GIGAスクール端末展開作業 DAY6-7

ども。
寒さとともに腰痛が始まった担当ちゅんです。

腰痛の理由は寒さだけではなく、おそらく学校のイス(木製)に長時間座っているからというのもあると思います。学生時代は何ともなかったはずなのに。

GIGAスクール端末の展開作業も早いもので1週間が経ちます。本日までで教員用のおよそ150台の展開が完了、無事に学校へ納品されました。これからは残り1,000台強の児童生徒用端末の展開です。
教師用の展開を行う中で、一連の展開作業(エンロール)の手順は把握できました。間違わないように手順をホワイトボードに書き出しながら進めたのですが、最初はシンプルだった手順が台数を重ねるうちにコメント書きで真っ赤に。それでも、やはりChromebookの展開はシンプルですし、何より楽しい。これ、言葉で説明するのは難しいのですが、本当に楽しいんです。不思議ですね。

ですが反面、苦痛なのがSIMカードの挿入です。本体にSIMカードを挿入していく作業の繊細さはあらかじめ想定できていましたが、その前段にまさかnanoSIMカードを切り離すという作業があるとは思いませんでした。
SIMカードには大中小と大きさがあるので、どの大きさにも即時に対応できるよう、うっすら切れ目の入った「マルチSIM」と呼ばれるカードが使われるみたいです。正直、はじめてカードを見た時には「えっ??」と思いました。このカードから一番小さなサイズのSIMを手で切り離すのですが、これが非常に神経を使う作業です。

こうなると我々、展開作業部隊だけでは太刀打ちできませんので、急遽、助っ人をお願いしました。しかしながら、本当に助っ人の皆さんには頭が下がります。一言も言葉を発しないで黙々とカードを切り離す作業をしていただき、ものの半日で1,000枚ものカードが準備完了となりました。そのわきで我々はひたすらエンロール作業を行い、SIMを本体にセットし・・・という具合で、作業がとてもはかどりました!
まだまだ先が見えたという状況ではありませんが、どうせやるなら「楽しさ」を忘れずに頑張っていきたいと思います。

nanoSIMカード本当に気が遠くなる作業です

(投稿者:ちゅん)

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GIGAスクール端末展開作業 DAY4-5

はじめまして。
駒ケ岳が雪化粧で冬の到来を実感する月末担当びっくです。

皆様よろしくお願い致します。

八雲町職員となり情報部門に配属され、早一ヶ月が経過します。
Chromebook端末展開作業は初めての大きな仕事となり、緊張しっぱなしです。
1200台の端末を目にするのは人生で一度きりの非常に貴重な経験をしております。
また、開梱作業では激しい運動をしたわけではないのに、久しぶりの筋肉痛になり、老いを感じ切なくなりました・・・。

さて、本日はPCの天板に傷が付いた時の対処方法を記載します。
オフィスクリーナで拭いてみる、マイクロファイバータオルで拭いてみるなど試してしてみましたが、
どれも傷がわずかに残るレベルの仕上がりでした。

最後に試してみたのがハンドクリームを付けて磨くです!
ネットには載っていたのですが、にわかに信じられず、油が滲んで跡が残ってしまうのではと思いがちですが、
仕上がりは・・・なんと!綺麗さっぱり新品同様!とまではいきませんが、傷の跡は認識できないレベルで
ハンドクリームが絶妙に馴染んで最高の仕上がりでビックリしました。

是非お試し下さいませ。

来月は端末展開作業に追われる毎日になりそうですが、
端末を使う子供たちの笑顔を思い浮かべながら、最後までやり遂げたいと思います。

ハンドクリーム傷も手もスベスベになりますよ

(投稿者:まだアカウントの登録のなかった「びっく」)

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GIGAスクール端末展開作業 DAY2-3

ども。
一日の時間が全く足りていない担当ちゅんです。

前回、開梱作業に着手した端末展開作業。さすがに1,200台ものChromebookを1日で開梱し終わることはできませんでしたが、翌日は朝から作業の続きを行い、ものの1時間半で300台の開梱が完了できました。当初、1時間で100台しか開梱できなかったものが、2日目には1時間半で300台ということで速度は倍になりました。熟練というものはすごいものです。結果、部屋の中を埋め尽くしていた段ボール箱は全てなくなり、無事に次の手順に進むことができます。助っ人として、嫌な顔一つすることなく、ただひたすら段ボール箱を潰し続けてくれた職員には本当に感謝です。

さて、次の工程は端末本体への管理番号シールの貼り付け。ChromebookはGoogle社謹製のCDMと呼ばれるマネジメントツールで管理することになるのですが、ChromebookをCDMに登録すると、マシン固有のシリアルナンバーが登録されていくこととなります。マシンを識別するという目的においてはシリアルナンバーで問題ないのですが、後々の管理を容易にするためにはシリアルナンバーとは別の管理番号が必要となります。この管理番号のことをChromebookでは「アセットID」と呼びますが、おそらく、端末を管理していくうえでは肝となるものだと思っています(誰もやったことのない仕事なので何もかもが「おそらく」なのがツラいです)。

ということで、その管理番号を一定のルールに基づいて決め、それを印字したシールを本体に張り付けていくという作業。さらに、シールの管理番号と本体のシリアルナンバーを紐づけしていくため、筐体裏面のQRコードを読み取るためのリーダーも用意しました。あまり知られていないと思いますが、実はコンピュータに貼ってあるメーカーのシールにあるQRコードには、型番やシリアル番号などの情報が埋め込まれていて、これをExcelなどに読み込むと簡単に番号を取得できます。

下準備は万全、後は黙々とシール貼りです。本日は頑張っておよそ半数、600台弱の端末に貼り終えることができました。このペースであれば、明日には全数が完了。怖いくらい順調に進んでいます。このまま大きなミスなく最後まで行くことができれば、11月上旬には・・・と、つい油断してしまいますが、落とし穴はこういうときにあらわれるということを嫌ってほど経験していますので、そこはまだ考えないようにします。今は目の前の仕事を確実にこなしていくのみ!

