昔ながらの味「つぼっこ」に舌鼓!

つぼっこ

昔から、「つぼっこ汁」は、正月・小正月料理の一品で、熊石では「くじら汁」と並んで定番中の定番。主に渡島・檜山地方の日本海側の郷土料理のようです。年越しに、大きい鍋でたくさん作り、正月には何回も温め直して、家族みんなで食べられています。

具材などは、その地域によって多少異なりますが、今回(2月13日開催)関内地区のふれあいサロンで用意された「つぼっこ」は、こんにゃく、椎茸、人参、なると、豆、豆腐、さつまいも、白玉団子などを材料に、昆布や煮干しでダシをとり、醤油味で煮た、地元のお母さん方手作りの一品でした。絶妙な味加減で、参加した町内会員などは舌鼓を打ち、会場内のあちこちから「おかわり」の声も聞こえ、大好評。私も取材を理由に「おかわり」を繰り返し、心地よい満腹。

長い歴史をもつ熊石で、はぐくまれてきた昔ながらの味。「つぼっこ」を作る家庭は、年々少なくなって来ているが、これがないと正月が迎えられないような気がします・・・。 (アワビRUN)


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