ども。
久しぶりの登場、担当ちゅんです。夏休みを取らせてもらいました。
2日間休んで水曜日に出勤すると、もう案件が山積み。朝から電話が鳴りやまず、携帯電話の充電が午後には空になる始末。休んだ分、その後にしっかりと帳尻合わせがやってきますね。
そんな中、各学校に導入したGIGAスクール関連設備が通信エラーになっているという通知メールが山ほど届きました。思わず「まじかよ」と声が出ましたが、確認してみると学校では夏休み期間を利用して電気保安業務が行われており、建物を数分間停電させていただけでした。その後、しばらくすると通信が復旧したという通知も山ほど届き、一安心。ちゃんと監視システムが動いていることを試すいい機会になりました。
・・・と、ここで話が終わりそうですが、そんなわけはありません。その山ほど届いたメールを仕分けしていると、とある学校だけ「NG」の後に来るはずの「OK」が来ていないことに気がつきました。嫌な予感がします。学校に電話して確認してみたところ「停電作業の直後は問題なく動いたんだけど今見てみたら止まっていますね」と。
監視サーバから不具合の箇所を見つけるべく辿っていくと、どうやら障害が発生しているのは校舎1Fの無線APを接続している「PoEスイッチ」だということがわかりました。電話で電源のオンオフを依頼して試してもらっても改善せず、やむなく現場に出動しました。
実際に物を見て、再度「まじかよ」と声が出ました。電源が入っているとキラキラと光っているはずのイーサネットのLEDが全て消灯。それだけではなくPowerランプすら消灯。一体何が起きているのか。現地であれこれ試しても状況が改善することはなく、業界で言うところの「通電せず」、もしくは「通電するも起動せず」という最悪の状況でした。
不具合が発生したトリガーとしてはやはり電気保安業務の停電作業が怪しいところではありますが、サーバをシャットダウンせずにいきなり電源を切ったのとはわけが違い、当該スイッチには物理的な電源ボタンなどないタイプ。つまり利用者側に過失はないので製品の補償で無償交換となりそうです。偶然とはいえ夏休み期間中で利用者がいなくてよかったです。機器も夏休みだったんでしょう。
「まじかよ」の瞬間
(投稿者:ちゅん)