インクジェットプリンタの寿命

ども。
本日はオンライン会議ダブルヘッダーだった担当ちゅんです。

とある部署にレンタルしていたインクジェットプリンタが不調とのことで職場に帰ってきました。どんな状況なのかヒアリングすると「インクカートリッジを認識しなくなった。新品の純正インクを入れてもダメだった」とのこと。

今回のプリンタ、某所で機器の入れ替えが行われた際に「まだ使えるかも」とキープしていた中古品。実際にまだ使えたので重宝していたのですが、いつまで使えるのかは怪しいと思っていました。ですが、例えば電源が入らないとか、そういう致命的な故障ではなかった(ように思えた)ので、「もしかしたら何かを調整したら直るんじゃないか」という、得意の「よせばいいのに」的な思考が頭をよぎりました。

実機を見ながら状況確認。プリンタの電源を入れると、確かに「マゼンダ(M)がセットされていません」と表示されています。何度かカートリッジの抜き差しをしてみても状況は変わらず、さらにプリンタがカートリッジを検知しているであろうセンサー部を掃除してみてもダメ。指先がインクで七色に染まっていきますが、必死にあれこれと試してみるも、結局復活させることは叶いませんでした。

印刷機能がダメになりましたが、このプリンタにはスキャナとFAXも搭載されています。せめてそこだけでも使えないものかと試しましたが、どうやらインクカートリッジの有無をチェックするフェーズはプリンタ起動前に組み込まれているようで、これがクリアできなければその他の機能も使えなくなるという仕様でした。

我々の部署では、これまでもプリンタには幾度となく痛い目を見てきており、今はサービスマンによる保守サービスが受けられるデジタル複合機を導入する例が多くなりました。プリンタはパソコンと比べて稼働部が多く、物理的な故障が多い印象です。さらに厄介なのは、仮に分解してもどこをどうすれば修理できるのか構造が不明です。やはり「まだ使えるかも」はハイリスクなんだよなぁと再認識したところです(でも、次もきっとやります)。

壊れたプリンタ我ながら諦めの悪い男だと思います

(投稿者:ちゅん)

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電波の調査

ども。
八雲地域は肌寒い日が続いていて、夏という感じがしない担当ちゅんです。

本日は庁舎内の無線APのリプレイスにあたり事前調査を行いました。どの場所にAPをつければどの部屋がエリアになるのか、2.4GHzだとどうか、5GHzでは?といった具合に、実際にAPを使って図面に強度を落とし込んでいきます。

今回、調査にご協力いただいた業者さんは、専用の設備を用意してくださいました。頑丈な三脚にAPが取り付けられ、電源は小型のUPSにより供給。これであれば、好きな場所にAPを置いて状況を調べることができます。しかも、APは取付方法として壁を想定するか、天井を想定するかで向きを調整することもできるよう細工されていました。いい仕事してます。

既存のAPの場所に三脚を立て、専用の測定器で強度を測っていきます。それが終わると次は環境的によさそうな場所に三脚を立てて測定。どの場所に設置すると効率がいいのかを一通り調査し、そこから所要台数を計算していきます。机上の計算ではなく実測値をもとにするので精度が高くて、安心です。

あっちで測定、こっちで測定と庁舎内をぐるぐる歩き回り、仕事中は真剣にやっているので特に感じませんでしたが、気がつかないうちにかなりの歩数を歩いていて、終了後は若干足がだるくなりました。そういう意味では、涼しい日で良かったのかもしれません。調査にご協力いただいた業者さんには大変感謝です。ありがとうございました。

AP調査天井設置モード

(投稿者:ちゅん)

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快晴と霧雨

ども。
今朝、腕時計に表示された「TH」が何曜日なのか真剣に考え込んだ担当ちゅんです。はい、木曜日ですね。今週も時間の経過が速いです・・・。

本日は、以前から計画をしていた外勤日。峠道を超えて熊石地域に出発しました。本日、八雲地域の天候は朝から曇り。気温も、高くないどころか若干肌寒さを感じるような一日。この季節特有の「海霧(ジリ)」というやつでしょうか。
ですが、こういう日は日本海側の熊石地域は快晴であることが多いのです。峠を降りて国道に出ると、予想通りの快晴!気温も高く、同じ町であるのが信じられないほどの天候の違いです。これ、「八雲町あるある」だと思っています。

現場のうちの一つは保育園でした。「事務所に設置されている複合機がコピーにしか使われていなくてもったいないので、スキャナとプリンタの機能を生かしてほしい」という依頼です。
本来的には複合機のカスタマーエンジニアさんに依頼するのが筋なような気がするのですが、どういうわけか「管理者」として設定できるスキルが身についてしまっていまして、どうせIPアドレスの設定やプリンタドライバの設定で手を動かさなきゃいけないのなら、現場で一気にやってしまいましょう!と。

園児のお昼寝の時間という事でなるべく物音を立てないように静かに作業。特に大きな問題もなく、設定できました。あらかじめ準備ができている案件というのは、驚くほどスムーズに進むものです。
帰路につくため車に乗り込むと、外気温は32度と表示されていました。「暑い暑い」と言いながら、八雲地域に向け車を走らせますが、峠道を少し上がったところで既に曇ってきて、途中からは小雨。職場に戻り「熊石は快晴で暑かったです」と職員に知らせると、一様に「信じられない」という表情を浮かべていたのが印象的でした。

