根崎神社例大祭、幕を閉じる

熊石地区の根崎神社例大祭の渡御祭が14日と15日の両日行われました。
天狗や神輿(みこし)の巡行に地区ごとの8基の山車(だし)がお供。子どもから大人まで総勢約300人が行列をつくり、2日間で約20キロメートルを巡行しました。
14日はまさに晴天。暑い中、京都祇園祭りの流れをくむ伝統の祭り囃子(ばやし)が町内に響き渡り、沿道を埋めた町民や観光客もその華やかさに歓声を上げていました。
15日には、「熊石ひらたない荘」前庭に8台の山車が並べられ、カメラを構える観光客の姿も目立っていました。その後、夕方から夜にかけて雨が降り出し、巡行時間が大幅に短縮されましが、闇迫るなかちょうちんに灯りをともした山車に、お盆で帰省した人からは「山車が照明に浮かんで綺麗」と話していました。
宮入では、獅子舞や舞踊、若人の神輿練り歩きなどが行われ、祭りの熱気も最高潮に達し、事故もなく無事に幕を閉じました。
根崎神社創建は、江戸幕府が開かれて間もない1606年(慶長11年)。当時すでにニシン漁場として栄えたまちの歴史を物語り、祭りは由諸ある神社が毎年お盆に行う伝統行事で、帰省者を交えて盛大に繰り広げられています。

(日中の様子、関内地区)

    (夜になるとライトアップがされ、綺麗です)

     (ひらたない荘前、近くで見ると迫力ありますよ)

(投稿者:シュプール)


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