ども。
一日があっという間に過ぎ去っていく担当ちゅんです。
新型コロナワクチン接種の予約受付を担当されている保健福祉部門から問い合わせがありました。「予約受付センターに従事する職員が別な仕事もできるように業務用のLANを引いてもらえないか」とのこと。もはや、我々は「新型コロナ対応のため」という枕詞がついた時点でノーと言わないことにしています。今回も、回答はもちろん「すぐに対応します」です。
この受付センターは立ち上げ時に苦労しました。当時、Webで予約を受けられるようにシステムを導入することまでは決まっていましたが、具体的なネットワークの仕様が見えない中で準備を進めなければならないという状況で、我々が出した結論としては「よくわからないから全部のネットワークを持っていこう」。結果として、使わないネットワークが出てくるかもしれませんが、それは使わなければいいだけ。全てのネットワークを束ねるVLANを作り、一気に目的の部屋まで通信を確保したのでした。
今回は偶然にも、そんな使わない予定だったネットワークに日が当たりました。先方から「大変なことを頼んでしまって申し訳ない、で、いつ頃できますか?」と聞かれましたが「こんなこともあろうかと、あらかじめネットワークを準備していました」と、偶然なのにあたかも想定内であるかのような口ぶりで話をし、さっそく現地へ。すべきことは単純で、VLANのスイッチから目的のネットワークを取り出し、その先に無線APを取付けるだけです。
普段は関係者以外入室しない場所なので、工事も手間を最小限に。壁にネジを打ち込むのも省略して、ガムテープで機械を張り付けました。これ、私の師匠である元上司92氏が見たら何て言うかな・・・と心の中に顔が浮かびましたが、あくまで仮設なので許してください。
この案件は、依頼されてから実現まで、ものの2日。緊急工事となりましたが今回はたまたまネットワークがあったから上手くいきました。いつもこうであればいいのになと思います。
落下が若干心配
(投稿者:ちゅん)