ども。
夏休みを取っていたこともあって、2週間も更新できていませんでした。担当ちゅんです。
実は今年度、道庁が実施している「自治体情報システム標準化等推進事業」で、1年間、アドバイザーとして活動することになりました。私のようなものがアドバイザーとはおこがましいにも程があるというものですが、この事業の趣旨が「システム標準化のほか、自治体DXの推進などについて、自治体からの希望に応じて必要な支援を行う」とされていて、もし、私が日頃職場でやっている業務や、そこから得られた知見、計画している事業などについて、誰かの参考となったり役に立つような状況があるようならばお手伝いしますと。そういう意味では、このブログを運営している趣旨とも同じなので、個人的に断る理由はないのです(もちろん、職場の理解も得られました)。
先日から、複数の自治体を訪問して、支援業務を開始しています。八雲町役場以外の役場庁舎に、勤務時間内にお邪魔をする機会というのは多くありません。まして、近隣の自治体であればまだしも、少し距離の離れた自治体ともなれば、内心ドキドキです。
たまに企業の営業さんが「突然の訪問で申し訳ありません」とアポ無しで庁舎を訪問されることがあるのですが、あれもこんな気持ちなのか、であれば今後は「ようこそ!」と笑顔で出迎えなければ・・・など、自分が同じようなことをやってみて初めて分かる心境です。
ですが、そんなドキドキは一瞬で終わりです。開口一番で先方から「いつもブログ見てます」と言われた確率が今のところ100%。昨日訪問した自治体では「ちゅんさんが来ましたよ~」と周りの職員にも紹介している始末(本当に「ちゅんさんが」と言っていました)。私としては「恐縮です・・・」としか言葉を出せませんでしたが、心の中では嬉しくて飛び上がって喜びたい気分でした。
こちらは「初めまして」で間違いないのですが、相手は「いつも見ています」という一方通行の関係、とても不思議です。それだけではなく「PCのキッティングは終わりましたか?」「365の運用は順調ですか?」など、こちらが今手掛けている仕事の詳細を把握されていて、話が早いどころの話ではありません。良い意味で「怖い」です。
でも、そうなるともう皆さん「友だち」です。初対面ではありますが、終始、自分のペースで着飾ることもなく普通にお話ができて、改めてこのブログの大切さを実感しています。
肝心の内容についてはここには書きませんが、とにかく(私を含めて)自治体DXの担当になった方は日々自問自答しながら孤独に頑張っておられます。そんなときに「ねえ、これってどうやったの?」と気軽に聞けるような仲間が近くにいるかどうかって、本当に大きなことだと思います。自分にできることは、もしかしたらそんな「ねえ、」って話ができる人になることなんだろうと、そう感じています。
道中でその土地のおいしいものを買って昼食にするのも楽しみの一つです
(投稿者:ちゅん)