?

先週、熊石総合支所前やその周辺にイルミネーションが点灯されました。

熊石ヤングサークルが実施し4年目となりますが、今年の北海道は「節電の冬」ということもあり、点灯までには相当な話し合いが続いたそうです。
一時は見送る方向でしたが、「まちを明るく盛り上げよう」という趣旨から、消費電力を極力抑えることを苦慮しLDE電球に替えたり、点灯期間を短縮するなどで実施が可能となりました。

イルミネーションを見ると、とても華やかで気分が明るくなります!近くを通った際にはぜひご覧ください。

熊石ヤングサークルのみなさん、寒い中の作業たいへんお疲れさまでした。

(投稿者:シュプール)

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かわいらしい警察官が、防犯運動!

熊石地区の小学生4人が12月18日、制服姿がりりしい「一日警察官」として、同地区で防犯を呼びかけました。

歳末の防犯運動の一環で、熊石防犯クラブが中心となり毎年この時期に実施している恒例行事です。

「警察官」となったのは、今年熊石地区の小学校に入学した1年生。
武田八雲警察署長から委嘱状が手渡されると、やや緊張した表情で受け取り、晴れて一日警察官に。

制服、制帽に身を包んだ児童は、パトカーや徒歩で金融機関など10箇所を訪問し「犯罪防止に一層の協力をお願いします」と元気な声で訴え、防犯メッセージを手渡しまし。

(武田八雲警察署長から委任状を受け取り晴れて警察官に!)

(金融機関などを訪問し防犯メッセージを手渡しました。)

(投稿者:シュプール)

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ヨイショ!ヨイショ!と、もちつき会~相沼小学校~

雪が降ったり、溶けたりとシャーベット状の雪で道路がとても歩きづらい熊石地域です。車の運転も十分注意が必要です。

さて、12月2日、相沼小学校でもちつき会が開催されました。使用されたもち米は9月に児童が自ら稲刈りをし収穫したもので、特別の思い出があります。

この日はファミリー参観日に併せ実施されたもので、もち米を蒸かしたり味付けとなる具材を用意するなど保護者も全面協力しました。

体育館には2つの臼と杵が準備され、児童達は順番に挑戦。もちにむかって思いっきり杵を振り下ろすも低学年はさすがに力が入らないようで苦戦していましたが、上級生ともなると体育館いっぱいに「ペタン!ペタン!」と鳴り響き、保護者も負けじと「ヨイショ!」「ヨイショ!」の掛け声で応援していました。

つきあがったもちは、みんなで丁寧に丸められ「きな粉」「みたらし」「あんこ」「ごま」に味付けされ、親子で仲良く楽しみました。

師走に入り「お正月はもう目の前!」とワクワクしています。忙しい仕事を乗り切れればの話ですが・・・

(もちつきを楽しむ児童たち)

(みんなで協力し、つきあがったもちを丸めます)

 

(投稿者:シュプール)

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赤い羽根チャリティー演芸会が開催されました

熊石地域でもいよいよ初雪となり、身も心も冬本番を迎えています。体調管理には十分気を付けたいものです。

さて、11月17日に熊石福祉センターで「赤い羽根チャリティー演芸会」が開催されました。この演芸会は熊石地区共同募金委員会が主催となり、共同募金運動への理解を広げるため開催し今年2回目となります。

演芸会では個人や団体などが参加し、歌や踊り、演奏が発表されました。歌ではカラオケで演歌を熱唱する高齢者の姿が多く、とても上手で驚きました。

「驚いた」と言えば熊石レディースネットワークの方々による「スコップ三味線」、数年前より演奏を披露しているという話は耳にしていましたが、実際に拝見するのは初めてです。スコップ三味線とはその名のとおりスコップを三味線替わりに、バチは栓抜きと一風変わっていますが、ソーラン踊りの音楽が鳴り出すと三味線のように左手でスコップの柄の部分を上下させたり、胴の部分をリズムに合わせ叩いたり、まるで本物のような迫力がある演奏でした。

この日は、約12万円の募金が集まり、これらは「熊石地域の社会福祉のために役立てます」と主催者から報告され、集まった約100人は赤い羽根共同募金への理解を深めるとともに、それぞれが心ゆくまで楽しんだ様子でした。

(受付で募金を呼びかけ!)

(カラオケで熱唱!)

(泊川女性有志による見事な舞!)

(熊石レディースネットワークの方々による「スコップ三味線」演奏!)

(投稿者:シュプール)

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イチョウの木が見ごろを迎えています

今週はアブラムシとみられる小さな虫が、いたるところで大量発生し外出するのにも勇気がいるほどです。
報道番組では小樽市でも同じようにアブラムシが大量発生というニュースが流れていました。広範囲にわたり影響がでているようですね。
さて、今回は取材ではありません。先日、某職員から「熊石総合支所前にあるイチョウの木がきれいですね」と言われました。
良く見ると確かにいつの間にかイチョウの葉が緑色から黄金色に・・・あまりにも近すぎで気が付きませんでした。これは情報発信担当としては反省すべきです。
イチョウの木がきれいな場所として忘れてはいけないのが「熊石歴史記念館」。道路から入口までのびるイチョウ並木の撮影に早速行ってきました。だいぶ葉も落ちていますが、もう少し見ごろのようです。近くを通る際いにはぜひ立ち寄ってはいかがてしょうか?

熊石総合支所前のイチョウの木

 

歴史記念館の入り口へと続く、イチョウ並木

 

これはおまけです。歴史記念館駐車場横の杉と桜の木のコラボです。思わず気になって撮影しました。

 

 

 

投稿者:シュプール 

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熊石地域音楽と芸能の集い

大量の雪虫発生に、鼻と口を手で覆わなければ歩けないほどの熊石地域です。
さて、文化に日にあたる11月3日に「熊石地域音楽と芸能の集い」が開催されました。
以前は熊石文化祭作品展示の他に演芸発表部門もあり、保育園児や小学生の合唱、一般参加によるカラオケ大会などが行われていましたが、参加者の減少などから取りやめの状態になっていたので十数年ぶりの開催となります。
今回音楽や芸能を発表したのは、熊石地域の各小中学校6校。
音楽では、雲石小学校の鼓笛隊、第一中学校の吹奏楽部の演奏、芸能では、相沼小学校と第二中学校が無形文化財の「相沼奴」、泊川小学校が和太鼓演奏、関内小学校が大漁獅子踊りを披露し、集まった約300人らは軽快な音楽や伝統芸能を心ゆくまで楽しみ、大きな拍手を送っていました。
プログラムには各演目の紹介が記載されていますのでご紹介します。

表紙には各学校の校章が載っています。熊石出身のみなさん、あなたはどの学校の出身ですか・・・

 

投稿者:シュプール

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熊石地域文化祭が開催されています

11月1日から4日まで、熊石福祉センター(熊石雲石町)で熊石地域文化祭作品展示が行われています。
パッチワークや俳句、児童生徒による絵画、書道など多数の作品が展示されています。また会場では八雲町郷土資料館収蔵品の「縄文式土器特別展」も併せて開催されています。
食欲の秋、読書の秋と秋を楽しむ方法は色々とありますが、熊石地域の文化祭で「芸術の秋」を楽しんでみませんか?

 

 会場に入ると、熊石海洋深層水コーナーがお出迎え。食塩の試食もあり!

 

 ホールでは所狭しと作品が並べれられいます。

 

   この日は、保育園児も鑑賞に訪れていました。絵画をじっと見て・・・

 「縄文式土器特別展」

巨大オブジェ?

 

投稿者:シュプール

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