みなさん、こんにちは。 豆クマです🐻
今日は、寒さを感じる朝だった熊石です。 青空は見えますが、夏の日差しというよ
りも 少し秋になってきたのかも…と感じるような 涼しさがあります。
熊石の山には たくさんのクマ笹が生息しています。 うちのすぐ近くにも クマ笹がいっぱいです。 多分 北海道では あちこちで見ることができると思います。
実は、そのクマ笹の秘密を教えてもらったので 今日は その秘密を みなさんにもお伝えしようと思います☺
クマ笹は、北海道の山野に群生するタケ科の植物です。とっても生命力の強い植物で、60年から120年間枯れずに地中の成分を吸収し続けるそうです。そして、雪の中でも枯れずに耐え抜くことができるほどの 寒さに対する抵抗力ももっているのです。
そうなのです。 実は、クマ笹と雪には ある秘密の関係があるのです!
みなさん、それが何だか 分かりますか?
実は… クマ笹と見ると その地域でどのくらい雪が積もるか 分かるのです!
笹の仲間は、分布する場所によって芽が出る位置が違っているそうで、クマ笹の芽は
茎の途中にあります。 どうして茎の途中にあるかと言うと、冬に雪の下になることで
寒さから芽を守ることができるからなのです。(気温がマイナス20℃くらいでも雪の
下の深さ50cmのところ辺りでは、マイナス2℃くらいしかならないそうです)
また、空気が乾燥しても、雪の下では乾燥によって 新芽が痛むこともないそうです。
更に、茎は弾力性があるので、雪でつぶされても折れずに 春になって雪が解ければ
もとに戻るという性質があります。 そのため、冬は 雪が降ると茎は簡単に倒れて
早く雪に埋まってしまうそうです。
つまり、冬の間は雪の中で 新しい芽を守りながら春を待つので 自分たちのいる場
所に どのくらいの雪が積もるかを知っているのです。 だから、クマ笹を見れば そ
の地域の だいたいの積雪量が分かるのです。
すごいですね~! その話を聞いてびっくりと同時に感動でした。
早速、周りにあるクマ笹を 見てみようと思います。 みなさんも ぜひぜひ クマ笹
を見かけたときは、 よーく観察してみてくださいね!
ツバメと夏の雲です! 熊石の夏は、そろそろ終わりそうです…。