例年になく、比較的穏やか天気が続き暖かい熊石地域ですが、私個人的にはスキー場だけでも「早く雪が積もらないかなー」と、いつもソワソワしている今日この頃です。
余談はさておき、春先から行なってきた稲作活動の締めくくりとなる全校収穫祭と全校道徳が行われるということで、相沼小学校にお邪魔しました。
同校では、一連の作業を通して、農作物を作る大変さを味わい、食べ物や、それを作る人への感謝の気持ちを育もうと稲作活動が実施され、今年で27回目となる恒例行事となっています。
全校道徳では、ふるさと先生として学校区で稲作農家を営む宍戸英(すぐる)さん(32)をから稲作の工程について説明。田植え前の苗がどのような過程で成長するのかについては児童も知らないため、宍戸さんの説明に興味深そうに聞き入っていました。
また、全校道徳終了後には、子ども達から米作りの感想発表と収穫祭の歌が披露された後、二つの臼を使い餅つきを開始。蒸かし終わった順に次々と臼の中に運ばれ、児童達は、父兄や教員の手を借りながら、杵を思いっきり振り下ろし「ヨイショ」と威勢の良い掛け声とともに、ぺったんぺったんと餅をつき、餅がだんだんとつきあがって行く様子に満足そうな表情を浮かべていました。
つきあがった餅は、母親や地域から参加の老人クラブ会員などの手ほどきを受け、食べやすい大きさに丁寧に丸められ、あんこやしょうゆ、きな粉餅などにして出来立ての餅をみんなで感謝の気持ちをこめながら会食し収穫の喜びを味わいました。
(ふるさと先生の宍戸さん)
(ヨイショ!!と威勢よく餅つき!)
(つきあがった餅を手分けして、食べやすい大きさにまるめます)
(投稿者:シュプール)