リベンジ

本日も緊急登板の月末担当びっくでございます。

先週金曜、町内で最も規模が大きい「八雲小学校」にて、GIGAスクールで導入したChromebookの「持ち帰り学習」が行われました。
児童が各家庭に端末を持ち帰り、モバイル通信経由で学校の先生とGoogle Meetをやってみるという試み。
今回が二度目になります。

【参考】2020.12.21 Chromebook持ち帰り学習

前回は音声は届いているけど画面が表示されないなど、色々な問題が発生しておりました。

今回は前回のリベンジを掛けて、先生方も準備万端のご様子!
前回同様、15時に先生方は自分が担任する教室に陣取りまして、各教室一斉にMeetの接続が開始されました。
ちゅん氏と私は1,2,3階の教室を順番に回りましたが、先生方が画面越しに会話している姿は、普段教室で授業をされている姿と変わりなく、不安よりも、準備に抜かりは無いと自信が勝っているように感じました。

前回からの教訓で、ネットワーク負荷軽減のため、生徒のマイクとカメラを数名ずつONにする工夫もされていて児童とスムーズに会話できているようでした。

特段、大きな問題も発生していないようでしたので、ちゅん氏共々安心しました。
先生、児童の皆さん、ご苦労さまでした。

八雲小HP ネット会議あるある(教自宅の子供と手を振り合う)

Chromebookを使っている姿を見るのは何とも嬉しい事で、楽ではなかった端末展開作業が報われた気がしております。

現在、端末セットアップなどの作業に追われている方もいらっしゃるかと思いますが、
児童/生徒、先生が端末を使って楽しそうに授業をする姿を見れる日も近いと思いますので、その日を楽しみに頑張りましょう!

20210215音声が聞こえない児童がいた場合に備えて、完璧な準備ですね!

(投稿者:びっく)

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PCブラックアウト

十数年ぶりの北国の冬を楽しんでいましたが、
この冬は雪が多くて、すっかり雪に飽きてしまった月末担当びっくです。

本日は緊急登板です!

ノートPCで電源が急に落ちてしまうとの相談が舞い込んできました。

私が執務している建物とは別場所で使用しているPCのため、リモートで確認してみました。
バッテリーの故障で充電が正常にされていないことを疑いましたが、
Windows上ではバッテリーの残量は100%で、充電中と表示されていて特に問題は無い様子。

詳しく話を聞いてみると、「バッテリーの残量が少なくなっています」とアラートが表示されて
電源が落ちる場合もあれば、何の前触れもなく電源が落ちる事もあるとの事です。

PCを引き上げてじっくり状態を確認したいところですが、
再来週までは時間を取れないとの事で、本日の対応はACアダプタの不良も疑い、
近くで使用している同型のPCとACアダプタを交換して様子を見る事にしました。

相談して再来週に二日間位のメンテナンス時間を頂きましたので、
何とか修理できればと思っております。

緊急登板のため短い記事で申し訳ありません。
続きは月末の記事で!

20200210

突然電源落ちたら悲しいですよね

(投稿者:びっく)

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これを見つけてしまったら替えざるを得ない

ども。
毎朝の雪かきにうんざりしている担当ちゅんです。

このブログをご覧いただいている方にはお馴染みかもしれませんが、ここ数年苦戦が続いている熊石地区某所の屋外無線LAN。5GHz帯がDFSの関係でまともに機能せず、結果として2.4GHz帯に変更して現在に至ります。

この屋外無線ですが、昨年の秋頃から「またしても」不安定になりました。すでに2.4GHzはどのチャンネルを使おうとも周囲の電波との干渉は避けられない情勢ですから、致し方がありません。その時々で空いているチャンネルに逃げながら運用を続けてきましたが、ここにきていよいよ限界。現場から「もう仕事にならない」と連絡を受け、現場に向かいました。

この季節は降雪の影響もあって、屋外無線には厳しい季節といえそうです。アンテナの向きの調節をして、少しでも送受信の強度を稼ぎつつ、さらにこれまでの設定を一から見直して、いくらかでも良い環境とすべく、試験を行いました。
しかし、あれこれと試してみますが、やはりこれまでもベストと自信を持っていた設定です。設定を変えてみてもこれといって良化は見られず「やっぱりダメか・・・」とあきらめ半分、「iperf3」を使って実効速度を計測してみると、なんと速度は20Mbps!これまで1Mbpsも出ないような状況だったのに、目を疑いました。

その後、今日やった作業を振り返りつつ「一体何が効いたのか」を探ります。設定は特に変更しておらず、アンテナの方向も少し変えたくらいでレベルには大きな変化はありませんでした。
・・・ふと、作業を開始する前に「これを見つけてしまったら替えざるを得ない」と8ポートの古いHUB(もちろん100Mベース)を交換したことを思い出しました。もしやこれが効いたのか?これまで不安定だったのは無線機どうしの通信で、ネットワーク的にHUBはその無線機の下についているので普通は影響しないはずですが、そのくらいしか思い当たりません。

