ワクチン予約受付センター開始

ども。
マイカーのタイヤ交換で腰を痛めた担当ちゅんです。

3月から準備していたコロナワクチン接種の予約受付センター。昨日から八雲町での受付が開始されました。
我々としてはコールセンターの受付担当職員が利用するシステム端末、予約実行用タブレットの準備などを行ってきました。会場には10台の電話機が用意され、職員もなるべく密にならないよう距離を開けて対応します。

当町の場合はWebから接種予約をしていただけるようシステムを構築し、運用しています。しかしながら全ての方がWebを利用できるわけではありませんので、予約は電話でも受け付けます。こうなると、内部ではどのようなフローになるかといえば「代行予約」という形になります。
電話を受けて氏名・生年月日等で本人確認をしたら、その方のWeb予約ページにアクセスして本人の代わりに予約を実行するという流れ。ですから、職員のデスクには本人のWeb予約ページにアクセスするためのQRコードを表示する用のPC(システム端末)と、インターネット接続するタブレットが必要となる、というわけです。

電話をしながらPCを操作し、さらにタブレット、必要に応じて紙とペンということで非常に煩雑な業務となりますが、いくらコロナ禍といえ情報システムはセキュリティを確保したうえで運用しなければなりません。本来ならすべての業務を1つの端末で処理できればいいのですが、自治体ではこれが限界です。それでも、なんとかトラブルなく運用が開始され、ほっとしています。

さて、受付1日目の状況はどうだったのか、担当職員に聞きました。すると「数時間でほぼすべての予約枠が埋まりました」とのこと。そしてWebからの予約はどうだったのか気になりますが「ほとんどが電話でした」とのことでした。当初のワクチン接種は高齢者から行い、今予約を受け付けているのは75歳以上の方。今後、接種が進む中で利用が進むものと考えていますし、予約方法として複数の手法を用意しておくことが大切なことだと思います。・・・と言いながら、実はこのような取り組みは初めてですので、どのような結果となるのか内心ドキドキしています。今後の「自治体DX」を進めていく上でも大変重要なデータとなりそうです。

受付センター職員も慣れない業務で大変そうでした

(投稿者:ちゅん)

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電源タップを自作する

ども。
最近、週末になると天気が悪くなることに憤りを覚える担当ちゅんです。

先日、某所にて工事を行っていました。案件としてはWebカメラの取り付けで、当初の予定ではPoEによりLANケーブルで送電を行うこととして作業を始めました。

現地にて職員に取付場所の最終確認。その結果「この場所にお願いしたいです」とされた場所は、LANケーブルを引くにはかなり難しそうな場所。天井の建材がネジ止めのジプトーンではない時点で難易度は上がりますが、それだけではなくケーブルを引いてくるルート上にも複数の課題が見つかり断念。しばし現場で途方に暮れました。

何かよい方法は無いかと周囲を見渡してみると、偶然にも取付箇所の近傍にコンセントがありました。露出配線になってしまいますが、うまくモールで隠せばそれほど気になる場所でもありません。さらに、当初はLANケーブルによる有線接続で検討していましたが、その場所ではWi-Fiも利用可能。こうなるとすぐに作戦を変更、LANケーブルは使わず、電源はアダプターでとることにしました。

そうと決まれば職場に戻り、部材の用意です。今回の場合、アダプターだけでは線の長さが足りなかったため、コンセントからカメラ取付位置まで1口の電源タップを伸ばし、カメラのすぐそばでアダプターを接続することに。なるべく綺麗に配線したいので、電源タップは自分で作ることになりました。
電機にまつわることで自分で作った場合、無資格による工事で違反ではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、電源タップについては資格不要。コンセントに差し込む側のプラグを取り付け、ちょうどいい長さでケーブルを切断し、アダプターの差込口を施工。何も難しいことはない作業です。

そんなことで当初の予定とは若干異なる作業になりましたが、目的は達成できました。こういう作業をしていると、どうしても「この場所にコンセントがあればいいのにな」と思うことがあるのですが、コンセントの施工については資格が必要です(電気工事士二種)。独学でも勉強すれば取得できそうな資格ではありますが、これをやりだしたらいよいよ「にわか」ではなくなってしまうので、悩みます。

電源タップ作成きちんと施工しないとショートや火災の原因にもなるのでそこは注意です

(投稿者:ちゅん)

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PPAP問題

ども。
外勤と内勤とで時間の進み方が倍は違うと感じる担当ちゅんです。外作業での時間の経ち方は異常です。

数か月前になりますが、情報セキュリティを取り巻く課題で「PPAP問題」というのが話題になりました。PPAPというと、数年前に大流行した動画が頭に浮かぶ(とともに歌までもが脳内再生される)ところですが、それとは違います。

電子メールを受信した際に「パスワード付きのZIPファイル」が添付されているのはお馴染みの手法かと思います。
この「Password付きZIPファイルを送ります、Passwordを送ります、Aん号化(暗号化)Protocol(プロトコル)」を略してPPAPと。詳しくはWikipediaにページがありますのでご参照を