シール貼り今回のために調達した備品管理用シールもいい感じです!

(投稿者:ちゅん)

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GIGAスクール端末展開作業 DAY1

ども。
車のタイヤ交換が気になりだした担当ちゅんです。もう冬ですね。

ついに本日からGIGAスクール端末である「Chromebook」の展開作業が始まりました。当町が整備する端末の数量はおよそ1200台。この端末を全て自営で展開するという、非常に痺れる業務です。
先週の金曜日に端末が納入となり、改めてその量に度肝を抜かされました。その光景を目の当たりにして、一同「本当に大丈夫なのか」と思ったはずです。某学校に確保した作業部屋のほぼ半分を埋め尽くす段ボール箱。途方もない量です。

本日は、まず端末を段ボール箱から取り出す、いわゆる「開梱」と呼ばれる作業を行いました。
まずは段ボール箱を1つ開梱してみて、内容物の確認。PC本体のほか、ACアダプタ、ケーブル、マニュアル、保証書が同梱されていることがわかりました。さらに、段ボール箱自体は外箱のほか2つのパーツからできていました。
これらを仕訳けながら、随時段ボール箱を廃棄しつつ作業を進めていく段取り。当初、この作業は私を含めた4人の職員で行う予定でしたが、どう算段しても終わりそうにないため、急遽教育委員会から数名の助っ人を依頼。ついに作業が始まりました。

作業部屋は学校であるため、定期的に始業チャイムが鳴ります。我々もそのチャイムを利用させていただき、1時間ごとに休憩を取りながらの地道な作業。やってもやっても一向に減るそぶりの無い段ボール箱を見ながら、それでも誰一人として弱音を吐くことなく、午前中は3時間で300箱の端末を処理。
午後からはさらにスピードアップし、4時間で600箱もの端末を処理できました。当初は何日かかるか見当もつかなかった開梱ですが、残り300箱。どうやら明日には完了できそうです。

これからは1日1日が勝負の連続です。作業をしているとあっという間に時間が過ぎ去っていきます。無駄な工程を作らず、最効率をめざして作業を進めていきます!

作業上:午前9時の作業開始時、下:午後3時の状況。頑張りました!

(投稿者:ちゅん)

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プリンタのジョブが消えないときは

ども。
明日のChromebook納品を前にドキドキな担当ちゅんです。

先日、教職員が利用しているシンクライアント端末で「印刷に失敗してジョブを削除しようとしても削除できずに困っている」と連絡がありました。
Windowsで印刷を実行後、例えば紙詰まりが発生したりしてプリンタがエラーになってしまうと、キューの中に印刷中のジョブが残ったままになることがあります。この場合、ジョブをキャンセルしないとプリンタに意味のないデータを送り続けることになってしまい、結果、文字化けした紙が大量に出力されてしまう(紙とトナーがもったいない!)といったことも稀に発生しますよね。

長年、あのキャンセルできないジョブはどういう理由で残ってしまうんだろうと疑問に思ってきました(それは今も解決していません)。本当はきちんと原因を探って正しい手順で解決すべきなのでしょうが、現場では一刻も早く復旧することが至上命題となるので、プリンタの再起動と併せてPCも再起動するなどの方法により解決を試みてきました。
しかし、今回のケースでエラーとなった環境は、およそ50人がリモートデスクトップ接続により同時にログインして利用しているサーバであり、何の告知もなくいきなり再起動することは許されない状況。つまり、従来のような強引な手法は使えません。せっかくの機会なので、本来、この現象が起きたらどう対処すべきなのか調べました。

(以下は自分たちに向けた備忘録も兼ねて)
印刷のジョブをキャンセルしたにもかかわらず「削除中」といったステータスのままデータが残り続けてしまった場合、まずはWindowsに管理者としてログインし、Windowsのサービス「Print Spooler」を停止します。その後、「C:\Windows\System32\spool\PRINTERS」の中にあるファイル(拡張子shdやspl)の中からタイムスタンプがそれらしいファイルを見つけて、これを削除。その後、再び「Print Spooler」のサービスを起動させることで、ちょっと強引ですが手動でジョブを削除することができました。分かってしまえば簡単なことですね。

通常はこんな煩わしいことをしなくてもなんとかなることがほとんどですが、もし今回の私のように「別なユーザーもログイン中でPCの再起動はかけられない」とか、そういう特殊な事情がある際にはこの手順をお試しいただければ幸いです。
・・・もしかして、世のサーバ管理者にとっては常識中の常識だったりして。

作業中最近、ますますマニアックな作業が増えています。

(投稿者:ちゅん)

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