屋外無線LANを構築している案件でネットワークが不安定になったと言われれば、ついつい無線を疑ってしまいますが、先入観というのは怖いですね。というか、HUBは具合が悪くなっても教えてくれないので、故障の判断まで行き着くのがすごく難しいのは事実です。これが原因であれば案件が一つ解消となりますが、さて。

アンテナの調整写真だと伝わりづらいですが、ものすごく寒かったです。

(投稿者:ちゅん)

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最善の努力の結果

ども。
今どきの鬼は豆では退治できないと子どもから教わった担当ちゅんです。

GIGAスクールネットワーク工事の進捗はブログにて度々話題にしてきましたが、有線LANの品質検査、Wi-Fiのエリア検査ともに結果は良好で、普段見ている役場のネットワークとはちょっと比べ物にならないものが出来たと自負しています。

しかし、本当の勝負はここから。学校内のネットワーク工事が終わって、超高速なLANが完成したとしても、それはしょせん学校内、正確に言えばセンター設備にあるインターネット接続ルータよりも内側の話です。教室で起動しているChromebookが安定的かつ高速に通信するためには、ルータの外側、つまり「インターネット接続」そのものの速度が問われます。

当初の設計の段階で、約1,000台のChromebookを3つのグループに分け、1回線あたりおおよそ350台ほどがぶら下がることとして3回線の光(1Gbps)を調達しました。それでも、全ての端末が一斉に通信した場合、1,000Mbps÷350台=2.85Mbpsとなり、かなりギリギリだと認識しています。
さらに、一番の問題は上位のインターネット回線が「ベストエフォート回線」であるということです。1Gbpsというのはあくまで理論値で、この実効速度がもし300Mbpsだったとしたら、その時点で1台あたりの通信速度は1Mbpsを下回ってしまうということになります。

設計段階でもそうした懸念を持っていたところでしたが、このところインターネット回線の実効速度が日に日に落ちていて困ってしまいます。プロバイダにも問い合わせをしていますが、どうやら新型コロナに対する「新しい日常」の取り組みもあって、インターネット全体のトラフィックは右肩上がり。そのため、プロバイダ側で処理が込み合い、通信が輻輳しているのが速度低下の主な原因とのこと。それでも、契約は「ベストエフォート」、日本語に直訳すると「最善の努力」です。
通信事業者として最善の努力をした結果として、今の通信速度になっているので契約者としてはそれを了としないといけないのです。

その点は十分に理解しています。もしそれが嫌であれば帯域保証のついた(非常にお高い)専用回線を契約すればいいという点もわかっています。しかしながら、もう一声、せめて常時100Mbpsは上回ってほしいと願うのは贅沢なのでしょうか。このままでは本当の意味でのGIGAスクールが遠ざかってしまうのではないかと心配です。

ベストエフォートとある学校にて実測。これはあんまりです・・・。

(投稿者:ちゅん)

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裏方の想像をはるかに超える

ども。
自宅のエアコンの室外機から変な音がし始めた担当ちゅんです。・・・凍結です。

GIGAスクール端末の導入から、早いもので2ヶ月が経ちました。その間、学校では冬休みもありましたし、じっくりとChromebookを触る(学ぶ)時間も少ないのだろうと察しております。今はとにかく新しいツールに興味を持ってもらえればそれでよし、実質的には4月以降に利用が本格化すれば御の字だな・・・と思っていたのですが、それは大きな勘違いでした。

今、学校での利用は我々のような裏方の想像をはるかに超えています。とある学校では、Chromebookの自宅持ち帰り可という部分を利活用して「オンライン参観日」を計画。コロナ禍で4月から1度も参観機会がなかった保護者への配慮として、授業風景をGoogle Meetで生配信する試みです。もちろん、仕事などでリアルタイム視聴できなかった保護者には別途録画も配信されます。
あらかじめ子どもたちが自宅にChromebookを持ち帰り、それを使って親がMeetに参加して授業を見るという方法。素晴らしいアイデアだと思いますし、万全の態勢で臨めるように、こちらとしてもできる限りのお手伝いをしようと思います。

また、別な学校では職場体験(インターンシップ)が開催できなかった代替として「オンライン職場体験」を企画。こちらはZoomを使って様々な職業の方と会話をし、質問などにお答えいただくという内容のようですが、驚くのはそのメンバー。元オリンピック選手や現役のTV局アナウンサーなどなど、超豪華な顔ぶれ(私も参加したいくらい)。これも、オンライン会議ツールが充実した「新しい日常」だからこそ実現した取り組みではないでしょうか。

私は常日頃、「ICT機器の導入は手段であって目的ではない」と言い続けていますが、まさに教育現場での「こんなことができないか」を実現するための手段として利用が一気に進んでいます。GIGAスクール構想の実現は、5年・10年かけてやることを1年で一気にやった感のある、教育現場からすれば大改革ともいえる取り組みですが、目の前で起きている変化に、ある意味では裏方の我々がドキドキしてしまう、そんなすごい光景が日常のものになろうとしています。

学校だよりこういうの、しびれちゃいますよね。

(投稿者:ちゅん)

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