プリンターの怪

今年から梅雨の不快指数とは無縁になった月末担当びっくです。

先日、本庁舎とは別の町施設から
「トナーを交換したらプリンターから出力されなくなった」との連絡がありました。

対象のプリンターに自席からテストプリントを出力しても印刷ジョブではエラーになってしまいました。
pingを投げても応答しません・・・。

HUBの故障を疑い、もう一台あるプリンターにpingを投げると、そちらは無事に通ります。

pingが通らないので、泣く泣く現地に赴き調査を開始!

対象のプリンターはディスプレイが文字列1行しか表示されないかなり年季が入った物(発売から12年)でした。
再起動、LANケーブルの抜き差しを試しても復旧しません。

ディスプレイに表示される情報量の少なさにイライラしながら調査を進めると、現在のプリンターの設定情報を紙に出力できる機能があることがわかり、実行してみました。

出力された設定情報を見ていくと・・・・
なんとIPアドレスが書き換わっているではありませんか!

ボタンを適当に押しても変更できる設定ではないので、不思議に思いながら、IPアドレスを元に戻し、設定を終了すると、キューに溜まっていた文書がぞくぞくと吐き出されてきました。

復旧完了です!

IPアドレスが書き換わった原因は不明ですが、
移動時間を含めて1時間も掛からなかったので良しとしましょう。

IPアドレスがバッティングしていなかったのが、せめてもの救いでした。

 

20210521使われなくなったら別の職場へ。壊れるまで使い続けます。

(投稿者:びっく)

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ワクチン予約はWebが便利です

ども。
子どものゲーム機を分解修理した担当ちゅんです。

本日の北海道新聞朝刊地方版(道南)に「75歳以上ワクチン接種第2弾 – 八雲地区限定あす予約開始」という記事が掲載されました。
1回目の予約受付では受付初日の午後には定員に達してしまいましたが、今回は「希望者全員に接種ができる見込み」。ワクチン接種が順調に進んでいるようで、裏方でシステム面でのサポートをしてきた我々もほっとしています。

その記事の中では「電話は込み合うことが想定されるので、可能であればWeb予約を推奨」とありました。
今回、接種の対象者は75歳以上のご高齢の方ということで、若い方と比べるとスマホ等の利用率は低いものと思われます。そうした中でWeb予約はどの程度利用して頂けるのかという点については誰にも分らないといった状況でスタートしました。私としては、もし利用者が少なくても「時間を気にせず予約することができるという選択肢を用意しておくことが重要なんだ」と信念をもって対応してきたのですが、結果としてそういった心配は杞憂に過ぎませんでした。

当町がワクチン予約を開始した4月26日のデータを見ると、予約者数全体に占めるWeb予約分の割合は23.9%。実に4人に1人がWebから予約をしたことになります。おそらく、ご親族や知友人などのサポートにより相当数の予約があったのだろうと想像します。そう考えると、これからの自治体DXを考えていくときに「高齢者だからインターネットは無理だ」といったような偏見を持たず、ネットで手続きが完了することは当たり前なんだという意識に考え方を変えていかないと何も進んでいかないなと思うところです。

さて、当町のWeb予約ですが、お手元に届いた接種券にプリントされている「QRコード」をスマホなどで読み込むと、その方専用の予約ページが開き、日にち・時間ごとの空き状況を見ながらご自分で予約することが可能です。コールセンターとは違い、24時間利用できますし、私からも「Web予約を推奨します」と言わせていただきます。
ただ・・・、心配事は今後、接種対象者の年齢が下がっていくとともにどの程度のアクセス数増加が見込まれるか。サーバがダウンして予約ができない状況にしないためにも、関係各方面と連携を密にして対応していきます。

Web予約とはいえ、Web予約がわからない方は気兼ねなく受付センターにお電話ください。

(投稿者:ちゅん)

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GIGAスクールネットワークアセスメント

ども。
週末になると天気が悪くなる法則はいつまで続くのでしょうかね、担当ちゅんです。

久しぶりにGIGAスクールの話題です。3月に実施した当町のGIGAスクールネットワークアセスメントについての記事は、意図せず波紋を広げているようです。

2021-03-12: GIGAスクールネットワーク負荷テスト

この時のテストの結果をざっくりいえば、Googleドキュメントを一斉に使うテストはクリアできたが、同一Webサイトを一斉に閲覧するテストは失敗してしまった、という内容でした。
この記事を投稿してからは、いままで一度もお会いしたことの無いような方からも「詳しくお話を聞かせてほしい」と電話が来たり、「何かお手伝いすることはないか」といったお話を頂いたりと、色々な方からご連絡を頂きました。中には「実は八雲町さんの話題は国やメーカーにも情報を入れています」とおっしゃる業者さんもいらっしゃり、恐縮至極に存じます。

そんな中で、いま全国の教育委員会には文部科学省から一斉に「各学校で速度をチェックせよ」という調査依頼が来ていることと思います。GIGAスクールのネットワークがどのような状況にあるのか把握したいという趣旨かと思います。我々も早速、所定の方法により調査を実施しています。
ただ、今回の調査はあくまで「平常時にどの程度の速度が出ているか」を調べる内容となっていて、当町が実施したみたいにわざと高負荷の状況を作り出してそれに耐えられるかを調べる目的にはなっていません。実際に調査しましたが、まあ当たり前に速度は出るわけで、この結果だけで安心だと結論づけることはできないと考えています。