私個人としては、この半年くらいで急速に「メールに添付ファイルを付ける時代はもう終わった方がいい」と思い始めました。きっかけはGIGAスクール構想で導入したChromebookに触れたことだったのですが、データを他人と共有もしくは渡したければメールではなくクラウド上のストレージを共有すればよい。そこに対してパスワードがかけられるし、有効期限も設定できる。メールでやり取りしているうちにどのファイルが最新だったのか分からなくなる心配も不要。共同編集までできちゃう。「これだ!」と思いました。

ただ、正直この「PPAP問題」が表面化するまで、「パスワード付きのZIPを送受信することはセキュリティ上必要かつ大切なことだ」という考え方に疑いをもっていなかったのは事実です。面倒な解凍作業も「セキュリティのためだから仕方がないよな」と。ですが、それが全く意味をなさないどころか、逆にセキュリティ上のリスクもあって、生産性を下げるだけのものだと知らされて目からウロコが落ちました。
これまでは当然のようにやっていることでも、少し視点を変えるだけで全く違う見え方をするものです。とりあえず、私としては今後、他人に対して「パスワード付きのZIPで送ってください」という依頼は極力しないように気をつけたいと思います。
※もちろん「ではどのようにセキュリティを守るのか」という手法とセットである必要があります。宿題が多すぎます・・・。

ペンとパイナップル指摘されると「なぜ今まで疑問に思わなかったんだろう」と感じる課題

(投稿者:ちゅん)

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GIGAスクール工事を懐かしむ

ども。
大型連休前に処理しなければならない仕事が立て込んできた担当ちゅんです。

とある学校に新しいネットワーク機器が導入されることになりました。各学校、昨年度(正確には一昨年度から)行われたGIGAスクールネットワーク整備でスイッチやLAN配線はしっかりと出来上がっており、「完成図書」として受領した図面も完璧な状態ですので、新たに機器を増やす際はすごく便利になりました。(それと比べて役場は・・・)

が、実際に現場で作業する段階になって、すでに弱腰です。図面を見ればどこに何の機械があって、どのルートでLANケーブルが引かれているかは分かるのですが、いざ天井の点検口を開けてみて「えっ・・・」と絶句してしまうケースが多発。

なぜ絶句するのか、それはどの学校も「超絶な技術」によりLANケーブルが引かれているから。間違いなく図面通りのルートを通っているのですが、かなり狭いところを通っていたり、管のスペースに余裕がなかったり。または天井裏に入り込んでしまわないとケーブルを取りまわすことが出来ない(つまり、工事の時には人間が入って作業したと思われる)ケースだったり。「業者さんがこのルートを使った」ということと「にわかSEがそこを使ってもう1本ケーブルを引く」ということがイコールにはならないという現実をまざまざと見せつけられています。

ですがやるしかありません。辛うじてこういう風にすればケーブルを通せるのではないかという視点で現調し、後日、工事の実施となりました。正直、業者さんと同じような工事は難しいかもしれませんが、せっかく綺麗に配線してもらったものを汚さぬように配慮しながらの作業。GIGAスクールの監督をしているときは「そこからそこまでケーブルを通してください」とだけ伝えれば綺麗に配線されていたものが、今は自分でやるしかありません。「あの頃はよかったな・・・」とボヤいてしまいました。

天井裏の配線この狭いところにケーブルを追加できるのか・・・。至難の業。

(投稿者:ちゅん)

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一気に処理してしまう作戦

ども。
春眠暁を覚えず、担当ちゅんです。

年度初めに処理しなければならなかった業務も、ようやく落ち着いてきました。こうして考えると、やはり2週間はバタバタしてしまうということですね。
今日は、1つずつの案件は小さいものなのですが、それらをまとめて一気に処理してしまう作戦。もうひと頑張りです。

とある学校では、年度替わりにより職員室内で先生方の座る席が変更となり、これまではPC端末が7台だった島が8台に増えるという案件。何が問題なのかというと、この7と8という数。その島にネットワークを提供しているHUBが8ポートだったので、上位を合わせて全てのポートが埋まっておりました。そこに1台端末が追加となるので、HUBの交換が必要です。

8ポートHUBを16ポートHUBに変更するという極めてシンプルかつ容易な業務。これだけのために外勤するのはためらわれるけど、いつかは処理しなければならないというのが伝わるでしょうか。
他にも、複合機を設置したのでLANケーブルをつないでくださいという案件、特定のWebサイトにアクセスできるようプロキシサーバの設定をお願いしますという案件(これはちょっと特殊ですがあっという間に終わります)など、細々とした業務をこなして帰庁。

残念ながら、事前に計画していた全ての箇所を回りきることはできませんでしたが、かなりスッキリしました。4月も半分が終わりましたが、5月の大型連休までに終えなければならない仕事が残っています。一つ一つ、着実に終えなければ。

HUBHUBの親子

(投稿者:ちゅん)

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