災害を想定し、図上訓練!

 3月11日に発生した東日本大震災を教訓に、八雲警察署主催の津波を想定した災害図上訓練が熊石総合支所で開催され、各町内会の代表者23名が参加しました。
 

 災害図上訓練とは、地域で大災害が発生した場合を想定し、地図上に危険が予測される地域や事態を書き込んでいき、災害発生時における状況判断や対応策を検討していく防災訓練です。
 

 今回の訓練では、北海道十勝沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生、桧山地方で震度6弱と想定。参加者は3つのグループに分かれ、避難場所や海抜、経路などを、青いコマを自分に例え大津波に対して一刻も早く高台へ移動する手段などを図上で確認されました。
 

 多くの方が「車で移動すると、津波の被害に遭う可能性が高い。徒歩で一番近い高台への移動が確認できた」と話し訓練の効果が見えた一方、「独居老人の安否や移動をどのように行うか」などの問題点も浮上し、隣同士など地域の助け合いによる協力の大切さを実感しました。
 

(図上訓練の様子。活発な意見が発言されました)

投稿者:シュプール


カテゴリー: 取材ノート パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です