ども。
電話がかかってきて「ちゅんさんいらっしゃいますか?」と言われるとドキッとする担当ちゅんです。最近、ほんとに多いです。
引き続き、Chromebookのフィルタリングの話題です。前回のあらすじを書きますと
・モバイルLTEのDNS変更でOpenDNSが使えそうで喜ぶ
・が、CDMでモバイル通信の設定を一括変更できなくてぴえん
・しかしGoogleから別な方法が示される
こんなところでしょうか。3行でまとめられるものを長々と書いている自分が嫌になりますが、よろしければ前回、さらには前々回の記事から読んでみてください。
悩ましいフィルタリング
悩ましいフィルタリング【第2話】
さて、半ばあきらめていたフィルタリングですが、Googleのサポートの方から「実は最近のアップデートでアダルトサイトのみではありますがフィルタがかけられるようになったのですがご存知でしょうか」という情報がもたらされました。これには思わずガッツポーズがでました。
ついでに、「アダルトサイト以外のカテゴリはどうですか?」と聞いてみると、「確約はできませんが、今後のアップデートで対応する可能性はあります」とのこと。
具体的には、CDMの「デバイス」にある「ユーザーとブラウザの設定」から「SafeSites URL フィルタ」の設定を行うことでアダルトコンテンツの除外ができるようになるとのことです。
Google Workspaceのサポートの方は、とても親切な方が多い印象です。その後、しばらく情報交換しましたが、「今回、GIGAスクールで多くの自治体にご採用されましたが、子供が使うものなのにフィルタがかからないということで問い合わせや要望が多く寄せられている」ということもおっしゃっていました。そういう部分にしっかりと向き合っている姿勢が見えたことで、とても嬉しく思いました。
反面、「Chromebookはフィルタリング機能が弱い」ということで、その隙間を埋めるようにサードパーティから数多くのフィルタリングサービスが展開されています。そういったサービスからすれば今回のアップデートは脅威だと思うのですが、この部分も思い切って「フィルタリングはサードパーティに任せるという考えなのかと思っていましたが」と質問。それに対しては「そういうことではございません」ときっぱりでした。
今回の件はこれにて一件落着です。そして、第1話で書いた「天下のGoogleさんらしくない」という発言は100%取り消します。しっかりと対応を進めているとのことで、むしろ「さすが世界のGoogleだな」と。さて、ひとつ山を越えて次はどんな山が待ち構えていることやら。
どこのサイトがブロックされたのかは書けませんが、ばっちりです。
(投稿者:ちゅん)