コロナ禍の総合学習

秋晴れの涼しい日が続いていて、稲穂が実るのどかな景色の八雲町から
月末担当びっくが投稿致します。

先週、ある小学校から総合学習を実施したいとの相談があり、
授業内容は役場の4つの課の業務内容をQA形式で学びたいとの事でした。

普段であれば、児童が役場で各課の職員に質問して回答してもらう形式で実施できますが
コロナ禍ではそうもいかず、困ったときの「オンライン」で実施が決まったそうです。

我が係にはオンライン会議のセッティングの依頼がありました。

最初に話を聞いた時には、4つの課の職員が一室に集まってオンラインで話をすると思ったのですが、よくよく話を聞いていくと、4つのミーティングルームを準備して、別々に話を聞きたいとの事でした。
庁舎内で4か所同時のオンライン会議の実績はありません・・・・。
端末の問題はありませんが、場所の確保が心配です。

最悪、1つの課くらいは、学校が役場の隣で距離も数メートルしか離れていないため、
窓越しに会話するのも有りか?これもコロナ禍での新しい形か?
との考えが一瞬頭をよぎりましたが、何とか、普段は使わない休憩室を利用したりして場所の確保はできたようです。

先週末に当日使用する端末で、会議場所での接続テストを終えて、準備万端!

本番は今週との事で、私が協力できるのはオンライン会議のセッティングまでですので
担当する職員には画面越しでも児童達にわかりやすく説明できるように頑張って頂きたいと思います。

20210927初見の方と対面よりも画面越しで会う機会が増えました。

(投稿者:びっく)

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リモート会議のトラブル増加

ども。
10月の体育の日が無くなっていることに気がついてがっくりしている担当ちゅんです。

毎日のように役場各所でリモート会議が開催されるようになりました。これまで幾度かブログで報告してきたように、我々の部署は職員のリモート会議環境の構築を手伝っています。会議が行われる前に「準備をお願いしたい」と相談があれば、機材のセッティングから会議の参加まで、手厚いサポートをしているつもりです。

しかしながら、一度でもリモート会議をやったことがあれば「なんだ、特に難しいことはないんだな」と気がつくはずです。端末やネットワークなど物理的な部分さえクリアできていれば、相手から示されたIDとパスワードで接続するだけです。そして、これはどんなミーティングツールを使っていても、作法はほとんど同じです。
そんなわけで、最近では我々に特に連絡を頂かず、各自リモート会議を行うことが増えてきました。このこと自体はすごくいいことで、我々の支援はリモート会議が一般化するまでの間の一時的なものと考えています。

しかし、このところ「会議中なんですがうまくつながらないので助けてください」といったSOSが増加傾向です。

本来はインターネットに接続された端末が必要なのに、それが分からずにLGWAN環境の端末から接続しようとしていた例や、マイクとスピーカーの調子が悪くて会議にならない例など、本番中に相談が寄せられるので我々も焦ってしまいます。
本日は、相手から指定したツールで会議に参加したものの、音声に接続できないというトラブルが発生。原因は当方のネットワーク設定にあることは一目瞭然でしたが、これを今すぐ対処するのは不可能。そして時間が刻々と経過し、会議が半分以上終わってしまった頃、ようやく代替の方法にて「参加」となりました。

「なぜ事前に連絡を貰えなかったの?」と聞くと、多くは「以前やったときは問題なかった」という答えが返ってきます。確かに、そういう面はあります。今回問題になった某大手Web会議ツールはその代名詞的なもので、とにかく仕様変更のたびに、我が社ではうまく通信ができなくなります(同業者ならば「あれだ」とお分かりになるかもしれませんね)。
「相手からこのツールを指定されました」と言われれば、参加者であるこちら側としてはそれに従うのがマナーだとは思うのですが、内心「そのツールはやめてほしいな」と思うこともあります。やはり、いくら慣れていたとしても、大切な会議の前にはテストをしてみるという事は大事だということでしょうね。

ChromebookChromebookを門前払いするツールも

(投稿者:ちゅん)

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LINEの準備に追われる

ども。
時間の過ぎ去り方が早まっているように感じる担当ちゅんです。

当町が10月1日から開始する予定の「八雲町LINE公式アカウント」の運用。先日、この話題をブログに書いたところ、すぐに同業者(なんと道外!)からお問い合わせもいただきました。やはり、注目度の高い取り組みなのでしょう。

開始予定日まであと2週間。本日は構築業務を委託している業者さんとオンラインで会議を行い、進捗状況やスケジュールなどについて確認を行いました。
私は、町のホームページの立ち上げやリニューアルにもたずさわってきましたが、その時の経験が今回のLINE運用にも大いに役立っていると感じます。肝はシステム構築そのものではなく、「いかに多くの職員を巻き込んで全庁的な取り組みにできるか」ということだと思います。

ただ、どうしてもサービス開始までは細かい仕事が山積みになります(これもホームページに似ています)。昨日は公式アカウントのプロフィールページの編集を行っていました。幸い、自治体によるLINE公式アカウントの運用に関しては全国にパイオニアがたくさんおられますので、我々がゼロから考えて何かを生み出す必要は全くなく、先進自治体の取り組みを見本にしながら作業を進められます。そういう意味では、かなり楽をさせてもらっていて感謝です。

この取り組みは、最終的に「いかに友だちを増やすことができるか」が最大のミッションとなります。この部分については経験がありませんので、打ち合わせをしていても「たぶん」「きっと」「おそらく」が連発となるのが厳しいところですが、「便利なものは使ってくださるはずである」と信じて、今は目の前の仕事をどんどんこなしていくのみです。いいものを作ります!こうご期待!

