ども。
お盆も過ぎ、そろそろ台風シーズンになるので気を引き締めている担当ちゅんです。
職員が業務で液晶プロジェクタやスクリーンを使う場面は、年々増えているように思います。最近ではプロジェクタではなく液晶テレビにPCを接続する場面も多いですが、やはり大人数の前で画面を表示させる必要があるときはプロジェクタじゃないと用が足りません。
当町では、職員が利用するプロジェクタやスクリーンを我々情報部門が集中管理しており、利用したい場合はグループウェアから予約してもらって貸し出ししています。昨今はコロナ禍で大人数が集まるような会議などは少なくなっていますが、それでも毎日のようにどこかの部署が予約しており、頻繁に利用されている状況です。
そんな中、とある部署から「プロジェクタを使おうと思ったら線が無いんですけど」と非常に焦った感じの声で電話がかかってきました。聞くと、庁舎外にプロジェクタを持ち出しており、外部の方が持ち込んだPCを接続しようとしているとのこと。さらに、「プロジェクタとPCをUSBケーブルでつないでみたんだけど映らない」と。
昨今のプロジェクタは多機能で、確かにUSBを差し込むポートがついているんですよね。きっぱり書いておきますが、PCとプロジェクタをUSBケーブルでつないでも画面は出力されません(なんとなくできそうな感じがするんですけどね)。
今回の件、現場からの話を聞く限り、持ち込まれたPCにはHDMIポートがなかった模様。本来であればVGAケーブルでアナログ出力するか、もしくはUSBからHDMIに変換するケーブルを使うか、といった方法がとられるのですが、今回貸し出ししたプロジェクタにはHDMIケーブルしか同梱しておらず、困り果てたというのが事の顛末なのでした。
最近ではノートPCを外部モニタに接続する場合、HDMIケーブルで接続するのが一般的になりました。とはいえ、少し油断すると今回のようにアナログ出力しかできないケースも稀にありますし、その逆にUSB-Cのポートしかなくて変換ケーブルが必須という例もあります。我々のように貸し出し機器を一元管理している部署からすれば、一体どこまでのことを想定してケーブルを用意しておけばいいのか、悩みどころです。過渡期と言えば過渡期なのでしょうが、そのうちHDMIケーブルすら過去のものになってしまいそうで、この悩みはずっと解決しないのだろうという気もしています。
変換ケーブルを用意するのは機械の貸主の責任?それともPCの持ち主の責任?
(投稿者:ちゅん)