電柱探し

夏季休暇でリフレッシュして元気一杯の月末担当びっくです。
北海道に戻ってきて初めての夏季休暇は連日温泉に入り、甥っ子を虫取りに連れて行き、
アウトドアな毎日を過ごしました。
東京で過ごしていたら、サブスクの動画配信サービスを一日中冷房の効いた部屋で見ているだけなので、非常にアクティブな短い夏を経験できたと思っております。

さて、昨日と本日の二日間で、とある事業の現地調査を実施しました。
対象エリアは八雲町全域と非常に広大な範囲になります。

作業内容は地図上に表示されている対象の電柱まで行き、そこにある家屋が空き家なのか居住中なのかを判断します。

皆さん御存知でしたでしょうか?
電柱にもそれぞれ一意の番号が振られており、それが記載されたプレートが貼ってあります。
注意して見ないと全然気づきませんよね。私も今回初めて知りました。

地図には道路が表示されていないので、カーナビ上の地図と照らし合わせながら、場所を絞り対象の地点付近に到着すると電柱を一本一本チェックして電柱を特定します。
車を止め、電柱のプレートチェックの繰り返しです。

牧草地帯にポツンと有る一軒家や、舗装もされて無い山奥で、草木がうっそうと茂っている道なき道を何キロも登った先に目的地があったりと、八雲町全域を駆けずり回りました。
ヒグマに注意の看板を何度も見かけましたが、ヒグマに遭遇する事も無く、
糞を見かけただけ(何らかの動物の糞を勝手にヒグマと決めつけただけです)で済みました。

二日で400キロ弱と結構な距離を運転して疲れましたが、
貴重な経験ができました。

20210817

非常に長い番号が振られている電柱もありました。

(投稿者:びっく)

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消防署は究極の24H365D

ども。
コロナ禍により熊石地域のお祭りも中止、気を落としている担当ちゅんです。来年こそは・・・。

先日、消防署から電話がありました。「通信指令室で使っている大型のモニタが故障した」とのこと。このモニタですが、調達時に私が仕様書を作成したのでよく覚えています。用途としては119番の通報を受けた際に、通報者の住所から地図を表示させたり、消防署員の招集を行うためのツールを表示させたりする重要なもの。私は常々「機器がもし故障した場合、まず確認すべきは人の命に関わるかどうか」と言い続けています。今回の場合、万が一119番通報を受けたタイミングで完全に故障したら、それこそ人の命に関わる重大トラブルになってしまいます。

急ぎ現地に向かって状況を確認。43インチの4K高精細モニタが2台、うち1台の画面が全体的に暗くなっていて、さらに数か所が圧迫痕のように白く光っています。署員に話を聞くと「最初は画面全体が激しくフラッシュしたようになって、それが収まったらこの状態になった」とのこと。辛うじて画面は確認できるものの、一歩間違ったら本当にモニタが使用不能になってもおかしくありませんでした。
※なお、そういう事態になっても対応できるよう、消防署では代替手段をしっかり用意されているとのことで安心です。

故障状態を確認しつつ、ふと、もう1台のモニタを見てみると、そっちも薄っすらと帯状に暗い箇所が・・・。同時に導入したモニタが2台とも故障。ちなみに、確認したところ導入は3年前でしたので故障にしては早すぎるんじゃないかと思いながらも、よく考えてみれば消防署は究極の「24H365D」。通常の利用では1日8時間で3年間使うとすれば8,760時間となるところ、消防署ではその3倍、26,280時間も使っている計算になります。つまり、9年間の利用相当ということで、これでは壊れるのも致し方がないですね。

今回のモニタは、このようなことも事前に十分想定できましたので、5年間の無償修理保証を付帯していました。これには手前味噌ですが3年前に仕様書を作成した自分に「グッジョブ」。無事に修理を手配し、完了するまでは万が一のことがあっては困りますので代替のモニタを配備し、ひとまず一件落着となりました。この現場に限ったことではありませんが、やはり重要設備には「予備」や「冗長」が必須だなと再認識しました。

壊れたモニタ写真だと判りづらいですが、白っぽいところが光っていました。

(投稿者:ちゅん)

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俺、またやっちゃった・・・

ども。
オリンピックの閉会とともに夏が終わってしまったような気がしている担当ちゅんです。

先週までの猛暑はいったい何だったのでしょう。そのくらい、今週に入っていきなり涼しくなった北海道。本州では「最高気温が40度超え」といったニュースを見るので、ちょっと信じられない思いです。

そんな中で、昨日、私はお休みを頂いており、びっく氏が一人で執務にあたっておりました。
これまでの歴史で、どういうわけか私が休んだり出張でいなかったりしたタイミングでトラブルが起こるということを繰り返してきた我が社。偶然にしては回数が多すぎるような気がしていて、気持ちが悪いです。

こんな書き方をすればもうお察しがつきますよね。朝、携帯電話に入電。相手はびっく氏。「インターネットの仮想サーバが朝から立ち上がってこない」。
もう、話を聞いた瞬間に鳥肌が立ちました。「俺、またやっちゃった・・・」

