歌と踊りのチャリティー演芸会が開催されまた

 八雲町の災害復旧を応援する、歌と踊りのチャリティー演芸会(主催、熊石カラオケ愛好会・熊石老人クラブ寿楽会・熊石ボランティア協会)が5月29日、熊石福祉センター開かれました。
 

 熊石老人クラブ寿楽会(松田紀嗣会長)が3月3日に落部・東野地区の老人クラブと交流会を開催し、今度は落部つつじ祭で会いましょうと約束をしていましたが、3月11日の東日本大震災で八雲地区でも多くの漁業被害が発生したため、つつじ祭りは中止。この事態に少しでも応援が出来ないものかと、同会が中心となり、熊石カラオケ愛好会や熊石ボランティア協会に声を掛け開催が実現しました。
 

 開会にあたり松田会長は、「出演者に対する花束やおひねりなどは今回はご遠慮ください。その代わりに会場に設置している募金箱に心のこもった応援金をお願いします」とあいさつで協力を呼びかけました。
 演芸会は44項目で、歌が33項目、踊りが11項目で構成され、26人が披露。一目見ようと、趣旨に賛同し集まったお客さん約170人は、伸びやかな歌声や趣向を凝らした踊りを心ゆくまで楽しんでいました。
 

 最後には、坂本九さんの「上を向いて歩こう」を、出演者、観覧者で合唱し会場がひとつとなり、約4時間にわたる演芸会は、大きな拍手や声援が送られ大盛況のうちに幕を閉じました。
 

 なお、集められた応援金は、6月6日に落部町民センターで行われる演芸交流会で八雲町に手渡される予定となっています。

 

(投稿者:シュプール)


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