自作OAフロアの撤去作業

ども。
暑くなってきて水羊羹が恋しくなってきた担当ちゅんです。我慢我慢・・・。

先般、とある学校のPC教室を普通教室に戻す作業を行っている旨、記事を書きました。その後、記事に対して現役のGIGAスクールサポーター様からコメントを頂き、「どの自治体も同じだな」と思っているところです。

****以下、コメント****
これまでのパソコン教室、そして端末、ちょうどその課題について、今後協議をする予定があります。
まだまだ十分に活用出来る端末は、一度回収した後に再配備なのかなぁ?と思っております。
教室についてはどうなるやら…。
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元々はPC教室ですから、専用のデスクが置かれ、多くは有線LANと電源が引かれていると思います。さらに、学校によってはOAフロアになっていて、これを普通教室に戻すのはかなりの労力となります。

本日は、そんな作業の報告です。その学校でもOAフロアに専用のデスクという環境ですが、そのOAフロア、なんと手作りでした!普通教室の床を木材で嵩上げして、床面はコンパネ敷、その上にタイルカーペットを張り付けてあるという素晴らしい仕事。ですが、役割りが終了した以上、残念ながら撤去となります。公務補さんにも協力をお願いして、床を剥がしていきます。

みるみるうちにPC教室が普通教室に戻っていきます。我々はLANケーブルなどを始末しながら、現場作業をサポート。大きな仕事として、光回線のONUを安全な場所に移動。他の自治体の学校も同じかどうかはわかりませんが、当町の場合、一部の学校のONUはPC室に置かれています。つまり、電柱から引かれている光ファイバの入線している先(起点)がPC室になっている場合があるのです。こうなると大仕事。LANケーブルは我々でも扱えますが、光ケーブルは通信事業者さんしか触ることができないのです。

当初、PC教室を普通教室にと言われた際には、単純に「機器を撤去すればいいな」くらいに考えていたのですが、甘かったです。1校の教室を復旧するだけでもかなり大変でしたが、これと同じようなことをあと9校・・・。気が遠くなりますが、教育委員会の担当と力を合わせて頑張ろうと思います。

自作OAフロア先人の苦労に感謝してもしきれません

(投稿者:ちゅん)

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今後の情報発信のあり方は

ども。
クーラーがない分だけ北海道の方が暑いのだという理論の持ち主、担当ちゅんです。

Windows10の延長サポートが2025年に終了するということが正式に発表されました。WindowsXPのときも、Windows7のときも大騒ぎしましたが、今回ばかりは「こんなこといつまで続けるのかな」と、若干冷ややかな目で見ています。そのくらい、世の中の情報通信端末の環境はWindowsPCありきではなくなっていますよね。

実際に、過去1ヶ月分の当町ホームページへのアクセスを見てみると、デスクトップ(PC)が54%、モバイル(スマホ)が43%、タブレットが3%という結果になっています。職員が職場のPCから閲覧していることを加味すれば、今やモバイル端末からのアクセスの方が多いといえるかもしれません。

そうした中で、当町では新たな試みがキックオフとなりました。数ヶ月間、情報部門が中心に(というか私が)温めてきた案件ですが、本日関係職員を参集して説明。詳細は大人の事情でまだ明かすことができませんが、PCではなくスマホやタブレットの利用を前提とした情報発信について研究を進めます。

私のスマホの画面をHDMIでテレビに接続して、実際の画面を見てもらいながらのデモ。なんでしょう、自分のスマホの画面を皆さんに見られる気恥ずかしさといったらないです。途中、メールの通知が来てドキッとしたり、変な汗をかきました。ですが、参加された一同「おお、すごい」という反応で、こっちとすれば最初の壁をクリア。ここからは実施段階まで加速度的にスピードはアップしていきます。なんとか実現させられるように頑張っていきます。

スマホの画面ゲームのアプリは別なページに移動させました

(投稿者:ちゅん)

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本当の意味での「After GIGA」

ども。
晴天が続き爽やかな気分で仕事ができています。担当ちゅんです。

最近「After 〇〇」という言い方をよく見かけるようになりました。例えば、コロナ禍が終わった後という意味で「Afterコロナ」というのも耳にします。
私たちの業界で今ホットなのは「After GIGA」です。一昨年度から整備を進め、現在はようやく運用段階に移ったGIGAスクール構想の実現の「整備が終わった後」という意味で使われているようです(こちらからすれば、ようやくスタートしたところでAfterなんて気分ではありませんが・・・)。

たとえば「整備の時には気がつかなかったかもしれませんが、こういう製品を追加導入しませんか?」といった感じ。なるほど、従前までは「フォローアップ」などと言われていた言葉の置き換えのようです。
そんな中、我々は本日から、本当の意味でのAfter GIGAに取り組みます。それは、各学校のパソコン教室の撤去作業です。

児童生徒1人1台のChromebook環境が整ったということで、これまで授業で使ってきたパソコン教室のPCは役割を終えました。PCについてはそのまましばらく置いておいてもいいのですが、問題は教室です。学校によっては空き教室が不足している学校もあり、「可能であれば普通教室として転用したい」と教育委員会に相談が来ているようなのです。
「もう使わない古いPCなのだから撤去して処分すればいい」と思いきや、ここで忘れてはいけないのが、これら撤去するPCには全台SSDが搭載されているということ。我々が「学習用PC長寿命化計画」としてHDDをSSDに換装したものです。

