ども。
一年で一番忙しい時期が到来してしまった担当ちゅんです。
職場ではすでに新年度に向けた業務が始まっています。今日は職員が利用するPCの展開準備を行っていました。
新品のPCが4台、これを職員が利用できるように初期設定する「キッティング」という作業。以前は数か月に1度はこの作業をしていたように思いますが、この1~2年はPCの新規導入がなく、久しぶりの作業です。
あれほどやってきた作業のはずが、いざ取り掛かってみるといくつかの手順を飛ばしてしまうなど、やはり人間は忘れる生き物です。そればかりか、この数年の間にOSやアプリケーションのバージョンも変わり、以前できていたはずのことが「仕様として」できなくなっているなど、焦ってしまうことも起きました。
その代表格が「Microsoft Office」のインストールです。今回のPCにはボリュームライセンス版の「Microsoft Office 2019 Standard」を調達して導入する予定だったのですが、2019からはSetup.exeやInstall.msiといったファイル(メディア)によるインストールができなくなり、代わりにインターネット上の配信サーバからダウンロードする「クイック実行」のみとなっていたようです。
普通に考えればインターネットにつないでいるだけでOfficeがインストールされるので便利なことなんでしょうけど、自治体のように自由に使えるインターネットがない職場では拷問です。非インターネット環境でも導入できるよう、公式・非公式含めて方法は見つけましたが、Officeのインストール1つにどれだけの時間を使わせる気でしょうか(という意味で「クイック」ではない)。ということで、今回はボリュームライセンスのダウングレード権を行使して、あえて2016を導入することで解決を図りました。
月日の経過とともに流儀も変わってきている訳ですが、これは裏を返せば「オフライン版ではなくオンライン版のOfficeを使ってほしい」ということでしょうか。自治体では今後、5年前に構築された「ネットワーク強靭化(3層防御)」のリプレイスが続々と始まりますが、やはりこうして考えると「LGWAN」をメインに業務を行っていくには限界が来ているのではないか、と思ってしまいます。
オフライン版が提供されているだけありがたいと考えることにします
(投稿者:ちゅん)