ども。
やはり2月は短いと感じる、担当ちゅんです。
GIGAスクールの整備が終了して息つく暇もなく、次の大きなミッション「新型コロナウイルスのワクチン接種」に突入しています。コロナ禍において、我々の部署は全方位関連業務となり、予定外業務に圧迫されて通常業務が全く進まない、そんな状況に陥っています。
今日は、ワクチン接種の予約受付センターが設置される八雲町シルバープラザにて、仮設ネットワークの敷設を行いました。
受付センターで利用される予定のネットワークは・・・と、確認をしようにも入口の時点で立ち往生。なぜなら、現段階でも日々刻々と状況が変化していて、どのような事務フローでどのような手法を用いて予約を捌くのかが決定していません。つまり、こうした状況下では「とりあえずどうなってもいいように全部の」ネットワークを会場まで連れていく必要があると判断しました。
(以下、非常にマニアックな内容が含まれます。興味のない方はこの段落を読み飛ばしてください。)
偶然にも、建物のメインHUBのある場所から会場付近までは1本のLANケーブルが引かれていました。今回はこのLANをTagVLANの幹線とし、基幹・LGWAN・INET・FreeWi-Fiと4つの異なるネットワークを束ねて流す作戦です。
文字に起こすと大それたことをするように見えますが、何のことはありません。ただ、今回不確定要素だったのは、光のセッション分けをしているLANをそのままVLANに流して、UnTagで取り出した先でPPPoE接続できるのか。こればかりはやってみるしかありません。
事前に作っておいた配線図を元に、黙々と作業を進めます。1日で終わる作業ではないので、実は前もって一部配線工事を行っており、今日の作業はスムーズです。
無事に計画どおり線を引き終わり、いざスイッチに接続。不安だったVLANの先にあるフリースポットも無事に稼働することがわかり、一安心。(一部、配線を間違ってループさせたのは内緒です)
これで、予約受付センターでどんなシステムが稼働しようとも怖いものなしです。我々裏方は万全の態勢でサポートしますので、どうか無事に混乱なくワクチン接種が始まるのを祈るばかりです。
今やネットワークをどこでも使えるのは当たり前になってるのがつらいところです
(投稿者:ちゅん)