(参考)2019/7/30:SSD準備開始

これを廃棄するなどとんでもない!PCは役割を終えますがディスクにはまだまだ働いてもらいます。全て回収し、次は職員の情報系PCのディスクに生まれ変わる予定です。そんなわけで、本来的には教育委員会が所管している業務ではありますが、SSDのためなら安いもの、撤去作業に全面協力していきます。他の自治体では不要になったパソコン教室をどうする予定なのか、ちょっと気になっています。

撤去中の風景ひとつの時代が終わったようで、なんとなく寂しさもあります。

(投稿者:ちゅん)

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運動会LIVE配信

ども。
減量の効果がなかなか出てこない担当ちゅんです。

すごく嬉しい話が飛び込んできました。とある小学校から「これまで数回、学校行事のLIVE配信をお願いしてきたのですが、今回は自分たちでやってみたいと思っているのですが」と電話がきたのです。

振り返ってみると、コロナ禍において初めてLIVE配信をお手伝いしたのが一昨年度の卒業式でした。そこから入学式、学芸会とLIVE配信支援が続きました。その学芸会では、各学校でもLIVE配信を行えるように簡易的なマニュアルを作成し、興味のある先生方には見学もしていただきながら、いわば「種まき」をしていたところです。その後、しっかりとした感染予防を取ることが可能となり、学校行事は不完全ながらも実施することはできているので配信支援はしばらくなかったのですが・・・。ついに、この日が来ました。

話を伺うと、すでにビデオカメラとキャプチャボードは準備ができているとのこと。ただし、配信を行うPCがないということで「その程度であればこちらとしては喜んでお手伝いします」となりました。
早速、職場でPCを準備。この春に残念ながら閉校となってしまった旧山崎小学校から引き上げられてきた教育用ノートPCに再び火が入ります。このPC、CPUはCorei3で、なによりディスクはSSD。スペック的にはまずまずで、OBSを入れても動作するであろうと判断しました。

試験用に隣席びっく氏の私物ハンディカムをPCに接続して、きちんと動作するかをチェック。また、手元にPCが届いたらすぐに使うことができるようにOBSの初期設定も施しました。
学校の先生方は、我々のような素人とは違い、カメラで子どもたちを撮影することに関しては「プロ」と言っても過言ではありません。きちんとシステムが動作すれば、問題なく配信が行えるはずです。

こうして、各学校でインターネットを活用した様々な取り組みが行えるようになったのも、GIGAスクール構想の実現でWi-Fi設備が完備されたからに他なりません。このような取り組みが町内全域で広がっていけば、当初の仕掛人である私たちとすればこんなに嬉しいことはありません。学校の熱意と取り組みに敬意を表したいと思います。

運動会いつも感じていますが、改めてすごい時代になりました。

(投稿者:ちゅん)

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オンライン会議室

ども。
公私ともに日々スマホを持ちすぎて人差し指が痛い担当ちゅんです。家ではなるべく使わないようにしなきゃ。

昨日・本日と2日がかりで熊石総合支所へ外勤。用務は「オンライン会議室」の構築です。
これまでは庁舎3Fの会議室にTVモニタとPCを常設のうえでオンライン会議を行っていたのですが、それを庁舎2Fの会議室に移したいと相談を受けました。物理的に機器を動かすだけで済めばよかったのですが、その移動先の会議室にはLANの環境がありません。なので、我々はその部屋でLANが使えるように配線作業をすることになったのです。

昨日はまず現場を見てこようということで出発。確認をしてみると、その部屋で以前まで利用していたLANケーブルの「痕跡」を発見。怪しいと思われる場所を探してみるとやはり、当時使っていたケーブルが残っていました。そのケーブルをたどり、何となく「もしかしたらまだ生きているかも」と感じ、RJ45コネクタを取り付けて保守用PCに繋いでみます。
すると、これが大当たり。しっかり業務用のLANに接続され、まずはこのルートを再度生かすことでネットワークはあっさりと開通となりました。
それだけではありません。これまた「もしかして」と感じ、PoE受電するAPをつないでみたところ、電源が入ってしまいました。このLANケーブル、相手はPoE給電できるHUBにつながったままだったみたいで、これもラッキーでした。

と、喜んでいる場合ではありません。そもそもこの「痕跡」を残してしまったのは、何年前かは定かではありませんが間違いなく私。本来、相手がいなくなったLANケーブルはHUBから抜線しておくべきもの。それをRJ45コネクタだけを切断して「隠しておく」という手抜き工事をしたものだから、数年後にこのような形で明るみに出てしまう訳です。お恥ずかしい限りです。

ですが、今回ばかりは心の中で「当時のオレ、ナイス」と思いました。結構な難工事を覚悟していたのですが、あっさりとネットワークを開通させることができ、本日にはもう完成となりました。
オンライン会議に使っているPCには思いつく限りのクライアントソフトをインストールして、相手がどのようなツールを希望しても概ね対応できるような体制になっています。今までよりも便利になった会議室がどんどん使われると嬉しいです。

会議室この写真の左上のほうに「痕跡」がありました

(投稿者:ちゅん)

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