快晴夏は夏らしく暑い方が好きです(注:個人的な意見です

(投稿者:ちゅん)

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GIGAスクールと宇宙飛行士

ども。
週末のサイクリングで腕と足が「ツートン」になってしまった担当ちゅんです。

非常に胸躍る話が舞い込んできました。学校から「宇宙飛行士とYouTubeでつなぐ取り組みがありまして・・・」と相談を受けたのです。実は私、幼いころから宇宙に憧れがありまして、先般の北海道大樹町での民間ロケット打ち上げ中継もリアルタイムで見ていたくらいでして。正直「すごい!」と「本気ですか!」と「うそでしょ!」が入り混じった、何とも言えない感情が沸き出てきました。

詳細を確認すると、このたびの取り組みは文科省が実施するGIGAスクール特別講座でした。

文部科学省:GIGAスクールと宇宙飛行士が連携した教育活動「GIGAスクール特別講座~君も宇宙へ!~」の開催について

何もかもにワクワクします!文科省の通知文書もことさら熱く「国際宇宙ステーションは日本と9時間時差があり、宇宙飛行士が交信できる時間帯は日本時間の17時以降」とも書かれています。本当に本当、リアルタイムでISSと交信です!!

・・・少し落ち着きます。
で、17時以降という時間になりますと、学校としては当然放課後にあたる時間帯です。八雲町ではGIGAスクール端末すべてにSIMカードを導入しており、端末の持ち帰りを推奨しているので対応可能ですが、そうでない場合は学校に集まって・・・となると、そこは若干ハードルが高いのかもしれません。

早速、学校と連絡を取り合いながら本番のURLにアクセスして動作を確認。先生方のChromebookではちゃんと動画が見れましたが、児童用のChromebookでは閲覧がブロックされるようです。焦って管理コンソールからそれらしい設定を探してみると、怪しげな設定を発見。「セーフサーチと制限付きモード」のYouTubeの制限付きモードを「強制的に適用する」にしてあったことが原因のようです。この設定を変更し、無事に視聴できるようになりました。

さあ、あとはライブ配信を待つばかり。我が家にも小学生が2名ほどおりますので、本日は夕方から情報担当者ではなく「お父さん」の任務に就きたいと思います。一番楽しみにしているのは私だったりして・・・。

ChromebookGIGAスクールはついに宇宙へ。本当にすごい時代です。

(投稿者:ちゅん)

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何事もバランスが重要

ども。
1年の半分が過ぎ去りましたね、担当ちゅんです。

年度でいえば第1四半期が過ぎ去ったことになるのですが、自治体ではこのくらいの時期から来年度予算のことを考え始めます。
日々、色々な案件の仕様書を作ったり、それをもとに参考となる見積書を頂いたりと事務仕事が続きます。

そんな中で、いつもいつも悩むのは機器の仕様。同業者の方であれば同じ悩みを共有できそうに思いますが、例えば「8TBのストレージ」を調達しようとした場合、目的としては8TB分のデータを保存しておければいいわけなので、本当に極端にいえば8GBのUSBメモリが1000本あれば目的は達成されるということになります。
ですが、それでは現実的に使えません。8TBもの容量を保存するにはやはりHDDが必要。万が一の時のバックアップが不安なので、そのために別なディスクを用意する。ディスクに不具合があってデータが消失するのを予防するため、RAID構成の機器を考慮する。保証はもちろん、可能であれば延長でお願いする。最終的には「やっぱり今はクラウドだべさ!」・・・と、色々な要件を付け加えていくと値段はどんどんと上がっていくわけです。

ここで重要なことは、用途に応じた機能と金額のバランスです。例に出した「8TBのストレージ」であれば、そこに保存するデータの重要性はどの程度なのか。どんなデータも消失はマズいですが、例えば機器のメンテナンスで数時間利用できなくなったとしたら、誰に、どんな影響があるのか。何人が同時に利用し、その際のアクセス権限はどうするのかなど、具体的かつ詳細に物事を考えなければ「どんなスペックの機械が必要なのか」は決まりません。つまり、ケースバイケースです。

なぜこんなことを書いたかというと、こういう要素を何も考えず業者さんに見積をお願いした場合、目的は一緒なのに手段にかかるコストが10倍も違うということが実際に起きてしまうのです。A業者さんは「今どきディスクはSASですよね、バックアップは専用のソフトを使って、それを動かすための物理サーバも要りますね」となるところ、B業者さんは「Windows Server IoT 2019 for Storageを搭載したNASがあればいいですよね」となる。こういうことって、本当によく起きていると感じています(だからチェックも必要)。これが例えば、見積の対象が車だったとしたら、車種名やメーカー名を聞くだけで「私が欲しいのは軽自動車で、そのような高級セダンではありません」となりますが、ICT機器はメーカーや型番だけ見ても何のことだかわからないということが本当に多すぎます。

一方で、注文の仕方にも問題があって、「とにかく安心で安全、絶対に止まらないもの」と頼んだのならコレが来て当たり前、逆に「そこまで信頼性は高くないものでコストを下げたい」と頼めばソレが来る世界。難しいですね。何を書きたいのかわからなくなってきましたが、何年この部署で働いていても、この部分は本当に悩ましいなと思うのです。

USBメモリ8TB分のUSBメモリは極端な例ですので気にしないでくださいね

(投稿者:ちゅん)

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