雲石道路に架かる橋と歩くスキーの集い

ソチ冬季五輪が開幕し、熱戦が繰り広げられています。
テレビに釘づけで寝不足気味の人も多いのではないでしょうか。そんな今日この頃。

さて、新聞報道でもある通り、来月16日に雲石道路が全面開通となります。雲石道路は、別名八熊線(はちくません)と呼ばれ、雲石峠を越える難所で、急カーブや急こう配が多く、幅員も狭いことから、事故も多く、現在改良が進められています。
冬場は特に事故が多く、路外逸脱している車両を見るのは、もはや風物詩で、「あの峠の道路、いつになったら開通するんだべ」と、いつも話題に上る八熊線。その未開通だった3.1km部分がいよいよ来月開通になります!

そこで、2月6日、雲石小学校で、国道277号の新ルート「雲石道路」の開通を前に、新ルートにかかる「高滝ノ沢橋」の銘板のお披露目式を行いました。高滝ノ沢橋は北海道で初めてロアリング工法が採用された橋です。函館開発建設部江差道路事務所では、地域住民に親しみを持ってもらうため、雲石小学校に橋銘板の文字づくりを依頼しました。

江差道路事務所の河内所長から文字づくりを担当した雲石小学校6年生の代表4人に橋銘板のレプリカが手渡されました。

「これは僕の字だ!」などとみんなで橋銘板の文字をなぞり、重厚な作りに感動していました。

児童を代表し、6年生の井口稜也くんが挨拶。
『この表示板は、これから先もずっと刻まれていくものなので、思いをこめて一生懸命つくりました。この表示板は、一人一人の個性が出ていて、とてもいい文字になったと思います。小学校6年間最後の時に、こういった表示板を作れてよかったです。』


最後にみんなで記念撮影。子どもたちにとっても、素晴らしい思い出となるでしょう。

続いて、熊石青少年旅行村で、2月8日、熊石歩くスキーの集い(八雲町教育委員会主催)が開かれ、熊石地域と八雲地域の町民40人が参加しました。参加者は入念に準備運動をした後、町体育課職員やスポーツ推進委員の指導を受け、熊石青少年旅行村内に設置された2kmの特設コースを周回。最初はふらついたり、転んだりしていましたが、徐々に慣れてくるとまっすぐにスキーを走らせるようになり、それぞれ思い思いに雪深い白銀の世界を楽しみました。

入念に準備体操をしたあと、講師から滑り方を教わって、いざスタート!ん!?むむ?

痛恨のミス!!左側の白いぼかしはレンズフレアではありません。レンズの表面についたワックスです。。。後で気づきましたが時すでに遅し。。。

エッジが無いので最初はふらついたり、転んだりします。でも慣れてくるとまっすぐにスキーを走らせるようになり、景色を楽しむ余裕も出てきます。

歩くスキーを楽しんだ後は、参加者同士で、ジンギスカンなどのバーベキューを囲みながら和気あいあいと親睦を深めました。

今回は八雲地域からも大勢の参加がありました。参加者からは、「雪の中をのびのび滑れて楽しい!」「景色もよくて心も体もあったまる!」「また来年も是非」との声が聞かれました。

冬に雪かき以外でこんなに汗かくのは歩くスキー以外にないですよ!景色を見ながら楽しく運動して健康づくりに取り組みましょう!

投稿者 Rodrigues


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