ども。
晴天が続き爽やかな気分で仕事ができています。担当ちゅんです。
最近「After 〇〇」という言い方をよく見かけるようになりました。例えば、コロナ禍が終わった後という意味で「Afterコロナ」というのも耳にします。
私たちの業界で今ホットなのは「After GIGA」です。一昨年度から整備を進め、現在はようやく運用段階に移ったGIGAスクール構想の実現の「整備が終わった後」という意味で使われているようです(こちらからすれば、ようやくスタートしたところでAfterなんて気分ではありませんが・・・)。
たとえば「整備の時には気がつかなかったかもしれませんが、こういう製品を追加導入しませんか?」といった感じ。なるほど、従前までは「フォローアップ」などと言われていた言葉の置き換えのようです。
そんな中、我々は本日から、本当の意味でのAfter GIGAに取り組みます。それは、各学校のパソコン教室の撤去作業です。
児童生徒1人1台のChromebook環境が整ったということで、これまで授業で使ってきたパソコン教室のPCは役割を終えました。PCについてはそのまましばらく置いておいてもいいのですが、問題は教室です。学校によっては空き教室が不足している学校もあり、「可能であれば普通教室として転用したい」と教育委員会に相談が来ているようなのです。
「もう使わない古いPCなのだから撤去して処分すればいい」と思いきや、ここで忘れてはいけないのが、これら撤去するPCには全台SSDが搭載されているということ。我々が「学習用PC長寿命化計画」としてHDDをSSDに換装したものです。
これを廃棄するなどとんでもない!PCは役割を終えますがディスクにはまだまだ働いてもらいます。全て回収し、次は職員の情報系PCのディスクに生まれ変わる予定です。そんなわけで、本来的には教育委員会が所管している業務ではありますが、SSDのためなら安いもの、撤去作業に全面協力していきます。他の自治体では不要になったパソコン教室をどうする予定なのか、ちょっと気になっています。
ひとつの時代が終わったようで、なんとなく寂しさもあります。
(投稿者:ちゅん)