道路沿いの街路樹が雪化粧し、一気の冬の到来が訪れた熊石地域ですが、冬と言えば風物詩である「スケトウダラはえ縄漁」が11月中旬からはじまり熊石漁港では活気にあふれています。
スケトウダラはこの時期、産卵をするために桧山沖に集まるため、ここ熊石地域では昔から冬の漁業の代名詞となっており、来年1月中旬までの操業を予定しています。
通常操業は、午前5時頃に漁場を目指し出港。凍てつく寒さの中、漁を終えた漁船は午前11時頃に帰港します。荷揚げされた漁箱をのぞくとキラキラと光ったスケトウダラが・・・目で見てもまさに新鮮!と分かるほどです。
さらに、海洋深層水で洗浄されるため鮮度は長持ち!発砲スチロールに詰められた後、主に韓国に出荷されます。この日準備された発砲スチロールは500箱!総動員で手際よく箱詰めされる光景には圧巻され、この光景がいつまでも続くようにと毎回大漁を祈るばかりです。
そんな事を思いながら、「こんな寒い日はスケトウダラ鍋で、クイっと1杯、身も心も暖まりたいな・・・」とつぶやく今日この頃です。
(荷揚げの様子)
(投稿者:シュプール)