ども。
年末の来客の多さに驚いている担当ちゅんです。
すでに多くの自治体では着手されているかもしれませんが、当町でも昨日ようやく「手続きのオンライン化」に向けた庁内での打ち合わせ会議を行うことができました。
国が示している「自治体DX推進計画」に記載のある、31の手続きをマイナポータル(ぴったりサービス)に公開して、オンラインから手続きして頂くことができるようにする取り組みです。
今回対象となっている部署は保健福祉部門、児童部門、介護部門、防災部門と多岐に渡ります。しかも、保健福祉部門は自治体における新型コロナ対策の最前線、児童部門は年内に支給される子育て臨時給付金の担当ということで多忙を極める中、さらに業務が増えてしまう案件を持ち込むことに若干の(いや、かなりの)申し訳なさを感じつつも、オンライン化する意義や目的、課題などについて1時間程度じっくりと話し合いました。
手続きをオンライン化するにあたっては、あらかじめ国がシステムにプリセットしている「標準様式」と呼ばれるテンプレートを利用してもらう方式をとることで、手続きを簡単に開始でき、また外部サイトとの連携も動作(API連携)するのでメリットが大きいものです。我々としては、できればこの標準様式を利用することにしてほしい、業務が合わないようであれば業務の方を様式に合わせる努力をお願いしたいと伝えました。しかし、原課としては国の様式だけでは不足する情報を別途独自の項目を用意して確認していたりするケースがあり、事前に想像はしていましたが、やはり一筋縄ではいかなそうです。
この「標準様式に合わせてください」という部分は、こちらの説明の仕方が悪ければ、あたかも「あなた方は本来要らないものをわざわざやっているので中止するように」と伝わってしまう可能性があるので気をつけました。自治体では、住民サービスを向上させるために様々創意工夫しています。そのことを「不要なもの」という意図は全くなく、むしろ「標準化というけど、それによって自治体独自の工夫が失われる点はどうやって消化したらいいのだろう」と悶々とします。
全国一律に、同じ様式で手続きが行われることのメリットは十分に理解しているだけに、その間で板挟みにあう苦しみを味わっています。さて、これからどうやって進めていこうかな。
パワポの資料を使って説明。まいなちゃんが可愛いですね。
(投稿者:ちゅん)