謎のサーバ撤去

ども。
不意の外勤で予定の業務が大幅に狂ってしまった担当ちゅんです。情報部門あるあるですかね・・・。

そんな中のひとつ。とある部署から「これ、なんとかなりませんか?」と相談を受けました。「これって、もしかして、これ?」と、私が指差した先には謎のサーバ。電源が落ちていて鎮座しているならば、とりあえず別な部屋にどかしておきましょうかとなるのでしょうけど、あり得ないことに電源は入ったまま。「何に使っていたのですか?」と聞いても「自分は分からないし、周りの職員に聞いてもはっきりとしない」と。どうなんですか、やばすぎます!

そこから、わずかながらの手掛かりを得て、色々な職員にヒアリング。一体、このサーバは何に使っていて、そして今はどんな仕事をしているのか。
・・・もう結果を書いてしまいますが、最終的に「誰が設置したのか」という部分は判明しました。しかし、このサーバを今も使っているのかについては誰も答えられない。
長年、情報部門で働いてきましたが、我々の預かり知らないところで謎のサーバが動作しているなど初めてです。調べてみると理由は何となくわかって、それはここでは大人の事情で書けないのですが、書けるとしたら「〇〇設備一式」として納品された一部で、その設備をリプレイスした際に残骸として残されてしまった・・・という話のようです。

それにしても、謎のサーバほど怖いものはありません。一応、今は本当に仕事をしていないのかをアレコレ見て確認。ぼんやりとですが、問題なさそうということまでがわかって、意を決してシャットダウン。何かが起きても僕らのせいではありませんよ!と予防線をたくさん張りながらやりました。恐ろしい業務です。

八雲町では、新しい機器が導入される際に、必ず情報部門への確認と合意を得ることがルールとなっています。その理由は今回のようなことを未然に防ぐということが一番の理由です。しかし、現場の担当者もわからないうちに、うっかりサーバが導入されていた(あり得ない話でもない)ということが起きるから恐ろしいです。昨今はシステムの多くがクラウドで動作するようになり、オンプレのサーバを見かけることは少なくなりましたが、だからこそ「まだどこかにあったりして・・・」と不安になったりします。

謎のサーバ一応、職場で再確認中。ファンの爆音に周囲の職員からは冷ややかな視線が。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | 2件のコメント

期日前投票所の準備

ども。
小学生の子どもは秋休み(八雲の学校は2学期制)ですが、私は仕事。担当ちゅんです。

すごく久しぶりな感じがしますが、本日は期日前投票所で利用するシステム環境の準備を行っていました。「衆院選の準備をもうやっているのか」と思われるかもしれませんが、そうではありません。当町では10月17日投開票で八雲町長・町議会議員選挙が行われるのです。

これまでも従事者が操作する端末は我々情報担当がセットアップしてきましたが、今回からは新システムが導入となり、今までのノウハウがいったんリセットされた状態です。
町では、今年度から基幹システムに庁舎外からアクセス可能な環境を構築しており、その端末を利用して選挙事務を行います。ハードディスクを抜いたノートPCをUSBメモリを使ってブート、そこからさらにリモートデスクトップ接続してデータセンターのサーバに接続、VDIを利用するものです。

役場で行った事前テストでは何の問題も無かったので、すっかり油断した気持ちで現地作業を行っていました。全てセッティングが終わり、職員にシステム操作方法を説明。
「システムが起動したらここにあるアイコンからリモートの画面を出して、このように接続します」と説明したところで画面にエラーが。何度やってもサーバに接続できず、説明を聞いてくれていた職員も「一度席に戻っていいですかね」といった具合で、一気に冷や汗が吹き出します。

調べてみると、ネットワーク的にはちゃんとサーバまで通信できているようで、それにも関わらずリモート接続できない理由がわかりません。あれこれと調べ、どうしても解決できずに保守業者さんに連絡。すると「端末をネットワークに接続した際に、セキュリティシステムが不正端末として検知していた」と。事前に登録された機器以外をつないだ時に通信を遮断するシステム、確かに入っていました。ある意味ではセキュリティシステムがちゃんと動いていたことをテストすることができましたが、正直、非常に焦りました。

選挙には失敗が許されませんし、期間中、万が一のことがまだまだ起きるかもしれません。今回の件は、自分の心の中にあった「油断」が招いたトラブルなんだと肝に銘じて、以降万全の態勢で臨みたいと思います。

シンクラ端末古いノートPCもシンクラ端末としてばっちり蘇りました

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

公式LINEアカウントの広報に勤しむ

ども。
上司から「LINEのことで頭がいっぱいだな」と言われてしまった担当ちゅんです。事実です。

そのようなわけで、10月1日のサービス開始以来、とても多忙な日々が続いています。サービス開始前はコンテンツの準備など仕掛け(システム)の部分、開始後は各方面への説明会の開催と、なにより大切な広報周知。せっかくの取り組みも、肝心の「友だち」が増えないのであれば何の意味もありません。これまでも、私は「一体何屋なの?(少なくとも行政職員ではない)」と言われることが多い働き方をしておりましたが、ここ数日はそれが加速していて、自分でも「俺は何屋なんだ」と感じるほど特殊な業務が続きます。

