ども。
年内、私は最後の投稿。本年もお世話になりました。担当ちゅんです。
振り返ってみると、今年はGIGAスクールの運用から始まり、それに引き続いて新型コロナワクチンの予約業務、そしてLINE公式アカウントの開始と、どれも年度当初には想定していなかったような業務ばかりに追われました。つまり、2021年は「自治体DXの年」だったといえると思います。
そんな年の瀬ですが、教育委員会から「GIGAスクールで撤去となった機器を廃棄したい」と連絡がありました。正確に言えば、GIGAスクールで機器整備が行われた後に実施した旧パソコン教室から出た機器の廃棄ということなのですが、その存在をすっかり忘れていました。
それらの中にはまだまだ使える機械がきっとあるはずで、全てを廃棄するなんてとんでもない話です。すぐに町内某所の倉庫に向かい、宝探しを開始しました。
目の前には役割を終えた機器がずらり。手始めに液晶モニタの品定めを始めました。貧乏性な我々は思わず「全部残しておきたい」と言ってしまいそうになりますが、そこはぐっと我慢。しきい値を「HDMIポートがあるか否か」として、HDMIポートがないモニタは廃棄処分とする方針としました。実際、もったいないと保管しておいたところで具体的な使い道が決まっていないもの。HDMIポートがあったとしても「本当に残しておく必要があるか?」と自問自答しながらの作業です。
次に手をかけたのはスイッチ類。この基準は明快で「100BASEのスイッチは廃棄、GIGAならキープ」です。しかし、これまた100BASEでもPoEが使えるスイッチがあったりしてグラっときます。気を確かに持ちながら、断腸の思いでさようならをしていきます。同様にプリンタ、スキャナ、ソフトウェアなどなど、全ての機器の品定めを終えました。
一応、これは言うまでもないですが、これらの機器は全て耐用年数を経過しているもので、通常は迷うことなく「廃棄」すべきもの。「まだ使えるから」と残しておいたとしても、役場のメインの業務に再投入することはありません。ただ、緊急的に端末を用意しなければならない場面であったり、一時的にモニタが必要になったりするケースというのは結構な頻度で出てきます。そういうときに困らないように、常に一定の在庫を持っておくことは大切なことだ・・・と思っています。乱雑に置いておくとただのゴミにしか見えないので綺麗に整頓しつつ、一部は役場に持ち帰りました(が、保管場所が無くて困っています・・・)。
持ち帰った宝の山。使い道は決まっていませんが、捨てることはできませんでした。
(投稿者:ちゅん)