ども。
疲労が蓄積している担当ちゅんです。
GIGAスクール端末の展開作業も中盤を迎えました。手順などはすでに確立しているので、今はひたすら無心で作業をするのみ。
児童生徒用の端末をエンロールしていますが、あえて1点だけポイントがあるとすれば、エンロールの権限を持ったユーザーを、デバイスを登録したいOUの下にあらかじめ移動しておくこと。さらに、CDMの設定で「Chromeデバイスをユーザーの組織内に配置する」と設定しておくと、エンロールした端末が目的のOUの中に勝手に入ってくれます。後から移動させる手間がないのでちょっとだけ楽です。
ここ数日、ずっと同じ作業の連続でしたが、本日は午後から某学校にてChromebookの研修があるとのことで、気分転換も兼ねて見学に行ってきました。私が崇拝してやまない函館附属中の先生を講師に招き、Classroomの基本的な使い方について1時間コースの研修。かつて附属中を視察して近未来と感動した光景が、ついに我が町でも・・・。
つい先日まで箱の中に入っていたChromebookが先生方の手に渡り、目の前でClassroomが動いている様は本当に感激でした。
その研修の中で印象に残ったのは講師の方がおっしゃった「こんなこといいな、できたらいいな」でした。最初からICT機器をフル活用して無理やりに授業しようとすると、おそらくうまくいきません。だから、あくまで授業は今までのノウハウを生かして普通にやっていくなかで、「これ、ICTで実現できるかもしれない」というポイントが出てきたら活用してみればいいのでは?と。そして、名言「Chromebookは所詮道具です」。これ、全くの同感です。
Chromebookと高速なインターネット回線が揃った状態を「GIGAスクール」と呼ぶのではなく、これはあくまで道具と手段にすぎません。これをどのように利用して、その結果どのような効果を発揮させるのかは、まさに現場での「こんなこといいな、できたらいいな」にかかっていると思います。個人的に、まずは先生方に「楽しい道具だな~」と感じてもらうことが入口となって、「楽しいものを他人(生徒)にも勧めたい」になっていくことが理想だと思っています。生の声も多く聞くことができ、とても有意義な一日でした!
換気のため窓は全開、ストーブも全開。
(投稿者:ちゅん)