ですが、それもやむなし。広報周知のためにポスターをつくる必要が出てきましたが、これだって、ただ黙っていて誰かがやってくれるものではありません。いざPhotoshopを起動し、色々と部品を組み合わせてポスターらしきものをつくってはみたものの、どうもしっくりきません。どうしたものかと悩んだ結果、ここは行政職員らしく行政職員の道具である「Word」でつくってみることに。
普段から使っている道具だけのことはあって、何の問題もなくそれっぽいポスター完成。シンプルなものをつくるなら、画像編集ソフトよりもワープロソフトの方が楽ちんですし、ある意味優れています。

次は、ポスターの図柄をリサイズし、小型の「卓上旗」を作成。旗竿は、過去に別な事業の目的で利用されていたものを貰ってきて再利用。これも、傍から見れば「何やってるの?」という話かもしれませんが、黙っていても始まりません。再利用品を使うので経費もゼロ。とにかく、手探りですができることは何でもやります。

現在、公式アカウントの友だち数は349人。1日平均で50人ずつくらいの伸びとなっています。このペースだと10日で500人、100日で5000人に到達することになるのですが、そう簡単にいくものではありませんよね。まだまだ始まったばかりではありますが、こういうのは初動が大切ですから、形振り構わずあの手・この手でPRし、ぜひ多くの方にご利用いただければと思います。
しつこいですが、またここにも「友だちになる」リンク、おいておきますね。引き続きよろしくお願いいたします。

机上旗紙で作ったようには見えない出来栄えでした@噴火湾パノラマパーク

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | 2件のコメント

あっという間に1年

LINE公式アカウント周知活動で大忙しのちゅん氏に代わり、月末担当びっくが投稿致します。
10/1は当町の「開庁記念日」でしたが、私が役場に入って1年のアニバーサリーでもありました。

思い起こせば昨年9月、業務の引継ぎ作業と引越しの準備に追われ、魔の1ヶ月を過ごし
北海道に戻ってきたのが、遥か昔のようです。

家を探す時間も無かったため、実家から車で通勤していた去年の秋は、
都会の通勤時間に比べたら全然楽じゃん!と感じていましたが、
役場から数分の距離に家がある現在は、通勤時間という概念が無くなってしまいました・・・。
慣れって怖いですね~。

この1年間は充実している証拠で、30代で1番時間の流れが早く感じました。

周りの職員からは、まだ1年?と言われることが多く、
職場に馴染んでるって事だとポジティブに解釈しながらも、オジサンでフレッシュ感ゼロだからか・・・とネガティブな悲しさも感じてしまいます。

役場2年目に突入しましたが、初心を忘れず日々精進していきたいと思います。

話は変わり、本日はWindows11のリリース日でした!
役場で最もWindows11にアップデートできる可能性がある端末でWindows11デビューしようと思い
午前中に一応確認との事で、Windows11との互換性ツールを実行した結果、

「このPCは現在、Windows11システム要件を満たしておりません」の表示

残念!!

朝からテンションが下がってしまいましたが、いつの日かWindows11デビューを果たしたいです。

20211005

リリース前に確認しておけばよかった・・・・

(投稿者:びっく)

カテゴリー: 未分類 | コメントする

八雲町LINE公式アカウントの運用が始まりました

ども。
本日は当町の「開町記念日」です。担当ちゅんです。

その開町記念日に合わせて、このたび八雲町では「LINE公式アカウント」の運用を始めました。私は運用にあたって技術面での担当者であり、まずはこの日が迎えられたという事で最初の大きな山は越えられた、そんな気持ちです。

まずもって、ぜひとも八雲町LINE公式アカウントと「友だち」になっていただきたく、こちらでもPRしておきます。町外の方でも登録は可能ですので、どうぞよろしくお願いいたします!

友だちに追加する

来春までの間は「プレオープン期間」と位置付けており、利用できる機能は防災機能と新型コロナ関連情報へのアクセス、一斉配信の受信に限られます。これからコンテンツの作り込みを進め、徐々にアップデートしていくことになっています。
この公式アカウントの真価が発揮されるのは、希望したカテゴリーの情報だけを受信することができる「セグメント配信」が始まってからになると思っていますので、4月1日の本格運用を楽しみにお待ちいただければと思います。

今回、LINEの運用に携わっていて、気がついたことがあります。それは、従来の「ホームページ」による情報発信は、もう若干時代遅れになりつつあるのではないかと。情報発信する側にしてみれば「ホームページに掲載をした」ということで情報提供は完了という意識になりがちですが、利用する方の立場で考えれば、わざわざホームページにアクセスをしてトップページの新着情報からコンテンツを探して・・・という手順が不親切極まりないように感じられてきたのです。これからはもう一歩踏み込んで「あなたが興味のある情報をこちらで公開しました」と直接ご案内する、そういう時代が到来しているのだろうと思います。そういう意味ではホームページが時代遅れなのではなく、トップページという概念が時代遅れという話なのかもしれませんけどね。

もちろん、LINEを利用するかどうかは個人の自由ですし、もっといえばスマホを持つか持たないかも自由です。町としては、LINEを使えない町民を置き去りにするという意識は全くなく、これまでやってきた取り組みはこれまで通りに、そして、それに+αとしてLINEを運用することで、より充実した情報発信を行いたいと考えているところです。
多くの自治体ですでにLINEは運用されていますが、そうした先輩方の姿も参考にしながら、これから努力していきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

LINE初心者が運用しますので温かい目で見守っていただければ幸いです

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | 2件のコメント