みなさん、こんにちは。 豆クマです🐻
私の住む熊石には、日本海があり たくさんの釣り人がやってきます。
季節によって、釣れる魚はいろいろあるようですが、「サクラマス」のシーズンは
全国から釣り人が集まるくらい すごいらしいです。
最近 私の周りで話題に上がる魚の名前は 「ほっけ」です…。
どうしてかと言うと、この熊石では、「ほっけ」は 家庭で当たり前のように
日常の食卓に上がるお魚ということに 驚いたからです。
「す、すごい…。ほっけが… 普通に… 食べられるなんて…」
私にとって…ほっけは、「高級な魚」というイメージです。お店でしか食べたことが
ありません。しかも、お店で出すお魚の中では、けっこう値段が高い方なのです。
更に、「ほっけと言えば… 開き!」 しか知りませんでした…。
と言うか、違う方法で調理されたほっけを見たことがありませんでした。
ここ、熊石では、ほっけの開きはもちろんですが… ほっけの味噌漬け、フライ、
ほっけのみりん焼き、ほっけのつみれ汁、つみれにして揚げた天ぷら…などなど
それぞれの家庭で いろいろな調理法で おいしく食べているのだそうです。
どれも美味しそう・・・。 食べることの好きな私にとっては たまりません…。
ちなみに…「ほっけ」という名前は、この熊石で名づけられたそうです。
1720年、法順和尚という念仏行者が熊石村に来て布教を始めていました。当時、村内
はニシン漁業が不振で村民は生活に苦労していました。そのとき、毎日沖を眺めていた
和尚さんは、村民を集めて「遥か沖合には魚が群れを成している。協力してみんなで獲
ってはどうか」と提案しました。村民は、半信半疑で出漁し、苦心の末、漁場を見つけ
て、大漁になったそうです。しかし、誰もその魚の名前が分かりませんでした。和尚さ
んに尋ねても分かりませんでした。そこで、和尚さんは、何か良い名前はないかと考え
ました。法順和尚の法と村に花を咲かせてくれる魚だということで「法花(ほっけ)→
𩸽(ほっけ)」と名付けたそうです。
ほっけ・・・ 今までは、話題にもほとんど上がらず、とても遠い存在でしたが、
この熊石に来てからは すごく身近な感じがしています。
この熊石では、ほっけは、4月・5月と 11月・12月に釣れるそうです。
もしかしたら・・・そのうち・・・海で釣ってきたほっけを 自分でさばいて
食べているかも・・・!?
↑いただいた𩸽を焼いて食べました☺ ↑あわ里くんです☺