2.4だけ壊れる

ども。
天気は良くても風が強い日が続きます。担当ちゅんです。

先日、とある出先部署から電話がありました。聞くと「突然ネットワークが利用できなくなった」とのこと。日々様々なトラブルに対応していますが、その中でもネットワークに関するトラブルは一番困ってしまいます。なぜなら、端末のリモート操作ができないので現地に行くしか解決方法が無くなってしまうからです(八雲町の面積は全国1741市区町村で35位)。

その日はあいにく別な案件を抱えており、数分後には外に出なければなりませんでした。しかし、ネットワークが利用できないとその部署では全く仕事ができませんし、トラブル解決も必要。体は1つしかないのでどうしようかと悩みつつ、ひとまずどのような状況なのか確認してみることにしました。

まずはその部署のPCの状況を空海で確認・・・全滅。ネットワークが無いので全ての端末が電源オフ(のように見える)。これでトラブルはクライアント依存ではないとわかりました。次に無線APの状況確認。コマンドでAPにPINGを打ってみると、当然反応がないかと思いきや、元気にPINGが返ってきました。若干意味が分からなくなりながら、次はブラウザからAPの管理画面にアクセス。すると、通常どおりアクセス可能でログインもできました。

この時点でほぼ今回のトラブルの原因はつかめました。たまに起きる「AP本体のイーサネットは正常だけどワイヤレスのみが故障する」という、経験上、猛牛によくある故障。Wi-Fiを利用中のクライアントモニタもすっからかんで、全く仕事をしていませんでした。
ここからはいちかばちか。そのAPはこれまで2.4GHzの802.11b/g/nを設定していましたが、試しに5GHzの802.11a/nに変更してみました。すると、すっからかんだったクライアントモニタに続々と端末が表示されていきます。どうやら、今回のAPは2.4GHzだけが故障してしまったというのが原因だったようです。やれやれです。

とりあえず通信が復旧したので一段落、時計を見るとちょうど別な案件に出かけるタイミングでした。本来であれば2.4GHzが故障した時点で別なAPに取り換えるべきなのでしょうけど、5GHzでなんら問題なく使えているうちは使おうかな、と。そこも壊れるのは時間の問題のような気もしますが、現場には「問題なく直りました!」とだけ説明して解決としました。これでよかったのかどうか・・・。

故障したアクセスポイント職場には別な部署から引き揚げてきた「同トラブル機」があります

(投稿者:ちゅん)

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時が止まった学校

連休は車内からの花見を計画中の月末担当びっくです。

先日、閉校になった小学校へ機材の回収作業に行ってきました。
閉校前に学校中を掃除していたのか、どの教室もピカピカで綺麗な状態でした。

GIGAの関係などもあり、学校を訪れる機会が多いのですが、その中の1校が減ってしまうのは残念です。

学校内で必要な機器を回収し、帰り際に体育館に続く廊下を振り返った時に
時間が経過すると掲示物も古くなり、人が居た気配も完全に無くなり、時間の流れが止まってしまうと思うと感慨深いものがありました。

何か新しい形で利用できる未来を信じて学校を後にしました・・・。

変異株が猛威を振るう中のゴールデンウィークとなりますが
ソーシャルディスタンスを保ちながら、リフレッシュしましょう!

20210430           誰もいない廊下をダッシュしたくなりました。
                                 

                                    (投稿者:びっく)

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ワクチン予約受付センター開始

ども。
マイカーのタイヤ交換で腰を痛めた担当ちゅんです。

3月から準備していたコロナワクチン接種の予約受付センター。昨日から八雲町での受付が開始されました。
我々としてはコールセンターの受付担当職員が利用するシステム端末、予約実行用タブレットの準備などを行ってきました。会場には10台の電話機が用意され、職員もなるべく密にならないよう距離を開けて対応します。

当町の場合はWebから接種予約をしていただけるようシステムを構築し、運用しています。しかしながら全ての方がWebを利用できるわけではありませんので、予約は電話でも受け付けます。こうなると、内部ではどのようなフローになるかといえば「代行予約」という形になります。
電話を受けて氏名・生年月日等で本人確認をしたら、その方のWeb予約ページにアクセスして本人の代わりに予約を実行するという流れ。ですから、職員のデスクには本人のWeb予約ページにアクセスするためのQRコードを表示する用のPC(システム端末)と、インターネット接続するタブレットが必要となる、というわけです。

電話をしながらPCを操作し、さらにタブレット、必要に応じて紙とペンということで非常に煩雑な業務となりますが、いくらコロナ禍といえ情報システムはセキュリティを確保したうえで運用しなければなりません。本来ならすべての業務を1つの端末で処理できればいいのですが、自治体ではこれが限界です。それでも、なんとかトラブルなく運用が開始され、ほっとしています。

