蒸気霧、北海道方言で“けあらし”

 

   けあらし                          

熊石では“けあらし”と呼ばれるが、ネットで“けあらし”を調べると”、北海道の全体的な方言として解説されている。氷点下15℃以下にもなるしばれた朝、凍結のしない海面などに白く立ち上る霧のことで、気象用語では「蒸気霧」。風がおだやかで寒さの厳しい朝、陸上の寒気がゆっくりと海上などに流れだし、海面の水蒸気を冷やして濃い霧ができるもの。
今朝の熊石は“サンビー、サンビー”(寒い、寒い)が出るほどしばれがひどく、通勤時に視野に入った海面が久しぶりの“けあらし”。幻想的には程遠いが、お風呂のように湯気が出て、暖かそうな日本海をかもし出していた。 (アワビRUN)


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