ですので、我々としては3月に見つかった不具合の原因を解消したうえで、再度一斉負荷テストを実施すべく、準備を進めているところです。本当ならば今週、試験のリトライを行うこととして予定を立て、今回は通信機器メーカーの技術者にも立ち会ってもらえることになっていたのですが、残念ながらコロナの状況が悪化していることから延期に。今は試験実施のタイミングをうかがっている状況です。

前回、試験を実施して通信が不可となった原因については「ルーターの同一IPでのセッション数の限界に達した」というのが見えていますので、そこを改善してどうなるかを調べる予定。
いずれにしても、GIGAスクールネットワークは「全端末が一斉に動画をストレスなく閲覧できる」ということが目安として示されていますので、そこをクリアすべく引き続き対応を続けていきたいと思います。

※前回の記事を投稿した際に「適当な機材入れてるのが原因。インフラ導入でケチったからそうなる」という厳しいコメントも頂きました。私としては、インフラ導入をケチったからこうなるとは思っておらず、高価な機器を入れていてもトラフィックを見極めて機器を正しく設定できなければ同じ現象はおきると思っています。

natセッションこの65,534を超過したことが原因と

(投稿者:ちゅん)

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スーパーリロード

ども。
オンライン会議慣れしてきた担当ちゅんです。

昨日、就業時間を過ぎてそろそろ帰宅しようかと後片付けを始めましたが、臨席でびっく氏が眉間にしわを寄せながら何やら考え込んでいました。どうしたのと声をかけると「更新したホームページがなかなか反映されずに待っている」とのこと。

当町のホームページは一般的なCMSとは違い、編集用と公開用でサーバが分かれています。職員は編集用のサーバにアクセスして記事を作成・公開の処理を行い、そのデータは数分おきに公開用サーバに転送され上書きされます。外部からの攻撃への対策に有効で、仮にホームページが第三者により改ざんされてしまっても数分で元の状態に戻ります。また、編集用サーバはインターネットに直接つないでいないのでLGWAN環境でのアクセスも可能です。

そういう環境なのですが、公開用サーバがなかなか更新されないとのこと。一応、どのような操作をしたのか確認しましたが、手順は全てあっている模様。「編集用サーバから公開用サーバにデータが送られるまでの待機時間なんだろう」と思うのも無理はないのですが、確認している方法を見て「あれ?」と思いました。

私から「スーパーリロードしてる?」と問いかけると「え?」という反応(その反応に不安になって一応ネットで検索・・・よかった、あってる)。スーパーリロードとは「キャッシュを読み込まずに更新する」こと。通常、ブラウザは一度読み込んだページをキャッシュとして保存しておき、2回目以降にアクセスしたときはデータを再利用する動きをしますが、これを実行するとキャッシュを読み込まずにフレッシュな状態のホームページを表示することができます。

で、そのスーパーリロードはどのように実行するかといえば、Windowsの場合は「Shift+F5」でできます。「なるほど~」という反応とともに、いざスーパーリロード。・・・しかし残念、表示は更新されず。お互いに顔を見合わせ、しばし無言の時間・・・。
結果として、今回の件については当初の予想通り、サーバのデータ送信待機中だったというのが話のオチになってしまいました。が、びっく氏はスーパーリロードのことを学ぶことが出来て、嬉しそうではありました。ページの表示が変わらずに困った際にはぜひお試しください。

更新していたバナーこのバナーを更新していました。当町のふるさと納税をよろしくお願いいたします。

(投稿者:ちゅん)

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新採用職員向けの研修準備

ども。
「連休明けに」という都合のよい言葉で先伸ばしてきた仕事をやっつけるため、この数日は職場でじっくり仕事をしている担当ちゅんです。

ですが、のんびりできるわけではありません。今は今月下旬に予定している新採用職員向けの情報セキュリティ研修の資料を作成しています。

例年、この季節はなかなかじっくりと資料を作る時間もなく、数年に渡って同じ資料、しかも紙の資料を使って説明してきました。セキュリティだけではなく「情報リテラシー」や「DX」といった単語も飛び交うような説明なのに紙を使ってきたことを反省し、ようやくスライドを作り始めました。

これまでの研修では、どこか上から目線で「これは禁止です」「これを守ってください」と伝えるだけでしたが、今の自分が考えるセキュリティ研修ではむしろ「皆さんにとって職場のICT環境は違和感があるでしょうけども」という謙虚な姿勢でいかなければダメじゃないかと思うところもあります。

生まれた時からインターネットがあって当たり前の、いわゆる「デジタルネイティブ」と呼ばれる世代が入庁し、そうした人たちからすれば自分たちの職場のICT環境はどのように見えているでしょう。「FAX」を例に出すのは極端かもしれませんが、普段我々が使っている「電子メール」もたぶん過去の物。ICTを使いこなすことには慣れているけど、それはパソコンではなくスマホやタブレットでやること。もっといえば、電話で直接会話することって月に何回ありますか?そういう状況から目をそらしていては、たぶん適切な研修はできないんじゃないかな~というのが私の率直な思いです。

・・・とはいえ、40歳になったおじさんにはそこを完全に理解しながらの説明は難しく。道内の同業者とも連絡を取り合いながら「こういうのはどう考えるべきだろうか」など議論をしながら作業を進めています。説明資料を作りながら、自分自身の頭の中もアップデート中です。

パワポの資料ちょっと踏み込み過ぎか・・・、それともこのくらい書くべきか。悩みます。

(投稿者:ちゅん)

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