さて、受付1日目の状況はどうだったのか、担当職員に聞きました。すると「数時間でほぼすべての予約枠が埋まりました」とのこと。そしてWebからの予約はどうだったのか気になりますが「ほとんどが電話でした」とのことでした。当初のワクチン接種は高齢者から行い、今予約を受け付けているのは75歳以上の方。今後、接種が進む中で利用が進むものと考えていますし、予約方法として複数の手法を用意しておくことが大切なことだと思います。・・・と言いながら、実はこのような取り組みは初めてですので、どのような結果となるのか内心ドキドキしています。今後の「自治体DX」を進めていく上でも大変重要なデータとなりそうです。

受付センター職員も慣れない業務で大変そうでした

(投稿者:ちゅん)

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電源タップを自作する

ども。
最近、週末になると天気が悪くなることに憤りを覚える担当ちゅんです。

先日、某所にて工事を行っていました。案件としてはWebカメラの取り付けで、当初の予定ではPoEによりLANケーブルで送電を行うこととして作業を始めました。

現地にて職員に取付場所の最終確認。その結果「この場所にお願いしたいです」とされた場所は、LANケーブルを引くにはかなり難しそうな場所。天井の建材がネジ止めのジプトーンではない時点で難易度は上がりますが、それだけではなくケーブルを引いてくるルート上にも複数の課題が見つかり断念。しばし現場で途方に暮れました。

何かよい方法は無いかと周囲を見渡してみると、偶然にも取付箇所の近傍にコンセントがありました。露出配線になってしまいますが、うまくモールで隠せばそれほど気になる場所でもありません。さらに、当初はLANケーブルによる有線接続で検討していましたが、その場所ではWi-Fiも利用可能。こうなるとすぐに作戦を変更、LANケーブルは使わず、電源はアダプターでとることにしました。

そうと決まれば職場に戻り、部材の用意です。今回の場合、アダプターだけでは線の長さが足りなかったため、コンセントからカメラ取付位置まで1口の電源タップを伸ばし、カメラのすぐそばでアダプターを接続することに。なるべく綺麗に配線したいので、電源タップは自分で作ることになりました。
電機にまつわることで自分で作った場合、無資格による工事で違反ではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、電源タップについては資格不要。コンセントに差し込む側のプラグを取り付け、ちょうどいい長さでケーブルを切断し、アダプターの差込口を施工。何も難しいことはない作業です。

そんなことで当初の予定とは若干異なる作業になりましたが、目的は達成できました。こういう作業をしていると、どうしても「この場所にコンセントがあればいいのにな」と思うことがあるのですが、コンセントの施工については資格が必要です(電気工事士二種)。独学でも勉強すれば取得できそうな資格ではありますが、これをやりだしたらいよいよ「にわか」ではなくなってしまうので、悩みます。

電源タップ作成きちんと施工しないとショートや火災の原因にもなるのでそこは注意です

(投稿者:ちゅん)

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PPAP問題

ども。
外勤と内勤とで時間の進み方が倍は違うと感じる担当ちゅんです。外作業での時間の経ち方は異常です。

数か月前になりますが、情報セキュリティを取り巻く課題で「PPAP問題」というのが話題になりました。PPAPというと、数年前に大流行した動画が頭に浮かぶ(とともに歌までもが脳内再生される)ところですが、それとは違います。

電子メールを受信した際に「パスワード付きのZIPファイル」が添付されているのはお馴染みの手法かと思います。
この「Password付きZIPファイルを送ります、Passwordを送ります、Aん号化(暗号化)Protocol(プロトコル)」を略してPPAPと。詳しくはWikipediaにページがありますのでご参照を

私個人としては、この半年くらいで急速に「メールに添付ファイルを付ける時代はもう終わった方がいい」と思い始めました。きっかけはGIGAスクール構想で導入したChromebookに触れたことだったのですが、データを他人と共有もしくは渡したければメールではなくクラウド上のストレージを共有すればよい。そこに対してパスワードがかけられるし、有効期限も設定できる。メールでやり取りしているうちにどのファイルが最新だったのか分からなくなる心配も不要。共同編集までできちゃう。「これだ!」と思いました。

ただ、正直この「PPAP問題」が表面化するまで、「パスワード付きのZIPを送受信することはセキュリティ上必要かつ大切なことだ」という考え方に疑いをもっていなかったのは事実です。面倒な解凍作業も「セキュリティのためだから仕方がないよな」と。ですが、それが全く意味をなさないどころか、逆にセキュリティ上のリスクもあって、生産性を下げるだけのものだと知らされて目からウロコが落ちました。
これまでは当然のようにやっていることでも、少し視点を変えるだけで全く違う見え方をするものです。とりあえず、私としては今後、他人に対して「パスワード付きのZIPで送ってください」という依頼は極力しないように気をつけたいと思います。
※もちろん「ではどのようにセキュリティを守るのか」という手法とセットである必要があります。宿題が多すぎます・・・。

ペンとパイナップル指摘されると「なぜ今まで疑問に思わなかったんだろう」と感じる課題

(投稿者:ちゅん)

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