このサーバですが、日常的に不具合が頻発しているものではなくて、私の記憶を辿っても最後にトラブルが起きたのがいつだったのか忘れてしまうほど順調に稼働していたものでした。よりによって、また私の不在時に大トラブル。瞬時に頭の中であれこれと対策を立てながら現場に指示を出しつつ、不在にしたことにすごい罪悪感と後ろめたさを感じました。

「それにしてもどうして・・・。よくこんなことが起きると言われていましたが、まさか本当に起きるとは。もしかして何か仕込みましたか?」と、そんな訳はないだろうという話まで出てきてしまうほどの出来事。結果として、サーバの保守業者さんに迅速に連絡がつき、その後の対応は完璧でしたので、びっく氏の大手柄。こういうことが本当に起こるから、この部署の仕事というのは本当に不思議ですし怖いです。トラブルなど無いにこしたことはありませんが、不在時を狙ったかのように壊れるのだけは勘弁してほしいなと思うと同時に、こういう経験が後任者を育てるのだという気持ちにもなって複雑な気分です。

Hyper-Vそして、出勤後は何事もなく普通に動いているサーバたち。なんか可愛いですね。

(投稿者:ちゅん)

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After GIGA 夏休み編 Part2

ども。
この暑さは異常気象ということでいいですかね、担当ちゅんです。

北海道らしからぬ暑さが続いています。それでも「道外はもっと気温が高いのだからまだマシじゃないか」という話なのかもしれませんが、実際には夏の暑さをさほど考慮していない北海道ではクーラーが無い建物が多く(役場もです・・・)、実質的には北海道の方が暑いという説もあります。

そんな中での力仕事が続きます。本日は某中学校のAfter GIGA案件。撤去が必要なPCの台数は40台(しかもデスクトップ)、プリンタが3台、さらに最も大変なのは「机も撤去してください」。
我々情報部門からすれば、本来であればLANケーブルの処理をしてPC本体を撤去するまでが業務で、机や椅子の撤去は教育委員会の担当ということになるのですが、そこはチームワーク。パソコン教室の最後にしっかりと関わらせてもらっています。

暑さのせいか、思考能力が低下する中で黙々と作業をしていきます。教室から机がすべて運び出されて、がらんとした教室に感無量。・・・ふと、足元を見てみると見慣れない機械が床に転がっていました。「これ、なんだろう」と機械を見てみると、どうやらISDNのTAみたいです。「いつの時代の機械だろうね、撤去でいいで~す」と指示を出して、全ての搬出が完了。いつもの秘密倉庫に運搬して一段落。

日陰で涼みながら休憩していると、その中学校の公務補さんが血相を変えて現れました。「学校の機械警備の通信が止まってしまい、警備会社から連絡が来た」とのこと。

「・・・あれだ。」

結局、どのみち旧パソコン教室に機器を置いたままにはできないので、後日配線作業をやり直すとのこと。さらに数日間は通信が不可となるのでその間は警備員さんが巡回警備を行うとのことで事なきを得たのですが、人様に迷惑をかけて暑さのせいでは済まされないなと反省しました。

撤去後のPC教室幸いなことにOAフロアの撤去は免れた模様

(投稿者:ちゅん)

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After GIGA 夏休み編

ども。
夏らしい暑さもあと半月もしたら終わってしまうのでしょうね、担当ちゅんです。

今年はコロナ禍で地域のお祭りもなく、花火を見ることもないせいか、なんとなく季節感がありません。ですが、小中学校は夏休みの真っ最中なんですよね・・・。この期間を利用して、GIGAスクール構想の実現によって不要となった各校のパソコン教室の復旧作業が本格化しています。

本来であればもう少し使えるスペックの端末ですが、ウイルス対策や資産管理のために維持していくだけでコストがかかっていくという事情もあって、八雲町ではやむなく従前端末は全撤去の方針です。学校を訪問し、端末やLANケーブルなどを撤去していきます。

それにしても、無人になった夏の校舎の暑いことといったらありません。これはたまたまかもしれませんが、学校のパソコン教室って校舎の2Fとか3Fにあることが多くて、もう本当にサウナ状態になっています。
先日訪問した学校では、理科を担当する教諭の方に立ち会ってもらいましたが、暑い暑いと言いながら仕事をしていると「暖かい空気は膨張して密度が小さくなるから冷たい空気よりも軽くて・・・」と。本当にそれです。ぜひこの自然現象を生徒さんとも共有したい、そうしたら絶対に忘れることがないだろうと思いました。

さて、その作業の戦利品として、我々の部署には山のようなノートPCが積まれています(デスクトップPCは秘密の倉庫に隠してあります)。これは廃棄処分と言いながらも、もちろん使えるうちは最後まで使います。実はこの案件で山のように端末が出てくることはあらかじめ見越していて、すでに「あんなこと」「こんなこと」に利用しようと作戦を立てている状況です。
これから時間を見つけては端末に手を入れていく日々が始まります。私たちにとっては本当にありがたいAfter GIGAです。

撤去してきた端末すでに次の行き先が決まっている端末

(投稿者:ちゅん)

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