原因はまさかの

ども。
ゴールデンウイークからもう1ヶ月が経ちました。1日がすごく短く感じる担当ちゅんです。

本日は職員から「PCの調子が悪いので見てほしい」と連絡を受けました。詳しく聞いてみると「昨日の夜からなんだけど、どうもファイルを開こうとしても動きが悪い。共有フォルダもなかなか開かない」とのことです。この時点では「怪しいのはハードディスク、もしくはネットワークまわりだな」とアタリを付け、ひとまず対象のPCをリモート操作で確認してみることになりました。

PCが不調の場合、最悪はリモート操作自体ができないという事もあるのですが、今回は問題なくつながりました。まずはタスクマネージャとリソースモニタを開いて負荷の状況を確認してみますが、CPUやディスクが100%で張り付いているようなことはなく、至って正常。では、実際にどの程度速度が遅いのかと色々とさわってみるも、特におかしな点は見受けられませんでした。

「私がさわってみた限りでは特に問題ないようです」と伝え、実際にどういう操作の時に動きが悪くなるのか、操作してもらうことに。「空海」でのリモートだと相手の操作を一緒に見ることができて便利です。
「例えば・・・」と、共有フォルダを開いてもらったのですが、クリックしても反応していないようです。確かにこれはおかしいです。もしかしてネットワークの問題なのかな?と思い、対象のPCからファイルサーバに向けてPINGを打ってみます。しかし、これも全く問題ありません。

こちらからもさわらせてもらったのですが、リモートしている環境だと問題なく動いてしまいます。・・・となると、原因はあれですかね。
「もしかしたらマウス、壊れていないですか?」
マウスを外してもらって、ノートPCのタッチパッドを使ってもらうと、全く症状は出なくなりました!
これ以上ないほど明確な原因を見つけることができ、その職員も私も一安心で案件終了。これを横で見ていたびっく氏は「すごい。よくマウスの故障なんてわかりましたね」と。確かに、遠隔でマウスの故障を見抜くのはなかなか大変かもしれませんね。

マウス物理的に動く部分はいつか必ず壊れます

(投稿者:ちゅん)

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犬時計

ども。
気がつけば5月も最終週になっていますね、担当ちゅんです。

新型コロナの猛威は弱まる気配がありません。ここ北海道でも緊急事態宣言が発令(当町は措置区域)されており、感染の拡大抑止に向けて人と人との接触機会を徹底的に低減するための各種要請がなされているところです。
そうした中で、特に事業者への要請・協力依頼として「職場への出勤について、在宅勤務(テレワーク)の活用や休暇取得の促進等により、出勤者数の7割削減を目指す(協力依頼)」とされるなど、自治体としても可能な限りの対応が(困難ではありますが)必要な状況です。

そこで、遅ればせながら当町でも地方公共団体情報システム機構(J-LIS)が実施している実証実験事業「自治体テレワークシステム for LGWAN」に申し込みを行い、先日認可となりました。

※それって何?な方は、ぜひぜひ以下のリンクを読んでみてください。まず率直に読み物として面白いです。

IPAのけしからん技術が再び壁を乗り越え、セキュアなLGWAN地方自治体テレワークを迅速に実現

LGWANに接続されている職場のパソコンと、自宅等職場外にあるパソコンとの間をセキュアに橋渡しする仕組みを無償で使用させていただけるもの。もう少し具体的に書くと、LGWAN-ASPを使って職場のパソコンにリモートデスクトップ接続する仕組みになります(そのエンジンがラズパイというのは胸が熱くなります)。

本日はこのシステムのセットアップを行いつつ、実際に運用するにあたってのノウハウを蓄積するための業務。情報セキュリティに関する内容を含むので詳細は書けませんが、インターネットに直接つながっていないLGWAN環境の端末に外部からリモート接続すると言われるとすごく難しいものを想像してしまいますが、丁寧なドキュメントと、親しみやすいインターフェースのおかげで何の苦労もなくあっさりと接続できました。感謝です。

そのなかで個人的にすごくほっこりしたのが「ワンタイムパスワード」の設定画面。唐突に犬と時計の絵が出てくるのですが、これってやっぱり・・・。どなたが発案したのか、とても気になります。緊急事態の中で殺伐とした雰囲気でシステムをセットアップしていて、この画面を見た時くらい「クスッ」と笑ってほしいという、開発者の意図が伝わってきました。厳しい時でもユーモアは忘れてはいけないなと思います。感謝!

ワンタイム犬と時計でワンタイム。わんちゃんがPCを踏んずけてるのもイイ!

(投稿者:ちゅん)

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プリンターの怪

今年から梅雨の不快指数とは無縁になった月末担当びっくです。

先日、本庁舎とは別の町施設から
「トナーを交換したらプリンターから出力されなくなった」との連絡がありました。

対象のプリンターに自席からテストプリントを出力しても印刷ジョブではエラーになってしまいました。
pingを投げても応答しません・・・。

HUBの故障を疑い、もう一台あるプリンターにpingを投げると、そちらは無事に通ります。

pingが通らないので、泣く泣く現地に赴き調査を開始!

対象のプリンターはディスプレイが文字列1行しか表示されないかなり年季が入った物(発売から12年)でした。
再起動、LANケーブルの抜き差しを試しても復旧しません。

ディスプレイに表示される情報量の少なさにイライラしながら調査を進めると、現在のプリンターの設定情報を紙に出力できる機能があることがわかり、実行してみました。

出力された設定情報を見ていくと・・・・
なんとIPアドレスが書き換わっているではありませんか!