LINEこの「友だち」が数千人になることを楽しみにしています(まだ非公開です)

(投稿者:ちゅん)

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フルコントロールの罠

ども。
向こう1ヶ月くらいのスケジュールが立て込んできている担当ちゅんです。

久しぶりに・・・というわけでもないですが、学校にまつわるトラブルが発生したのでご報告します。
教育委員会より電話。とある学校で「複合機でスキャナを利用できなくなった」と連絡を受けました。

その複合機はプリンタとしても利用していますので、まず真っ先に確認すべきは「印刷はできていますか?」ということなのですが、今回は私がそれを聞く前に教委担当者から「印刷はできるみたいです」と。すばらしい、徐々にトラブルへの対処法を心得てきているようです。しかし、そこから先はよくわからないとのこと。
次に確認したのは「いつから使えないんですか?昨日は大丈夫でしたか?」と聞くと「どうやら1年くらい使えていないみたい」。
う~ん、なぜもっと早く教えてくれないのか。スキャナの利用頻度が低かっただけなのか、それとも動かないからと我慢していたのか。いずれにしても、せっかく便利な機器が導入されても使えない(使わない)のならば意味がありません。

若干やさぐれながら、調査開始。といっても、ここまで判明していれば調査するまでもなく原因は「あれだろう」と。そして、確認してみて「やっぱり」と。
複合機に設定していたスキャンデータの保存先が、ファイルサーバの共有フォルダの中にありませんでした。その代わり、以前まで使っていたであろうフォルダがリネームされて「07_スキャナ」と数字が付けられていました・・・。
ファイルパスが変更されてしまっているのですから、いくらデータを送ろうとしてもエラーになるのは当たり前です。

このトラブル、毎日のようにスキャナを利用していたらすぐに「あ、あの名前の変更が原因かも」と気がつくようなものですが、やはり利用頻度が低かったのか原因不明として放置されていました。
こういうトラブルが嫌なので、やはり変更してほしくない共有フォルダにはフルコントロールの権限を与えるべきではありませんね。ある時期にそれに気がついて最近は気をつけているんですが、まだ気がつく前の世代の名残りでした。
結局のところ、名前の変更をした方には何の過失もなく、むしろ「リネームをできるようにしておいたのが悪い」と、管理者側のミスになってしまうのが、この業界の辛いところです。

権限設定以後、気をつけます。

(投稿者:ちゅん)

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八雲町LINE公式アカウントの運用準備

ども。
このところずっと内勤が続いている担当ちゅんです。

早くこの話を書きたくてしょうがなかったのですが、ようやく書くことができるようになりました。八雲町ではこの秋からSNSであるLINEを使った情報発信を行うこととなり、我々がシステム構築の担当となりました。

導入するのは、LINE Fukuoka株式会社が自治体向けにソースコードを無償公開されている「LINE SMART CITY GovTechプログラム」という仕組み。同社が福岡県福岡市のLINE公式アカウントに携わるなかで得られた開発知見を活かす取り組みということで、本当にありがたく感謝しております。

役場としての導入決定に至るまでのプロセスは、驚くほど速かったです。道内の同業者から「こういうものがあるよ」と紹介され、実際に触ってみて「これだっ!!」という感覚があり、それを上司に説明。他の自治体が運用中のアカウントと友だちになりつつ、我々も実際にデモ画面を用意。その後、多くの職員に見てもらいましたが、皆さん一様に「すごい」「これならこういう活用方法がある」「可能性が広がる」と大絶賛。そんなわけで、正式に導入が決定し今に至ります。

簡単に説明してしまえば、必要な情報は「探す」のではなく、これからは「お届けする」ということになるかと思います。これぞ、自治体DXではないでしょうか。

行政が日々発信する膨大な情報を効率よく受信していただくために、利用者があらかじめ「情報を受け取りたい分野」を選ぶことができる(セグメント配信)機能が用意されます。この機能をうまく活用することで「こんなに頻繁にメッセージを送られたら迷惑」と感じることなく、必要な情報を確認することができます。
また、防災機能では今いる場所から一番近い避難所を検索できたり、そこまでの経路の表示、ナビも可能。災害はいつ発生するかわかりません。もし出先で被災したときに、どこに避難すればいいのかが一目瞭然です。

町では、10月1日から一部の機能だけを公開する「プレオープン」を予定しており、近日中にホームページでお知らせできる予定です。当面は町からの緊急のお知らせの受信と防災機能のみの公開となりますが、鋭意構築作業を進め、なるべく早い段階で機能を開放していきたいと思います。
具体的なご案内まで今しばらくお待ちいただき、公開後はぜひ「友だち」になってください。よろしくお願いします!

開発中の画面※画面は開発中のものです

(投稿者:ちゅん)

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