ボタンを適当に押しても変更できる設定ではないので、不思議に思いながら、IPアドレスを元に戻し、設定を終了すると、キューに溜まっていた文書がぞくぞくと吐き出されてきました。

復旧完了です!

IPアドレスが書き換わった原因は不明ですが、
移動時間を含めて1時間も掛からなかったので良しとしましょう。

IPアドレスがバッティングしていなかったのが、せめてもの救いでした。

 

20210521使われなくなったら別の職場へ。壊れるまで使い続けます。

(投稿者:びっく)

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ワクチン予約はWebが便利です

ども。
子どものゲーム機を分解修理した担当ちゅんです。

本日の北海道新聞朝刊地方版(道南)に「75歳以上ワクチン接種第2弾 – 八雲地区限定あす予約開始」という記事が掲載されました。
1回目の予約受付では受付初日の午後には定員に達してしまいましたが、今回は「希望者全員に接種ができる見込み」。ワクチン接種が順調に進んでいるようで、裏方でシステム面でのサポートをしてきた我々もほっとしています。

その記事の中では「電話は込み合うことが想定されるので、可能であればWeb予約を推奨」とありました。
今回、接種の対象者は75歳以上のご高齢の方ということで、若い方と比べるとスマホ等の利用率は低いものと思われます。そうした中でWeb予約はどの程度利用して頂けるのかという点については誰にも分らないといった状況でスタートしました。私としては、もし利用者が少なくても「時間を気にせず予約することができるという選択肢を用意しておくことが重要なんだ」と信念をもって対応してきたのですが、結果としてそういった心配は杞憂に過ぎませんでした。

当町がワクチン予約を開始した4月26日のデータを見ると、予約者数全体に占めるWeb予約分の割合は23.9%。実に4人に1人がWebから予約をしたことになります。おそらく、ご親族や知友人などのサポートにより相当数の予約があったのだろうと想像します。そう考えると、これからの自治体DXを考えていくときに「高齢者だからインターネットは無理だ」といったような偏見を持たず、ネットで手続きが完了することは当たり前なんだという意識に考え方を変えていかないと何も進んでいかないなと思うところです。

さて、当町のWeb予約ですが、お手元に届いた接種券にプリントされている「QRコード」をスマホなどで読み込むと、その方専用の予約ページが開き、日にち・時間ごとの空き状況を見ながらご自分で予約することが可能です。コールセンターとは違い、24時間利用できますし、私からも「Web予約を推奨します」と言わせていただきます。
ただ・・・、心配事は今後、接種対象者の年齢が下がっていくとともにどの程度のアクセス数増加が見込まれるか。サーバがダウンして予約ができない状況にしないためにも、関係各方面と連携を密にして対応していきます。

Web予約とはいえ、Web予約がわからない方は気兼ねなく受付センターにお電話ください。

(投稿者:ちゅん)

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GIGAスクールネットワークアセスメント

ども。
週末になると天気が悪くなる法則はいつまで続くのでしょうかね、担当ちゅんです。

久しぶりにGIGAスクールの話題です。3月に実施した当町のGIGAスクールネットワークアセスメントについての記事は、意図せず波紋を広げているようです。

2021-03-12: GIGAスクールネットワーク負荷テスト

この時のテストの結果をざっくりいえば、Googleドキュメントを一斉に使うテストはクリアできたが、同一Webサイトを一斉に閲覧するテストは失敗してしまった、という内容でした。
この記事を投稿してからは、いままで一度もお会いしたことの無いような方からも「詳しくお話を聞かせてほしい」と電話が来たり、「何かお手伝いすることはないか」といったお話を頂いたりと、色々な方からご連絡を頂きました。中には「実は八雲町さんの話題は国やメーカーにも情報を入れています」とおっしゃる業者さんもいらっしゃり、恐縮至極に存じます。

そんな中で、いま全国の教育委員会には文部科学省から一斉に「各学校で速度をチェックせよ」という調査依頼が来ていることと思います。GIGAスクールのネットワークがどのような状況にあるのか把握したいという趣旨かと思います。我々も早速、所定の方法により調査を実施しています。
ただ、今回の調査はあくまで「平常時にどの程度の速度が出ているか」を調べる内容となっていて、当町が実施したみたいにわざと高負荷の状況を作り出してそれに耐えられるかを調べる目的にはなっていません。実際に調査しましたが、まあ当たり前に速度は出るわけで、この結果だけで安心だと結論づけることはできないと考えています。

ですので、我々としては3月に見つかった不具合の原因を解消したうえで、再度一斉負荷テストを実施すべく、準備を進めているところです。本当ならば今週、試験のリトライを行うこととして予定を立て、今回は通信機器メーカーの技術者にも立ち会ってもらえることになっていたのですが、残念ながらコロナの状況が悪化していることから延期に。今は試験実施のタイミングをうかがっている状況です。

前回、試験を実施して通信が不可となった原因については「ルーターの同一IPでのセッション数の限界に達した」というのが見えていますので、そこを改善してどうなるかを調べる予定。
いずれにしても、GIGAスクールネットワークは「全端末が一斉に動画をストレスなく閲覧できる」ということが目安として示されていますので、そこをクリアすべく引き続き対応を続けていきたいと思います。

※前回の記事を投稿した際に「適当な機材入れてるのが原因。インフラ導入でケチったからそうなる」という厳しいコメントも頂きました。私としては、インフラ導入をケチったからこうなるとは思っておらず、高価な機器を入れていてもトラフィックを見極めて機器を正しく設定できなければ同じ現象はおきると思っています。

natセッションこの65,534を超過したことが原因と

(投稿者:ちゅん)

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